こんにちは!コンビニブログるの私です。急にセブンイレブンでPDFを印刷しなきゃいけなくなった時、マルチコピー機の前に立って「あれ、どうやるんだっけ?」って焦ること、ありますよね。

セブンイレブンのマルチコピーでPDFを扱う方法は、実はいくつか選択肢があります。USBメモリを使うやり方もあれば、スマホだけで完結するネットプリントというサービスもありますし、Wi-Fiを使う方法もあるんです。
でも、どれが一番簡単で、料金はいくらなのか、両面印刷やスキャンはできるのか、いざとなると迷いませんか?PDFがなぜか印刷できない…なんてトラブルも避けたいですよね。この記事では、そんなセブンイレブンのマルチコピーを使ったPDFの印刷やスキャンについて、状況別にどの方法がベストなのかを、わかりやすくまとめていこうと思います。
- セブンイレブンPDF印刷 3つの方法と選び方
- スマホやUSBを使った具体的な印刷手順
- カラー印刷の料金と一番安い方法
- 紙をPDFにするスキャン機能と注意点
セブンイレブン マルチコピーでPDFを印刷する全方法

まずは、メインの「PDF印刷」についてです。セブンイレブンのマルチコピー機でPDFを印刷する方法は、データをどうやって機械に送るかで、大きく3つのやり方に分かれます。それぞれの特徴を理解して、自分にピッタリな方法を見つけてみてくださいね。
PDF印刷のやり方 3つの選択肢
セブンイレブンでPDFを印刷する方法は、以下の3つがメインです。
- 物理メディア (USBメモリ)
PCなどで作ったPDFデータをUSBメモリに入れて、お店のマルチコピー機に直接挿して印刷する方法です。一番シンプルかもしれませんね。
- クラウド (ネットプリント)
事前にPDFをインターネット上のサーバーに登録し、「予約番号」を発行。お店の機械でその番号を入力して印刷する方法です。
- Wi-Fi (ダイレクト接続)
専用アプリを使って、スマホとマルチコピー機を直接Wi-Fiでつなぎ、スマホ内のPDFをその場で転送して印刷する方法です。
どれがいいか迷ってしまいますが、状況によって使い分けるのが賢いかなと思います。
シナリオ別:あなたに最適な方法は?
- 今すぐ1枚だけ印刷したい (登録面倒)
→ 「かんたんnetprint」が最速です。
- 大量印刷・コスト重視 (特にカラー)
→ 「USBメモリ」か「Wi-Fiアプリ」が安くて効率的です。
- 数日中に出先で印刷するかも (eチケットなど)
→ 会員登録版の「netprint」 (有効期限30日) が安心です。
- USBもPCもない、スマホのPDFを今すぐ!
→ 「Wi-Fiアプリ (セブン‐イレブン マルチコピー)」が便利です。
ネットプリントでのPDF印刷手順
「ネットプリント」は、USBメモリが不要で、事前にファイルを登録しておけるのが最大のメリットですね。PCやスマホから「えいっ」と登録しておけば、お店では番号を入力するだけです。
このネットプリントにも、実は種類があります。
かんたんnetprint (登録不要)
「会員登録とか面倒!」という人向けのサービスです。アプリやWebサイトからPDFをアップロードするだけで、すぐに8桁の「プリント予約番号」が発行されます。本当に手軽です。
注意!有効期限がすごく短い
「かんたんnetprint」の最大の注意点は、有効期限です。登録したファイルの保存期間は、「登録日の翌日 23:59まで」と、非常に短いです。登録したらすぐに印刷しに行く、くらいの感覚が必要ですね。
netprint (会員登録)
こちらは無料の会員登録が必要ですが、その分メリットも大きいです。一番の違いはファイルの有効期限で、なんと「登録日から30日間」もあります。
旅行のeチケットや、後で必要になるかもしれない資料をとりあえず登録しておく、といった使い方に最適です。
LINEを使ったネットプリント
LINEの「ネットプリント」公式アカウントと友だちになって、トーク画面にPDFファイルを「ぽんっ」と送るだけで予約番号が発行される、という一番手軽な方法もあります。これも便利ですよ!
どの場合も、お店のマルチコピー機では「プリント」→「ネットプリント」を選び、発行された8桁の予約番号を入力すればOKです。
スマホからWi-FiでPDFを印刷

「ネットプリント」とよく混同しやすいのが、この「Wi-Fi接続」の方法です。これは、クラウド(ネットプリント)を経由せず、スマホとマルチコピー機を直接Wi-Fiでつないでデータを送る方法なんです。
この方法を使うには、「セブン‐イレブン マルチコピー」という専用アプリが必須になります。
Wi-Fi接続のメリット
- クラウドへの事前アップロードが不要。
- スマホ内のPDFをその場で選んで転送できる。
- 後述しますが、カラー印刷の料金がネットプリントより安い(USBメモリと同額)。
お店での手順は少しだけ増えますが、QRコードで簡単に接続できるようになっているので、慣れればこちらの方が早いかもしれません。
- マルチコピー機で「プリント」→「普通紙プリント」→「スマートフォン」を選ぶ。
- 画面にWi-Fi接続用のQRコードが表示されます。
- スマホアプリ「セブン‐イレブン マルチコピー」を起動し、「普通紙プリント」を選んでQRコードを読み取ります。
- 接続されたら、アプリで印刷したいPDFを選んで「送信」。
- あとはコピー機側で設定を確認して印刷スタートです。
注意:Officeファイルは印刷できません
この「セブン‐イレブン マルチコピー」アプリ(Wi-Fi接続)は、Word、Excel、PowerPointなどのOfficeファイルには対応していません。あくまでPDFや写真専用の機能なので、注意してくださいね。
USBメモリを使ったPDF印刷
私がなんだかんだで一番よく使うかもしれないのが、このUSBメモリを使った方法です。
メリットは、「カラー印刷が安い」ことと、「大量印刷に強い」こと。ネットプリントのように1ファイルずつアップロードしたり、アプリで1回ずつ転送したりする必要がなく、コピー機側でまとめてファイルを選んで印刷できるので、総合的な作業効率は一番高いかなと思います。
もちろん、会員登録やアプリのインストールも一切不要です。
USB印刷での注意点
手軽な反面、いくつか守らないといけないルールがあります。
- パスワード付きPDF: 印刷できません。事前にPCなどでパスワードを解除したファイルを用意する必要があります。
- 暗号化USBメモリ: 認識しません。パスワードロックなどがかかっていない、普通のUSBメモリを使いましょう。
- フォーマット形式: FAT32が推奨です。NTFSやexFATなど、一部の形式は認識されない場合があります。
「USBメモリを挿しても認識しない!」という時は、だいたいこのどれかが原因だったりしますね。
PDF印刷の料金比較 カラーはいくら?
さて、気になる料金です。特にカラー印刷は、選ぶ方法によって値段が変わるので重要ですよ!
白黒(モノクロ)印刷
白黒印刷は簡単です。どの方法(USB、ネットプリント、Wi-Fiアプリ)を使っても、全サイズ(B5/A4/B4/A3)で 1枚 20円です。
カラー印刷
問題はカラーです。料金は「クラウド(ネットプリント)」か「それ以外(USB/Wi-Fi)」かで分かれます。
- USBメモリ / Wi-Fiアプリ の場合
B5 / A4 / B4: 1枚 50円
A3: 1枚 80円
- ネットプリント / かんたんnetprint の場合
B5 / A4 / B4: 1枚 60円
A3: 1枚 100円
そうなんです。ネットプリントはクラウドサーバーの利用料が含まれるためか、1枚あたり10円~20円ほど割高になっています。カラー印刷をたくさんする場合は、USBメモリかWi-Fiアプリを選ぶのが鉄則ですね。
| 用紙サイズ | 白黒 (全メソッド共通) | カラー (USB / Wi-Fiアプリ) | カラー (ネットプリント) |
|---|---|---|---|
| B5 | 20円 | 50円 | 60円 |
| A4 | 20円 | 50円 | 60円 |
| B4 | 20円 | 50円 | 60円 |
| A3 | 20円 | 80円 | 100円 |
※料金は2025年11月時点の一般的なものです。最新の正確な料金は、店頭のマルチコピー機またはセブン‐イレブン公式サイトで必ずご確認ください。
PDFの両面印刷や小冊子の設定
「PDFを両面印刷したい」とか、「冊子みたいにしたい」という時も、マルチコピー機は対応してくれます。
これらの設定は、USBメモリまたはWi-FiアプリでPDFファイルを選んだ後、印刷設定画面の「いろいろ設定」といったボタンから行えます。
- 両面印刷:「長辺とじ(左右開き)」か「短辺とじ(上下開き)」かを選べます。書類の向きに合わせて選びましょう。
- 2in1(ページ集約): 2ページ分のデータを1枚の紙に縮小して印刷します。資料をコンパクトにまとめたい時に便利です。
- 小冊子印刷: これが結構すごくて、例えばA4で作ったPDF(8ページとか)を「小冊子」設定でA3用紙に印刷すると、自動でページが並び替えられます。印刷されたA3用紙を真ん中で折ると、ちゃんとページ順になったA4サイズの冊子が完成するんです。
ネットプリントの場合は、基本的に登録時の設定が反映されるため、店頭での詳細な変更は難しい場合が多いです。こういった細かい設定をしたい場合も、USBかWi-Fiアプリが向いていますね。
セブンイレブン マルチコピーPDFのスキャンと注意点

ここまでは「印刷」の話が中心でしたが、マルチコピー機は「スキャン」、つまり紙の書類をPDFデータ化する機能もとっても優秀なんです。あわせて、印刷でつまずきがちな「できない!」を解決するヒントも見ていきましょう。
紙をPDF化するスキャン機能
手元にある紙の書類やメモをPDFにしてデータで持ち歩きたい時、ありますよね。セブンイレブンのスキャン機能は、A3サイズまで対応していて、料金はカラーでも白黒でも、1回の操作で 30円です。
スキャンしたPDFデータの保存先は、以下の2つから選べます。
- USBメモリに保存する
- スマートフォンに保存する
どちらも手軽ですが、スマホに直接保存できると、その場でメールに添付したりクラウドにアップしたりできて便利ですよね。
スキャンデータをスマホに保存する方法
スキャンデータをスマホに保存する場合も、PDFのWi-Fi印刷で使った「セブン‐イレブン マルチコピー」アプリが必須になります。
手順はWi-Fi印刷の時と似ています。
- マルチコピー機で「スキャン」→「スマートフォンへ保存」を選びます。
- Wi-Fi接続用のQRコードが表示されます。
- スマホアプリの「スキャン」メニューからQRコードを読み取って接続します。
- 接続後、コピー機側で「PDF」を選び、カラーモードや解像度を設定します。
- 原稿をセットして「読み取り開始」。
- スキャンが終わると、データがWi-Fi経由でスマホに転送されます。
- コピー機で料金(30円)を支払います。
- スマホアプリ側で「保存」を押して完了です!
これで、紙の文書がPDFデータとしてスマホに入ります。すごく便利じゃないですか?
PDFが印刷できない時の対処法
いざ印刷しようとしたら「できない!」というのは、一番焦るパターンです。原因はいくつか考えられます。
【最重要】パスワード付きPDFは印刷不可!
これが一番多い原因かもしれません。閲覧や印刷にパスワードが設定されているPDFファイルは、セブンイレブンのマルチコピー機では一切印刷できません。
これはネットプリントでもUSBメモリでも同じです。必ず、事前にPCやアプリでパスワードを解除した、保護されていないPDFファイルを作成し直す必要があります。これだけは、お店に行く前に絶対に確認してくださいね。
その他のよくある原因
- ネットプリントの有効期限切れ: 「かんたんnetprint」は翌日23:59までです。期限が切れていないか確認しましょう。
- ファイルサイズが大きすぎる: ネットプリントは1ファイル10MBまで、という制限があります。
- ページ数が多すぎる: ネットプリントは1ファイル99ページまでです。
- フォントが埋め込まれていない: PDFに特殊なフォントが使われていると、文字化けやレイアウト崩れが起きることがあります。PDFを作成する時に「フォントを埋め込む」設定にしておくと安心です。
- USBメモリが認識されない: 前述の通り、フォーマット形式(FAT32推奨)やパスワードロックを確認してみてください。
セブンイレブン マルチコピー PDF活用術まとめ
今回は、セブンイレブンのマルチコピーでPDFを扱う方法について、詳しく見てきました。
本当に色々な方法が用意されていて、最初は戸惑うかもしれませんが、一度理解してしまえば、セブンイレブンのマルチコピーがPDFの最強の窓口になってくれます。
【結論】目的に合わせてこう使い分けよう!
- コスト最優先 (特にカラー)
→ USBメモリ または Wi-Fiアプリ (セブン‐イレブン マルチコピー)
- 手軽さ・スピード優先 (スマホのみ)
→ かんたんnetprint (期限注意!) または LINEネットプリント
- 事前準備・大量印刷
→ USBメモリ
- 機密文書 (パスワード付き)
→ 印刷不可。 必ず家でパスワードを解除してから持っていく!
セブンイレブン マルチコピーのPDF機能は、急な印刷からスキャンまで、私たちの「困った!」を本当に助けてくれる存在です。ぜひこの記事を参考に、ご自身の使い方に一番合った方法を見つけて、スマートに使いこなしてみてくださいね!

