最近ファミリーマートに行くと、以前のTポイントから青と黄色のVポイントに変わったことで少し戸惑っている方も多いのではないでしょうか。私自身も毎日のようにファミマを利用していますが、Vポイントの貯め方や使い方がどう変わったのか、アプリへの登録や連携はどうすればいいのか最初は不安でした。特に今まで使っていた磁気カードが終了するという話や、還元率を最大化するための二重取りの方法などは知っておかないと損をしてしまうかもしれません。この記事では、ファミリーマートでのVポイントに関する疑問を解消し、移行手続きやお得な活用術について私なりの視点でわかりやすく解説していきます。

- TポイントからVポイントへの移行とアプリ連携の手順
- 2025年の磁気カード終了に向けた具体的な対策
- 還元率を最大化する決済とポイントの多重取り戦略
- ファミペイや三井住友カードを活用したお得な裏技
ファミリーマートのブイポイント移行と連携

まずは、多くの方が気になっているであろう基本的な仕組みの変化についてお話ししますね。TポイントがVポイントに変わったことで何が起きるのか、そして私たちが具体的にやらなければならない「移行」や「連携」といった手続きについて、実際の経験を交えながら整理していきます。特にアプリへの切り替えは早めにやっておいた方が良さそうです。
基本的なVポイントの貯め方と還元率
ファミリーマートでのお買い物、ついついお弁当やコーヒーを買ってしまいますよね。ここで貯まるポイントですが、基本的に200円(税込)につき1ポイント貯まります。これは以前のTポイントや、dポイント、楽天ポイントを選んだ場合でも変わりません。還元率で言うと0.5%ですね。
「あれ、思ったより貯まらない?」と感じるかもしれませんが、これがベースラインになります。レジで「Vポイントカード(モバイルVカード)」を提示して、バーコードをスキャンしてもらう。この流れ自体は今までと同じです。ただ、後述しますが決済方法を工夫することで、この還元率を大きく引き上げることができるのがVポイントの面白いところなんです。
ポイント!
まずは基本の0.5%を確実にゲットするために、会計前に必ずポイントカード(アプリ)を提示しましょう。会計後の後付けはできないので要注意です。
便利なVポイントの使い方と利用可能店舗
貯まったVポイントは、もちろんファミリーマートでのお買い物に「1ポイント=1円」として使えます。私も端数の支払いに使ったり、ちょっと贅沢なデザートを買うときに全額ポイントで支払ったりしています。お財布を出さずにスマホだけで完結するのはやっぱり便利ですよね。
さらに、Vポイントはファミマだけでなく、旧Tポイント加盟店(ウエルシアやガストなど)と、Visa加盟店(世界中のお店!)で使えるようになったのが大きな変化です。「VポイントPayアプリ」を使えば、貯まったポイントをVisaのタッチ決済としてコンビニ以外の場所でも使えるので、使い道の幅がぐっと広がった印象があります。
ファミペイアプリへの登録と連携の手順
ここが一番のハードルかもしれませんが、やってみると案外スムーズです。ファミリーマートの公式アプリ「ファミペイ」にVポイントを連携させると、ポイント提示とクーポン利用、そして決済が1つのアプリで完結するのでめちゃくちゃ便利になります。
手順としては、ファミペイアプリ内の「ポイント利用登録」から進んで、Yahoo! JAPAN IDなどでVポイントサイトにログインし、連携を完了させる流れです。ただ、ここで一つ注意点があります。
注意:電話番号認証の壁
連携の途中で、登録している電話番号からの発信(認証)を求められることがあります。昔作ったカードだと実家の固定電話で登録していたりして、手元のスマホからかけられずエラーになるケースが多いようです。登録情報の確認を事前にしておくと安心ですね。
従来の磁気Vポイントカード終了への対策
これは本当に重要な話なのですが、今まで財布に入れていたプラスチックのカード(磁気カード)が、ファミリーマートの店頭では使えなくなっていくんです。公式情報によると、2025年の夏頃には店頭での磁気読み取りが終了してしまうそうです。
つまり、「スマホのアプリ(モバイルVカード)」に移行しないと、ファミマでポイントを貯めることができなくなってしまいます。「まだ先の話だから」と思っていると忘れてしまいそうなので、私は早々にアプリへ移行しました。プラスチックカードはお財布の中でかさばりますし、スマホ一台に集約できる今のうちに切り替えておくのが得策かなと思います。
ポイント付与対象外の商品やサービス
一生懸命ポイントカードを提示しても、「あ、これはポイント付きません」と言われるとちょっと悲しいですよね。ファミリーマートでもポイント対象外の商品がいくつかあります。
- タバコ
- 切手・ハガキ・印紙
- 公共料金や税金の支払い(収納代行)
- ゴミ処理券
- 金券類(QUOカードなど)
特にタバコや公共料金の支払いでポイントが貯まらないのは残念ですが、これは法律や規約上の理由なので仕方ありません。ただ、公共料金については後ほど紹介する「ファミペイ払い」を活用することで、間接的に特典を受ける方法もあるので、諦めるのはまだ早いですよ!
ファミリーマートでブイポイントを貯める戦略

さて、ここからは「いかにお得にポイントを貯めるか」という戦略的なお話です。ただカードを提示するだけじゃもったいない!決済手段やキャンペーンを組み合わせることで、還元率が数倍に跳ね上がることもあります。私が実際に意識している「ポイ活」のテクニックをご紹介します。
Vポイントと決済の二重取りテクニック
ポイントの「二重取り」や「多重取り」という言葉、聞いたことありますか?これは、「ポイントカードの提示」と「キャッシュレス決済」を組み合わせることで、一度の買い物で両方のポイントをゲットする技です。
基本的な形は以下の通りです。
- 提示:モバイルVカードを提示(0.5%還元)
- 決済:還元率の高いクレジットカードやQR決済で支払い(0.5%〜1.0%還元など)
これで合計1.0%〜1.5%くらいの還元率になります。現金払いだと提示分の0.5%しかもらえないので、これだけでもやる価値は十分にありますね。私は楽天ペイやd払いなど、その時々でキャンペーンをやっている決済手段を使い分けています。
三井住友カードOliveで還元率アップ
今、ファミリーマートで最強の決済方法と言われているのが、三井住友カードの「Olive(オリーブ)」やナンバーレスカード(NL)を使った「スマホのタッチ決済」です。
これ、本当にすごくて、対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済(Apple PayやGoogle Pay)をすると、最大7%〜の還元が受けられるんです。通常の0.5%とは桁が違いますよね。私もOliveを使っていますが、アプリでポイントがザクザク貯まっていくのを見るのが楽しみになっています。
豆知識:カード現物はNG?
注意したいのが、プラスチックのカードを直接レジの端末にかざすと還元率が下がってしまう点です。必ず「スマホ」に設定してタッチ決済をするのが、高還元をゲットする条件になっています。
5と0のつく日はファミペイがお得な理由
Vポイントとは少し話がそれますが、ファミマ独自のアプリ「ファミペイ」も見逃せません。特に毎月「5と0のつく日(5日、10日、15日…)」は要チェックです。
この日にファミペイ払いで「POSAカード(楽天ギフトカードやAmazonギフトカードなど)」を購入すると、期間限定ポイントが還元されるキャンペーンがよく開催されています。私はこの日にまとめて楽天ギフトカードを買って、それを楽天ペイの支払いに充てるという「ポイントの錬金術」のようなことをしています。手間はかかりますが、実質的な還元率を大きく上げられるので、ポイ活好きにはたまりません。
ファミマTカード利用者の注意点とリスク
昔からファミマを利用している方の中には、クレジットカード一体型の「ファミマTカード」を持っている方も多いと思います。このカード、かつては最強カードの一角でしたが、最近は少し立ち位置が変わってきました。
もちろん今でもファミマでの利用で還元率は高めですが、先ほど紹介した三井住友カード系の還元率には及ばないことが多くなっています。また、2025年の磁気カード終了に伴い、クレジットカード裏面のポイントカード機能も使えなくなる予定です。「クレカだから大丈夫」と思わず、アプリへの登録や、場合によってはカードの見直しを検討する時期に来ているのかもしれません。
注意
お手持ちのカードの種類や契約内容によって状況が異なる場合があります。必ずカード会社からの案内ハガキやメールを確認するようにしてください。
ファミリーマートのブイポイント活用まとめ

今回はファミリーマートにおけるVポイントの仕組みや、お得な貯め方について解説してきました。ポイント制度の変更や磁気カードの廃止など、変化が激しい時期ですが、うまく適応すれば今まで以上にお得に買い物ができます。
最後に要点をまとめます。
- TポイントはVポイントへ統合。アプリ連携でさらに便利に。
- 2025年には店頭での磁気カード利用が終了。早めのアプリ移行を!
- 基本還元率は0.5%。決済との二重取りで底上げを狙う。
- 三井住友カード(Olive)のスマホタッチ決済なら最大7%〜還元も可能。
- POSAカード購入なら「5と0のつく日」のファミペイがお得。
毎日のように使うコンビニだからこそ、少しの工夫で大きな差が生まれます。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合った方法で、賢くVポイントライフを楽しんでくださいね!
※本記事の情報は執筆時点のものです。キャンペーン内容や還元率は変更される可能性がありますので、最新情報は必ずファミリーマートや各社公式サイトをご確認ください。金融サービスのご利用はご自身の判断でお願いいたします

