最近ふと立ち寄ったセブンイレブンでダイソーの商品を見かけて驚いた経験はありませんか。実は今、セブンイレブンの中に100均コーナーがある店舗や100円ショップに対抗した価格設定の日用品がかなり増えているんです。文房具やゴミ袋などの消耗品をコンビニで買うと高いというイメージはもはや過去のものになりつつあるのかもしれません。今回は私が実際に店舗を回って見つけたおすすめの商品や品質の違い、そして気になる価格について詳しく調査してみました。

- セブンイレブン店内で買えるダイソー商品の種類や特徴がわかります
- セブンプレミアムと100均商品の具体的な価格差と品質の違いを知ることができます
- コンビニで買うべきアイテムと100均に行くべきアイテムの使い分け基準が明確になります
- nanacoポイントを活用して実質100円以下で買い物をする裏技が学べます
セブンイレブンにおける100均商品の展開

「コンビニは定価販売で高い」というイメージ、まだ持っていませんか?実は最近のセブンイレブンは、私たちのそんな思い込みを覆すような売り場づくりをしているんです。実際に店舗を覗いてみると、ダイソーのロゴが入った商品が並んでいたり、セブンプレミアムの商品が驚くほど安くなっていたりと、まるで「ミニ100均」のような便利さがあるんですよね。ここでは、実際にどのような商品が展開されているのか、詳しく見ていきましょう。
ダイソー商品の取り扱いがある店舗
最近、SNSでも「セブンにダイソーがある!」と話題になることが増えてきましたね。実際、セブンイレブンの一部店舗では正式にダイソー商品の取り扱いコーナーが設置されています。
私がいくつかの店舗を見て回ったところ、取り扱いがあるのは以下のようなアイテムでした。
- 消耗品系:除菌シート、ポリ袋、排水口ネットなど
- 文具系:テープ、カッター、クリアファイル、付箋など
- 便利グッズ:スマホ関連グッズ、収納小物など
これらはもちろんすべて100円ショップと同じ価格(税込110円~)で購入できます。「わざわざ遠くの100均に行くほどではないけれど、今すぐ欲しい」という時に、24時間営業のセブンイレブンでこれらが手に入るのは本当に助かりますよね。
ただ、全てのセブンイレブンで展開されているわけではないので、近所の店舗が対応しているかどうかは、実際に足を運んで棚をチェックしてみるのが一番確実かなと思います。
祝儀袋や文房具は価格差がほぼない
急に必要になることが多いのが、冠婚葬祭用の祝儀袋や不祝儀袋ですよね。これ、「コンビニで買うと高いから」と無理して100均まで走っていませんか?実はこれ、かなりもったいない時間の使い方かもしれません。
セブンプレミアムの価格設定を調べてみると、驚きの事実がわかりました。
| 商品名 | セブン価格(税込) | 100均価格(税込) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 御祝儀袋・不祝儀袋 | 約118円 | 110円 | 約8円 |
| 一般封筒・ノート | 約118円~ | 110円 | 数円~ |
このように、祝儀袋に関してはその差額はわずか8円程度なんです。移動にかかる時間やガソリン代を考えれば、むしろセブンイレブンで買った方がお得と言えるかもしれません。しかも、セブンの祝儀袋は紙質もしっかりしていて安っぽさがないので、渡す相手に失礼になる心配もありません。
キッチンペーパーは耐久性が高い
料理や掃除に欠かせないキッチンペーパー。これも「消耗品だから安い方がいい」と100均で買っている方が多いアイテムですが、私はあえてセブンイレブンをおすすめしたいです。
セブンプレミアムのキッチンペーパーは税込129円ほど。100均の110円と比べると約19円高い計算になります。しかし、実際に使ってみるとその違いは歴然でした。
ここが違う!セブンのキッチンペーパー
水に濡らしても破れにくい厚手タイプが多く、1枚でしっかり水気を拭き取れます。100均の薄いタイプだと2~3枚使ってしまう場面でも、セブンなら1枚で済むことが多いんです。
結果的に使用枚数が減るので、コスパの面でも優秀なんですよね。「安物買いの銭失い」になりたくない方には、ぜひ一度試してほしいアイテムです。
ゴミ袋はダイソー製も選べて便利
ゴミ袋に関しては、セブンイレブン独自の「セブンプレミアム」と、店舗によっては「ダイソー」の商品が並列して販売されていることがあります。これがすごく便利なんです。
セブンプレミアムのゴミ袋は、30Lや45Lといった「よく使うサイズ」が中心で、枚数も手頃な設定になっています。一方で、ダイソーの棚には以下のようなニッチな商品が並んでいることも。
- 次が使いやすいゴミ袋:ロール状になっていて、交換の手間が省ける人気商品
- ひも付きゴミ袋:結ぶのが楽で、容量ギリギリまで入れられるタイプ
- 特大サイズ:引越しや大掃除で使う90Lなどの大きな袋
日常の燃えるゴミ用はセブンプレミアムで、特殊な用途や便利な機能が欲しい時はダイソー商品を選ぶ、といった使い分けが同じ店内でできるのは嬉しいポイントですね。
コスメは100均より質と色味を重視
最近は100均コスメも進化していますが、やっぱり肌に直接つけるものは品質が気になりますよね。セブンイレブンで買えるコスメ(ParaDoなど)は、正直100均より価格は上がりますが、それ以上の価値があると私は感じています。
特に違いを感じるのが「色味」と「使い心地」です。
100均コスメの注意点
発色が良すぎたり、逆に色が乗りにくかったり、芯が硬くて肌が痛かったりすることがあります。トレンドカラーを試すには良いですが、普段使いにはテクニックが必要な場合も。
対してセブンイレブンのコスメは、「誰でも失敗なく使える」ように設計されている印象です。例えばアイブロウなら、日本人の肌に馴染む絶妙なブラウンが揃っていて、テクニックいらずで自然な眉が描けます。「化粧ポーチを忘れた!」という緊急時だけでなく、指名買いしたくなるクオリティですよ。
セブンイレブンと100均の使い分け術
ここまで見てきて、「何でもセブンでいいのでは?」と思った方もいるかもしれません。でも、やはり「餅は餅屋」。100均の方が圧倒的に有利な商品もあれば、セブンで買った方が幸せになれる商品もあります。ここからは、私の経験に基づいた賢い使い分けのテクニックをご紹介します。
ウェットティッシュは厚手で乾きにくい

除菌シートやウェットティッシュは、迷いどころですよね。100均に行けば、薄手のものが大量に入ったパックが110円で買えます。「とにかく枚数が欲しい!」という掃除用なら100均が最強です。
でも、手や口を拭く用途なら、私はセブンイレブンのものを選びます。価格は160円~170円台と少し上がりますが、以下のメリットが大きいからです。
- 乾きにくいパッケージ:小分けパックになっているものが多く、最後まで乾燥せずに使い切れる。
- シートの厚み:しっかりとした厚みがあり、1枚で十分拭き取れる。
100均の大容量パックは、最後の方カピカピになって使えなかった経験、ありませんか?無駄なく使い切りたいなら、セブン商品の方がストレスがありません。
ハサミなど機能性文具は品質で選ぶ
文房具の中でも、ハサミやカッター、のりといった「道具」に関しては、セブンプレミアム(7PL)の商品が非常におすすめです。これらは佐藤可士和さんがデザインを監修していて見た目がおしゃれなだけでなく、機能面でもコクヨなどの有名メーカーと共同開発しているものが多いからです。
例えばハサミなら「チタンコート」加工がされていて切れ味が長持ちするものや、のりなら「四角くて角まで塗りやすい」ものなど、長く使うことを前提とした高品質な商品が並んでいます。
100均のハサミも切れますが、すぐにベタついたり切れ味が悪くなったりしがち。長く愛用するなら、数百円の違いで数倍の寿命があるセブンプレミアムを選ぶのが正解かなと思います。
nanacoポイントで実質価格を下げる
セブンイレブンでの買い物をさらに100均価格に近づける裏技が、「ポイント還元」の活用です。100均(特に大手)は現金払いが多かったり、ポイント還元率が低かったりすることが多いですが、セブンイレブンには強力な「nanacoポイント」のシステムがあります。
私が実践しているのは、以下のようなポイントの二重取りテクニックです。
- セブンカード・プラスなどでnanacoにクレジットチャージする(0.5%還元)
- チャージしたnanacoで支払う(0.5%還元)
- さらに「ボーナスポイント」対象商品を選ぶ
特に注目なのが「ボーナスポイント」です。店頭の値札に「+10ポイント」などと書かれている商品を選ぶと、実質価格がガクンと下がります。これらを駆使すれば、129円の商品でも実質100均と変わらない感覚で購入できることもありますよ。
24時間営業の店舗で買えるメリット
最後に忘れてはいけない最大のメリットが「時間」です。100円ショップは通常、夜の20時や21時には閉まってしまいますし、大型店だと広い店内を歩き回って商品を探すだけでも一苦労です。
「子供が明日学校で使うノートがないと言い出した」「夜中に急に祝儀袋が必要になった」
そんな時、深夜でも開いていて、コンパクトな店内でサッと商品が見つかるセブンイレブンの利便性は、数十円の価格差以上の価値があります。ダイソー商品も置いている店舗なら、なおさらですよね。
まとめ:セブンイレブンを100均として活用

今回は「セブンイレブン 100均」をテーマに、商品の価格差や使い分けについて解説してきました。改めて振り返ると、セブンイレブンはもはや単なるコンビニではなく、「厳選された高品質な100均商品も買える場所」へと進化していることがわかります。
- ダイソー棚のある店舗なら、人気便利グッズがそのまま買える
- 祝儀袋は100均と8円差。移動コストを考えればセブンがお得
- キッチンペーパーや文具は、少し高くても品質重視で選ぶ価値あり
- nanacoポイントを活用すれば、実質価格差はさらに縮まる
「100円ショップに行かなきゃ」と決めつけず、まずは近くのセブンイレブンを覗いてみてください。意外な掘り出し物や、100均以上にコスパの良い商品に出会えるかもしれませんよ。
※記事内の価格や取扱商品は、店舗や時期によって異なる場合があります。正確な情報は店頭でご確認ください。

