毎日のように利用するセブンイレブンですが、実は無料で商品をもらえるチャンスや手数料をかけずに利用する方法がたくさんあるのをご存知でしょうか。レジで発行される無料引換券やアプリに届くクーポンを賢く使えば、おにぎりやコーヒーだけでなく話題の新商品までお得にゲットできるかもしれません。またキャンペーン情報だけでなくATMの手数料を無料にする銀行選びや送料がかからない店舗受取など、知っているだけで日々の節約につながるテクニックも意外と知られていないものです。今回はそんなお得な情報をまとめてみました。
- 1つ買うと1つもらえるプライチキャンペーンの仕組みと攻略法
- アプリのお友達紹介や抽選で無料クーポンを獲得する手順
- ATM手数料やネット通販の送料を完全に無料にする裏技
- ポイント還元率を高めて商品を実質無料にする決済テクニック
セブンイレブンの無料商品とクーポンの活用術
まずは一番気になる「タダでモノがもらえる」仕組みについて解説します。キャンペーンや公式アプリの機能を使いこなすだけで、驚くほどお得に商品をゲットできるようになりますよ。
1つ買うと1つ無料のプライチ活用法
セブンイレブンでお得に買い物をするなら、絶対に外せないのが通称「プライチ」と呼ばれる「1つ買うと1つもらえる」キャンペーンです。これは対象商品を期間中に1個買うと、後日使える「無料引換券」がレシートに印字されるという仕組みです。
ポイントは「発券期間（買う期間）」と「引換期間（もらう期間）」が分かれていること。例えば、今週に対象のビタミン飲料を買っておけば、来週そのレシートを持っていくことで、同ブランドの新商品や別フレーバーが無料でもらえます。対象商品はお茶、コーヒー、エナジードリンクなどの飲料や、チョコレートなどのお菓子が中心です。
驚くべきことに、このシステムには「1会計につき50枚まで」という事実上の上限撤廃に近いルールがあります。つまり、ケース買い（箱買い）をした場合でも、購入本数分の無料引換券が発券されるのです。イベント用や備蓄用にまとめ買いをする際も、プライチ対象商品を選べば倍の商品が手に入ることになります。
アプリの無料クーポンが届く条件とは
セブンイレブンアプリを入れていると、不定期で無料クーポンが届くことがあります。これにはいくつかのパターンがありますが、基本的には「アプリ会員コードを提示して買い物をしていること」が第一歩です。
よくあるのが、特定の商品カテゴリ（例えばおにぎりやサンドイッチ）を一定数購入すると、次回使える無料クーポンや割引クーポンがもらえるキャンペーンです。また、アプリには「バッジ」というランク制度があり、銅・銀・金・プラチナとランクアップしていく過程で、不定期に特典が配布されることもあります。これらは自動的に付与されるので、会計時は必ずアプリのバーコードを提示するクセをつけておきましょう。
友達紹介でコーヒー無料券をもらう手順
2025年現在、特に熱いのがアプリの「お友達紹介キャンペーン」です。これを利用すると、紹介された側はセブンカフェのコーヒーなどが無料でもらえますし、紹介した側も特典がもらえます。
無料クーポンゲットまでの3ステップ
- キャンペーン期間中にセブンイレブンアプリに新規会員登録する。
- 既存ユーザー（家族や友人）から教えてもらった「紹介コード」をアプリに入力する。
- アプリの会員コードを提示して、店舗で「税抜1円以上」の買い物をする。
この「税抜1円以上の買い物」という条件が非常に緩いのが特徴です。例えば、うまい棒やチロルチョコを1つ買って、その際にアプリを提示するだけでも条件達成となります。クーポンは条件達成後、通常24時間以内に配信されます。
お酒の無料抽選キャンペーンに参加する
お酒を嗜む方に特におすすめなのが、アプリ内で開催される「抽選キャンペーン」です。これはビールやチューハイの新商品が発売されるタイミングで頻繁に行われています。
参加方法はとても簡単で、アプリのホーム画面にある「お知らせ」やバナーから抽選ページに飛び、「抽選する」ボタンを押すだけ。その場で当たりハズレが分かり、当選すれば即座に無料クーポンが発行されます。私の感覚ですが、新商品のプロモーションを兼ねているためか、当選確率は意外と高いように感じます。毎日アプリを開いてチェックするだけで、晩酌代が浮くかもしれません。
無料引換券の使い方と期限の注意点
せっかく手に入れた無料引換券も、使い忘れてしまっては紙切れ（あるいは無効な電子データ）になってしまいます。特に注意したいのが、プライチの「レシートクーポン」です。
レシートクーポンの落とし穴
レシートクーポンは、財布の中にしまっておくと印字が薄れたり、うっかり捨ててしまったりしがちです。引換期間が始まったら、早めに交換することをおすすめします。
アプリクーポンの場合は、有効期限が近づくと通知が来ることもありますが、それでも期限最終日は混み合うことがあります。商品自体が店頭で売り切れてしまっている場合は引き換えられないこともあるので、余裕を持って利用しましょう。
セブンイレブンの無料サービスと手数料対策
商品はもちろんですが、サービス利用時の「見えないコスト」をゼロにするのも重要な節約テクニックです。ここではATMや物流、通信に関わる無料ワザを紹介します。
ATM手数料を無料にする銀行選び
コンビニATMでお金を下ろすと手数料がかかると思っていませんか？実は、利用する銀行や時間帯によっては、セブン銀行ATMを完全無料で利用できます。
まず、セブン銀行の口座を持っている場合、朝7時から夜19時までは引出手数料が無料です（預入は24時間無料）。さらに強力なのが、提携しているネット銀行を活用する方法です。
| 銀行名 | 無料条件（目安） |
|---|---|
| セブン銀行 | 7:00～19:00は何度でも無料 |
| ソニー銀行 | 月4回まで無条件で無料（ランクにより無制限） |
| auじぶん銀行 | ランク（じぶんプラス）に応じて月最大15回無料 |
| 楽天銀行 | ハッピープログラムのランクに応じて月最大7回無料 |
このように、ネット銀行の口座をメインに使っていれば、全国2万店以上あるセブンイレブンが「手数料無料の財布」代わりになります。これなら、わざわざ手数料のかかる銀行口座を使い続ける理由はなくなりますよね。
スキャンデータをスマホに無料で保存する
マルチコピー機のスキャン機能を使う際、データをスマホに保存する方法があります。この時、「スキャン料金（1枚30円）」はかかりますが、データをスマホに転送するための「Wi-Fi接続」や「アプリ保存」自体には追加料金がかかりません。
「無料」と検索されることが多いこの機能ですが、正確には「USBメモリなどの記録メディアを買わなくて済む」「転送用のケーブルがいらない」という意味でのコストゼロです。専用アプリ「セブン‐イレブン マルチコピー」を使えば、Wi-Fi経由でサクッと画像をスマホに取り込めるので、外出先で急に書類をデータ化したい時に非常に便利です。
セブンネットの送料を店舗受取で無料に
本やCD、DVDなどをネットで買う時、地味に痛いのが送料です。セブン＆アイのショッピングサイト「セブンネットショッピング」では、受取方法を「セブンイレブン店舗受取」にするだけで、通常550円かかる送料が全品無料になります。
注文金額の下限がないため、例えば500円の雑誌1冊だけでも送料はかかりません。しかも24時間好きなタイミングで受け取れるので、再配達を待つストレスからも解放されます。私は雑誌や漫画を買う時は必ずこの方法を使って、送料分を節約しています。
スマホタッチ決済で実質無料を目指す
最後に、支払う金額そのものを「実質無料」に近づけるテクニックです。三井住友カード（NL）など特定のカードを使い、セブンイレブンで「スマホのタッチ決済」（Apple PayやGoogle PayのVisa/Mastercardタッチ）を行うと、最大7%のVポイント還元が受けられます。
「iD」払いは対象外です！
レジで「iDで」と伝えて支払うと、通常のポイント還元しか受けられません。必ず「クレジットカードで」と伝え、スマホをタッチしてください。
7%還元ということは、1,000円買えば70円分、1万円買えば700円分がポイントで戻ってくる計算です。このポイントは1ポイント1円として次回の支払いに使えるため、常に7%割引で買い物ができるのと同義です。これを積み重ねれば、コーヒーやおにぎり数個分くらいは毎月タダになる計算ですね。
セブンイレブンの無料活用テクニック総括
セブンイレブンにおける「無料」は、単なるサンプリングだけではありません。プライチで商品を倍にし、アプリ紹介でクーポンをもらい、手数料のかからない銀行を選んでATMを使い、店舗受取で送料を浮かせ、最後に高還元率の決済でポイントを取り戻す。
これらの一つひとつは小さな金額かもしれませんが、組み合わせることで年間数千円から数万円の節約効果を生み出します。ぜひ今日から、どれか一つでも実践して、賢いコンビニライフを送ってみてくださいね。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
