ファミリーマートでお買い物中に見かける、あの大きなデジタルサイネージが気になっている方は多いのではないでしょうか。FamilyMartVisionと呼ばれるこの画面では、クイズノックの番組や宮野真守さんの声が流れていて面白いですよね。ただ、実際にどの店舗に設置されているのかを知りたくて公式サイトで検索しても、ビジョンの有無で絞り込めなくて困った経験はありませんか。実は、設置店舗を探すには専用の地図を使うのが確実なんです。この記事では、東京や大阪、愛知といった主要エリアでの展開状況や、まだ設置されていない地域の特徴について詳しく解説します。

- 公式サイト検索では見つけにくい理由
- 専用地図を使った確実な店舗の探し方
- 東京や愛知などエリア別の設置状況
- 放映されている番組やコンテンツの内容
ファミリーマートのビジョン設置店舗の探し方

「近所のファミマでビジョンが見たいのに、どこにあるのか分からない」という悩み、よく分かります。実は通常の店舗検索では見つけにくい仕組みになっているため、ここでは確実に設置店舗を見つけるための具体的な方法と、現在のエリアごとの普及状況について掘り下げてご紹介します。
公式サイトでの検索の限界
まず最初にお伝えしておきたいのが、ファミリーマートの公式サイトにある「店舗検索」機能の落とし穴です。皆さんも普段、ATMやタバコの取り扱いがあるかどうかを調べるために使ったことがあるかもしれません。
しかし、実はこの公式検索機能には「FamilyMartVision(デジタルサイネージ)」という絞り込み条件が存在しないのです。そのため、一生懸命公式サイトで探しても「どの店にモニターがあるか」という情報は得られません。
無作為にお店に行くと、3回に1回くらいの確率で「設置されていない店舗」に当たってしまう可能性があります。現在、全店舗の約6割強に設置されていますが、すべての店舗にあるわけではないので注意が必要です。
私自身も最初は「ファミマならどこでも見られるだろう」と思って入店し、画面がなくてがっかりしたことがあります。効率よく探すには、別の方法を知っておく必要があります。
専用地図での店舗の見つけ方
では、どうすれば確実に設置店舗を見つけられるのでしょうか。答えは、運営会社である株式会社ゲート・ワンが公開している「設置店舗マップ」を利用することです。
この専用マップを使えば、自分の現在地や調べたいエリアの地図上に、FamilyMartVisionが設置されている店舗だけがピンで表示されます。これなら「行ってみたけどなかった」という失敗を防げますね。
検索エンジンで「ファミリーマート ビジョン 設置店舗 マップ」のように入力すると、ゲート・ワンの公式ページにたどり着けます。推し活で特定の番組を見たい時や、広告の出稿を検討していて視察したい時には必須のツールです。
東京都内の設置店舗の多さ
エリア別の状況を見てみると、やはり東京都内の設置数は圧倒的です。データによると、都内だけで1,500店舗以上に設置されており、これは全国でも突出した数字です。
特にビジネス街である港区や新宿区、千代田区には集中的に導入されています。港区だけで100店舗以上あるので、お仕事中に立ち寄るファミマで目にする機会も多いはずです。一方で、世田谷区や練馬区といった住宅地エリアにもしっかり網羅されているのが特徴ですね。
都心で働くビジネスマンから、郊外で暮らす主婦や学生さんまで、生活のあらゆるシーンで接触できるように計算して配置されているようです。
大阪や愛知での展開状況
東京以外の都市部も気になりますよね。実は、設置店舗数で東京に次ぐ規模を誇るのが愛知県なんです。その数は1,100店舗を超えており、大阪府の約900店舗を上回っています。
これは、もともと愛知県周辺で強かったサークルKサンクスがファミリーマートと統合した歴史的背景も関係しているのかもしれません。中京圏にお住まいの方にとっては、FamilyMartVisionはかなり身近な存在と言えるでしょう。
| エリア | 設置店舗数(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| 東京 | 約1,565店 | ビジネス街から住宅地まで網羅 |
| 愛知 | 約1,183店 | 大阪を抜いて全国2位の規模 |
| 大阪 | 約934店 | 関西エリアの中心 |
設置店舗がない地域の特徴
一方で、まだあまり設置が進んでいない地域もあります。特に北海道は設置数が100店舗未満と、他のエリアに比べて少なめです。これは、北海道独自のコンビニチェーンであるセイコーマートが強く、ファミリーマート自体の店舗数が相対的に少ないことが影響していると考えられます。
また、東北や四国などの地方エリアも、都市部に比べると設置密度は低くなります。ただし、沖縄県に関しては人口規模に対して設置数が多く、地元に根付いている印象がありますね。
地方にお住まいの方は、近隣に設置店があるかどうか、事前に専用マップで確認してからお出かけすることをおすすめします。
ファミリーマートのビジョン設置店舗の放映内容

設置店舗が見つかったら、次気になるのは「何が流れているのか」ですよね。単なるCMだけでなく、ついつい見入ってしまうエンタメコンテンツが充実しているのがFMVの魅力です。ここでは主な番組や特徴的なコンテンツについてご紹介します。
クイズノックのコラボ番組
FamilyMartVisionの目玉コンテンツといえば、やはり東大発の知識集団QuizKnock(クイズノック)とのコラボ番組『ファミQノック』ではないでしょうか。
「30秒で学べて笑える」をコンセプトにしていて、レジ待ちやレンジの温め待ちのちょっとした隙間時間にぴったりなんです。伊沢拓司さんをはじめとするメンバーが、知的好奇心をくすぐるクイズを出題してくれるので、待たされているイライラが楽しみに変わります。
YouTubeで人気の彼らが、街中のコンビニで見られるというのはファンにとっても嬉しいですよね。これを目当てに来店する方もいるほどです。
宮野真守による時報と音声
視覚だけでなく「音」でも楽しませてくれるのがFMVのすごいところです。人気声優の宮野真守さんによる『10セカンズキーワード』や時報が流れているのをご存知でしょうか。
店内は様々な音がしていますが、プロの声優さんの「イケボ」はやっぱり耳に入ってきやすいです。画面を見ていなくても、「あ、宮野さんの声だ!」と気づいてつい画面を見てしまう、そんな仕掛けになっています。朝、昼、夜でバージョンが違うこともあるので、時間帯を変えて行ってみるのも面白いですよ。
時間帯で変わる番組編成
実はこのビジョン、テレビのように時間帯によって番組編成が変わるんです。
- 朝の時間帯:爽やかな音楽と共にニュースや天気予報が流れ、忙しい朝に役立つ情報がメイン。
- 昼・夜の時間帯:クイズノックなどのエンタメ情報で気分転換。
- 深夜帯:落ち着いたトーンのコンテンツや、お得情報など。
このように、お店に来る人の属性や気分に合わせて内容が切り替わっています。いつ行っても同じCMばかりではないので、飽きずに眺めていられますね。
サイネージ広告の募集情報
これだけ多くの人が見るメディアなので、当然ながら広告媒体としても注目されています。「自分の会社のCMを流したい」と考える企業担当者の方もいるかもしれません。
広告は期間やエリアを選んで出稿できる仕組みで、なんと視聴者数はテレビ局並みの規模になりつつあります。さらに、今後は「広告を見た人が実際にその商品を買ったか」まで分析できるようになるそうで、マーケティングの進化を感じますね。
ファミリーマートのビジョン設置店舗のまとめ

ここまで、ファミリーマートのビジョン設置店舗の探し方や魅力について解説してきました。最後にポイントを整理します。
- 公式サイトの検索では見つからないため、専用の「設置店舗マップ」を使うのが正解。
- 東京都内や愛知県には設置店が非常に多いが、北海道など少ない地域もある。
- クイズノックや宮野真守さんの番組など、待ち時間を楽しめるコンテンツが豊富。
- 時間帯によって番組が変わるので、いろんな時間に立ち寄ってみるのがおすすめ。
お近くのファミリーマートにビジョンが設置されているか、ぜひ一度マップでチェックしてみてください。いつものお買い物が、ちょっとしたエンタメ時間に変わるかもしれませんよ。

