こんにちは、「コンビニブログる」の運営者です。
最近、健康診断の結果や日々のむくみが気になって、「ちょっと塩分控えめにしないとな…」なんて考えること、ありませんか?手軽なコンビニのパンで、少しでも健康に気を使いたいと思って「ファミリーマート 減塩パン」と検索してみたものの、意外と「これ!」という商品が見つからない…。

実は、ファミリーマートは「減塩」よりも別の健康志向に力を入れているフシがあるんです。じゃあ、ローソンの減塩パンはどうなの?セブンイレブンに減塩パンはある?と、気になってきますよね。
この記事では、「ファミリーマートで減塩パンを探している」あなたのために、ファミマの現状と、ローソン、セブンイレブンを含めたコンビニ3社の減塩パン事情、そして賢い探し方のコツを徹底的にリサーチしました。
- ファミリーマートの減塩パンの現状
- ローソンやセブンの減塩パン事情
- コンビニ3社の健康戦略の違い
- 賢く減塩パンを選ぶための黄金ルール
ファミリーマートの減塩パンはどこ?

まず、一番気になる「ファミリーマート 減塩パン」の現状から。ファミマで探しても専用コーナーや「減塩」と書かれたパンが少ないのは、実は理由があるみたいなんです。どうやって探せばいいのか、そのコツを見ていきましょう。
なぜ減塩パンが求められるのか
私たちが「減塩パン」を探す背景には、日本の食生活のちょっとした課題があるんですよね。
厚生労働省が示す1日の食塩摂取の「目標量」は、成人男性で8.0g未満、成人女性で7.0g未満とされています。でも、実際の平均摂取量は、男性が約11.1g、女性が約9.4g(令和元年調査)と、毎日3g~4gもオーバーしている計算になるんです。
この「3g~4g」のギャップを、手軽なコンビニ食で少しでも埋めたい!という健康意識が、検索の背景にあるんだと思います。
塩分の過剰摂取は、高血圧や生活習慣病のリスクを高めると言われています。この記事の情報はあくまで一般的な目安です。健康に不安がある方や治療中の方は、必ず医師や管理栄養士などの専門家にご相談ください。
1食の塩分目安は1.5g以下
1日の目標量を3食で割ると、1食あたり約2.3g~2.6gが上限になります。
でも、パン食の場合、パン以外にもスープやサラダのドレッシング、ベーコンや卵など、他のおかずからも塩分を摂りますよね。
そう考えると、パン自体の塩分は、1.5g以下、できれば1.0g以下に抑えるのが現実的な戦略かなと思います。
パン1食の塩分目安
- 現実ライン: 1.5g以下
- 理想ライン: 1.0g以下
この数値を基準に、パンの裏側を見てみると選びやすくなりますよ。
ファミマは低糖質パンが中心
ここが本題なんですが、ファミリーマートの健康戦略をリサーチしてみると、「減塩」よりも「低糖質(ロカボ)」や「食物繊維」「タンパク質」を前面に出している印象です。
全粒粉サンドやサラダチキンのサンドイッチなど、ヘルシーな商品は多いのですが、「低糖質」や「高タンパク」を謳っていても、チーズやハムを使っていると塩分はそれなりに含まれていたりします。
「ヘルシー = 低塩分」とは限らないのが、ちょっとした落とし穴かもしれません。
過去にはファミリーマートにも「もちもちくるみパン(食塩相当量0.7g)」といった優秀な低塩分パンがあったようです(2017年情報)。リニューアルされている可能性もありますが、現状では「減塩」を明確に打ち出した定番商品は見つけにくい状況ですね。
栄養成分表示の確認が必須
では、ファミマで減塩パンを見つけるにはどうすればいいか?
結論から言うと、「個々の商品の裏面にある『栄養成分表示』を自分で確認する」しかありません。地道ですが、これが唯一かつ確実な方法です。
棚に「減塩」コーナーがない以上、自分の目でチェックする習慣をつけるのが一番ですね。
パン選びの注意点
- 「低糖質」「全粒粉」というイメージだけで選ばない。
- チーズ、ハム、ソーセージ、マヨネーズを使った惣菜パンは、塩分が高くなりがちなので特に注意。
- 必ず「栄養成分表示」の「食塩相当量(g)」の数値を確認しましょう。
惣菜パンより菓子パンが低塩分?
ここで、塩分管理をする上でちょっと衝撃的な事実があります。
一般的に「たまごサンド」や「ソーセージパン」の方が、甘い「クリームパン」より食事になるし健康的(塩分も低そう)と思いませんか?
でも、実際のデータ(これは後述するセブンの例ですが)を見ると、
- たまごサンド: 食塩相当量 1.2g
- クリームパン: 食塩相当量 0.1g
…と、圧倒的に菓子パンの方が低塩分なんです。
塩分コントロールという視点だけで見れば、意外にも菓子パンが優秀、というケースがあることも覚えておくと良いかもです。
ファミリーマート減塩パンと他社比較

ファミリーマートでは「セルフチェック必須」ということが分かりました。では、他のコンビニはどうなんでしょう?「ローソン 減塩パン」や「セブンイレブン 減塩パン」の状況も合わせて比較してみると、各社の戦略の違いが見えてきて面白いですよ。
ローソン 減塩パンのすごい取り組み
ローソンは「減塩」に対して、かなり積極的で戦略的です。
すごいのは、大学病院や栄養大学といった「権威」と共同開発している点ですね。
- 医療機関と連携: 北海道大学病院と共同で「塩を加えずに焼き上げたロールパン」を開発(※北海道限定)。
- 産学官連携: 埼玉県や女子栄養大学とタイアップし、スパイスを効かせて塩分1.0gを実現した「スパイス香るカレーパン」を開発(※関東甲信越限定)。
これらの商品は地域限定や期間限定のことが多いですが、「医学的・栄養学的アプローチで減塩に取り組んでいる」という本気度が伝わってきます。ファミマの「低糖質」戦略とは明確に違いますね。
ローソンのブランパンは塩分0.7g
「限定品じゃ意味ないよ…」と思った方、安心してください。
ローソンにはおなじみの健康ブランド「NL(ナチュラルローソン)」があります。ここの定番商品がとても優秀です。
ローソンの定番・減塩パン
NL ブラン入り食パン 4枚入 〜乳酸菌入〜
- 食塩相当量(1枚当たり): 0.7g
- (参考)糖質: 13.4g / 価格: 189円(税込)
1枚0.7gは、先ほどの目安「1.0g以下」を余裕でクリアする素晴らしい数値です。これが全国(北海道・沖縄除く)で手に入る定番商品というのは、減塩パンを探す人にとって最も現実的で信頼できる選択肢かもしれません。
セブンイレブン 減塩パンの意外な事実
最後にセブン-イレブンです。
セブンもローソンのように「減塩」を大々的にアピールしてはいません。しかし、セブンの戦略は「隠れた低塩分商品の豊富さ」にあります。
先ほど少し触れましたが、「惣菜パンより菓子パンが低塩分」という逆転現象が、セブンでは顕著に見られます。
セブンのクリームパンは塩分0.1g
「たまごサンド(1.2g)」を選ぶか、「クリームパン(0.1g)」を選ぶかで、摂取する塩分に1.1gもの差が生まれる…。これは衝撃ですよね。
塩分だけを気にするなら、セブンでは菓子パンが最良の選択肢になるケースが多々あります。
【参考】セブン-イレブン 低塩分パン・セレクション
(※販売状況は時期や地域によります)
| 商品名 (セブン-イレブン) | 食塩相当量 (1個あたり) |
|---|---|
| クリームパン | 0.1g |
| チョコチップふわもちスティック 6本入 | 0.1g |
| 白いデニッシュ チョコ | 0.2g |
| ソーセージパン | 0.4g |
| パンケーキ メープル&マーガリン | 0.79g |
| たまごサンド | 1.2g |
「ソーセージパン」が0.4gと意外に低いのも驚きです。とにかく、商品によって差が激しいことがわかりますね。
コンビニ3社の減塩パン戦略
ここまでを一度まとめます。コンビニ3社で、減塩パンに対するアプローチが全然違うことが分かりました。
- ファミリーマート:
「低糖質」がメイン戦略。「減塩」アピールは弱め。購入時は「栄養成分表示」のセルフチェックが必須です。
- ローソン:
「権威性」がメイン戦略。大学病院などと共同開発する本気度が特徴。全国で確実なのは「NL ブラン入り食パン(1枚0.7g)」です。
- セブン-イレブン:
「隠れた豊富さ」が戦略。「減塩」アピールはないものの、「クリームパン(0.1g)」など、驚異的な低塩分商品が定番に隠れています。
ファミリーマート減塩パンの賢い探し方

最後に、「ファミリーマート 減塩パン」を探す私たちが、コンビニ全体で賢く減塩パンを選ぶための「黄金ルール」をまとめます。
コンビニ減塩パン選び「黄金ルール」3箇条
- 「ヘルシーそう」なイメージに惑わされない
「全粒粉」「低糖質」「たまごサンド」が、必ずしも「低塩分」とは限りません。
- 「菓子パン = 高塩分」とは限らない
塩分管理だけ見れば、セブンのように甘いパンが最良の選択肢になる場合があります。
- 信頼できるのは「栄養成分表示」だけ
どの店で買うにしても、最終的にはパッケージ裏の「食塩相当量(g)」の数値を確認する習慣が最強です。
ファミリーマートで探す時も、このルールを思い出して、ぜひ商品の裏側をチェックしてみてください。1食の目安(1.0g~1.5g)を意識しながら選ぶだけで、日々の塩分管理がグッと楽になるかもしれませんよ。
本記事に掲載されている商品の情報(栄養成分や価格、販売状況)は、調査時点のものであり、変更される可能性があります。あくまでも一つの目安として参考にしていただき、購入の際は必ずご自身で最新の「栄養成分表示」をご確認ください。
健康や食事制限に関する最終的な判断は、医師や管理栄養士などの専門家にご相談されることを強く推奨します。

