ローソンセルフレジで酒は買える?免許証での買い方やエラー対策

最近増えてきたローソンのセルフレジですが、いざお酒を買おうとした時に買い方や画面の操作に関するやり方がわからず、焦ってしまうことはありませんか。特に後ろに人が並んでいると、免許証やマイナンバーカードを使った年齢確認がスムーズにできず、買えないエラーが出たらどうしようと不安になるものです。また、結局は店員を呼んで承認ボタンを押してもらう必要があるなら、最初から有人レジに行けばよかったと後悔したくないですよね。この記事では、そんな疑問や不安を解消するために、仕組みや手順をわかりやすく解説します。

セルフレジ
  • ローソンのセルフレジで誰とも話さずに酒を買う具体的な手順
  • 運転免許証やマイナンバーカードをかざす正しい位置とコツ
  • エラーが出て買えない時のよくある原因と焦らない対処法
  • セブンイレブンやファミリーマートとの年齢確認方法の違い
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ローソンのセルフレジで酒を買うための年齢確認手順

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ローソンでは、業界でもいち早く「店員さんの手を借りずに」お酒やタバコが買えるシステムを導入しています。ここでは、実際にレジの前に立った時に迷わないよう、具体的な操作フローを解説していきます。

酒の買い方と画面操作のやり方

まず、商品を手に取りセルフレジの前に立ちます。通常の商品と同じように、お酒のバーコードをハンドスキャナーで読み取ってください。ここまでは普段の買い物と全く同じです。

お酒(またはタバコ)をスキャンして「お支払い」ボタンを押すと、画面が切り替わり「年齢確認が必要です」という旨のメッセージが表示されます。ここで重要なのが、画面に表示される選択肢です。

画面には通常、「店員による確認」と「本人確認書類による確認」のボタンが表示されます。店員を呼ばずに会計を済ませたい場合は、迷わず「本人確認書類」の方をタッチしましょう。

この選択をすることで、店員さんの呼び出し音を鳴らすことなく、自分だけで完結する「無人フロー」に入ることができます。

運転免許証による年齢確認の方法

多くの人が持っている運転免許証ですが、ローソンの新型セルフレジには、この免許証を読み取るための専用スロット(差し込み口)がついています。

画面の案内に従って、免許証をスロットに「挿入」します。ここがポイントで、電子マネーのように「かざす」のではなく、駐車券のように「差し込む」タイプが多いのがローソンの特徴です。

免許証を差し込むと、システムが自動的に生年月日を読み取り、20歳以上かどうかの判定を行います。画像認識ではなく、ICチップや厚みなどを物理的にチェックしているため、非常にスピーディーです。

判定がOKであれば、免許証が返却され、そのまま決済画面へと進むことができます。

マイナンバーカードを使う手順

最近持ち歩く人が増えているマイナンバーカードも、年齢確認に使用できます。こちらは免許証とは異なり、レジに備え付けられている「カードリーダー(読み取り面)」にセットする方式が一般的です。

画面で「マイナンバーカード」を選択し、リーダーの上にカードを置きます。ICチップ内の電子証明書を読み取ることで、確実な年齢確認が行われます。

マイナンバーカードにはカバーがついていることが多いですが、読み取りエラーを防ぐため、ICチップ部分が隠れないようにセットするか、一時的にカバーから出して置くことをおすすめします。

店員の承認ボタンは必要ないのか

これが一番気になるポイントではないでしょうか。「結局、最後に店員さんが来てボタンを押すんでしょ?」と思っている方も多いと思います。

結論から言うと、免許証やマイナンバーカード対応のセルフレジであれば、店員の承認ボタンは不要です。

従来のセルフレジでは、客が「20歳以上です」というボタンを押した後、遠隔で店員さんが目視確認してレジ側のボタンを押す必要がありました。これが「気まずい」「待たされる」原因だったのですが、ローソンの新システムでは、公的書類で機械的に認証するため、店員の介入プロセスが完全に排除されています。

無人で完結する仕組みの解説

なぜこんなことができるのかというと、デジタル庁などが推進するガイドラインに準拠した高度なシステムが入っているからです。

ローソンのシステムは、単に「大人っぽい顔だからOK」と判断しているわけではなく、提示された身分証から正確な生年月日データを抽出し、計算上で20歳以上であることを確定させています。

特に「グリーンローソン」のような次世代型店舗では、そもそも店員さんがバックヤードで調理に専念できるよう、この「セルフ年齢確認」が前提の設計になっています。つまり、私たちが免許証をスロットに入れる行為は、お店のDX(デジタルトランスフォーメーション)に協力しているということにもなるのです。

ローソンのセルフレジで酒が買えない時の対処法

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「手順通りにやったはずなのに買えない!」そんなトラブルに見舞われた時のために、原因と対策を知っておきましょう。これを知っていれば、レジ前で慌てることもありません。

エラーが出て決済できない原因

もっとも多い原因は、カードの読み取りミスです。特に運転免許証の場合、「挿入する向き」「裏表」を間違えているケースがよくあります。

画面のイラストをよく見て、矢印の方向に正しく挿入してください。また、マイナンバーカードの場合は、読み取り中にカードを動かしてしまうとエラーになりやすいので、完了音が鳴るまでじっと待ちましょう。

意外な落とし穴として、有効期限切れの免許証や、破損してICチップが読み取れないカードでは認証が通りません。普段運転しない方は、期限が切れていないか一度財布の中身を確認しておくと安心です。

免許証を入れても買えない場合

「有効期限内だし、向きも合っているのに弾かれる」という場合、システム的な要因が考えられます。

ごく稀なケースですが、免許証の汚れや傷が激しいと、リーダー内部のセンサーが情報を読み取れないことがあります。何度やってもダメな場合は、残念ながらその場では「店員呼び出し」ボタンを押して、有人対応に切り替えるしかありません。

機械の不調という可能性もあるので、無理に何度も出し入れしてカードを傷つけるよりは、早めに店員さんを呼んだ方が結果的に早く済みます。

未対応の店舗やレジの見分け方

実は、すべてのローソンのセルフレジでお酒が買えるわけではありません。ここが少しややこしいところです。

見分け方はシンプルで、レジのハードウェア(機械)を見ることです。

  • 対応レジ: 免許証を差し込むための「スロット」や、専用の読み取り端末が追加されている。
  • 非対応レジ: バーコードリーダーしかついていない、標準的な古いタイプ。

非対応のセルフレジでお酒をスキャンすると、画面に「店員をお呼びください」と表示され、結局店員さんが来るのを待つことになります。入店時にレジの形状をチラッと確認するか、有人レジが空いているならそちらを使うのも手です。

セブンやファミマとの違い

他のコンビニはどうなっているのかも気になりますよね。現状、大手3社で比較するとローソンの対応はかなり進んでいます。

コンビニ 特徴
ローソン 免許証スロットや専用リーダーの導入に積極的。店員介入なしで購入しやすい。
ファミリーマート 一部店舗で導入が進んでいるが、まだ有人確認が必要なケースも多い。
セブン-イレブン 慎重な姿勢。セルフレジでも「年齢確認のため店員が画面操作」をする運用が一般的。

「免許証を物理的に挿す」というわかりやすいアクションで完結できるのは、今のところローソンの大きな強みと言えるでしょう。セブン-イレブンなどで「セルフレジでお酒を買おうとしたら、店員さんが走ってきた」という経験がある方も、ローソンなら安心して「完全セルフ」を体験できる可能性が高いです。

ローソンのセルフレジで酒を便利に買う

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ここまで解説してきたように、ローソンのセルフレジはお酒を買う際の心理的なハードルを大きく下げてくれる便利なシステムです。

「店員さんに気を使いたくない」「サッと買って帰りたい」という私のようなタイプにとって、免許証やマイナンバーカードがあれば誰とも話さずに決済が完了するというのは革命的です。最初はカードを入れる操作にドキドキするかもしれませんが、一度やってみればその快適さに驚くはずです。

ぜひ次回ローソンに行った際は、有人レジに並ばず、財布から免許証を取り出してスマートな「無人購入」にチャレンジしてみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時点のものです。店舗や機器の入れ替えにより仕様が異なる場合があります。正確な情報はローソン公式サイト等でご確認ください。

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