現在地から特定のコンビニを探すとき、特にファミリーマートが近く800m以内の場所にあるかどうかを検索することはよくありますよね。徒歩だと約10分という距離は、散歩がてら歩くにはちょうど良いですが、急いでいるときや天気が悪いときには少し遠く感じる絶妙な距離かもしれません。それでも、ゆうちょATMの手数料無料サービスを利用したかったり、メルカリの発送をしたかったりと、わざわざそこへ向かう明確な理由があることも多いはずです。この記事では、地図アプリや検索機能を活用して目的の設備がある店舗を確実に見つける方法や、移動する価値のある便利なサービスについて詳しくお話しします。

- 現在地から条件に合う店舗を地図で効率よく探す手順
- ゆうちょATM設置店とイーネットATMの違いや見分け方
- 800m移動しても利用したいメルカリ発送や行政サービス
- 一番くじやキャンペーン商品など来店動機になる魅力
ファミリーマートが近く800m以内の店舗を探す方法とATM

自宅や職場の周辺、あるいは出先で「ファミリーマートが近く800m以内にあるかな?」と探すとき、単にお店があればいいというわけではないことも多いですよね。特定の銀行ATMを使いたかったり、車で移動するなら駐車場が必要だったりと、目的は様々だと思います。ここでは、Googleマップや公式サイトをうまく使って、自分の条件に合った店舗を失敗なく見つけるための具体的な方法や、特に需要の高いATMの種類の確認方法について解説していきます。
現在地から一番近い店舗を検索する
まずは基本中の基本ですが、今いる場所から最も近いファミリーマートを探す方法です。スマートフォンのGPS機能を使えば一発ですが、いくつかコツがあります。
最も手軽なのは、Googleマップなどの地図アプリで「ファミリーマート」と入力し、フィルタリング機能を使うことです。検索結果には現在地からの距離が表示されるので、「800m」という表示を目安に、徒歩での所要時間(約10分)や自転車での移動時間(約3〜4分)を確認しましょう。
Googleマップでは「営業中」のフィルタをかけるのも忘れずに。深夜や早朝の場合、意外と重要です。
また、ファミリーマートの公式サイトにある「店舗検索」も非常に優秀です。こちらでは、現在地周辺の地図上に店舗アイコンが表示されるだけでなく、その店舗が持っている設備(ATMの種類やタバコ、お酒の取り扱いなど)が一目でわかるようになっています。「とりあえず近くに行ってみたけど、欲しかったサービスがなかった」という失敗を防ぐためにも、800m歩く前に一度公式サイトで設備アイコンをチェックするのがおすすめです。
ゆうちょATMの手数料無料店舗を探す
ファミリーマートを利用する大きな理由の一つに、「ゆうちょ銀行ATM」の存在がありますよね。実は、ファミリーマートには2種類のATMが存在していて、店舗によって設置されているものが異なります。
特に、ゆうちょ銀行のキャッシュカードを使って手数料無料(時間帯による)で入出金をしたい場合は、必ず「ゆうちょATM」が設置されている店舗に行く必要があります。これを間違えて別のATM設置店に行ってしまうと、思わぬ手数料がかかってしまうことがあるので注意が必要です。
公式サイトの店舗検索では、検索条件の絞り込みオプションで「ゆうちょ銀行ATM」にチェックを入れることができます。これをオンにして検索すれば、ゆうちょATMが設置されている店舗だけが地図上に残ります。800m圏内に複数の店舗がある場合は、この絞り込み機能を使って、より自分にメリットのある店舗を選ぶのが賢い方法ですね。
駐車場付きの店舗を地図で確認する
800mという距離は、徒歩だと往復20分近くかかるため、車でサッと行きたいと考える方も多いのではないでしょうか。その場合に必須となるのが「駐車場」の有無です。
都心部の店舗だと駐車場がないことも珍しくありません。行ってみて車が止められないとなると、時間のロスになってしまいます。Googleマップのストリートビューで事前に店舗の外観を確認するのも一つの手ですが、ナビタイム(NAVITIME)などのナビゲーションサイトでは、「ファミリーマート(駐車場あり)」という条件で検索することができます。
「駐車場あり」となっていても、台数が2〜3台しかなく満車の場合もあります。ストリートビューで駐車場の広さをなんとなく見ておくと安心です。
特に雨の日や、荷物が多いときは車が便利ですので、事前に駐車場の有無を確認してから出発することをお勧めします。
イーネットとゆうちょATMの違い
先ほど少し触れましたが、ファミリーマートには「イーネット(E-net)ATM」と「ゆうちょ銀行ATM」のどちらかが設置されています。これらは見た目も機能も大きく異なります。
| 特徴 | イーネットATM | ゆうちょ銀行ATM |
|---|---|---|
| 主な見た目 | 白と赤の筐体、「E-net」のロゴ | 緑色の筐体、郵便局と同じ見た目 |
| 対応銀行 | 都市銀行、地方銀行、ネット銀行など幅広い | ゆうちょ銀行がメイン(他行も利用可) |
| ゆうちょ手数料 | 曜日・時間帯により手数料がかかる場合がある | 郵便局設置ATMと同じ手数料体系(無料時間帯あり) |
多くのファミリーマートに設置されているのはイーネットATMですが、ゆうちょ銀行ATM設置店も増えています。
普段使いの銀行がメガバンクやネット銀行であれば、イーネットATMの方が便利な場合もありますし、逆にゆうちょ銀行をメインに使っているなら、緑色のゆうちょATMがある店舗一択になります。800m移動する前に、自分が持っているカードと相性の良いATMがどちらなのかを意識しておくと、無駄な手数料を払わずに済みますよ。
住民票などの行政証明書を取得する
急に住民票や印鑑登録証明書が必要になったとき、役所まで行く時間がないことってありますよね。そんなとき、マイナンバーカードがあればファミリーマートのマルチコピー機で取得できるのはご存知でしょうか。
これは「行政サービス」と呼ばれる機能で、土日や祝日、夜間(6:30〜23:00)でも利用できるのが最大のメリットです。わざわざ役所に行かなくても、近くのコンビニで完結するのは本当に助かります。
ただし、すべての自治体が対応しているわけではない点と、メンテナンス時間は利用できない点には注意が必要です。それでも、800m歩いて行く価値は十分にある便利なサービスだと言えます。
利用にはマイナンバーカードと、利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)が必要です。これらを忘れると何もできないので、必ず持参しましょう。
ファミリーマートが近く800m以内なら使うべき便利サービス

ここまでは店舗の探し方やATMについて触れてきましたが、ファミリーマートには「多少歩いてでも利用したい」と思える便利なサービスや魅力的な商品がたくさんあります。800mという距離を移動するモチベーションになるような、知っておくと得する活用術をご紹介します。
マルチコピー機で写真や文書を印刷
自宅にプリンターがない、あるいはインクが切れてしまったという時に頼りになるのがマルチコピー機です。最近の機種は非常に高機能で、USBメモリなどのメディアを持っていなくても、スマートフォンからWi-Fi経由で写真やPDFデータを送信して印刷することができます。
専用アプリ「ファミマネットワークプリント」を使えば、事前に家でデータを登録しておき、店舗ではログインするだけで印刷が可能です。履歴書の印刷や、スマホで撮ったお気に入りの写真のプリントなど、使い道は無限大です。操作画面も大きくて見やすいので、機械が苦手な方でも比較的スムーズに使えると思います。
メルカリ発送とファミロッカーの使い方
フリマアプリ「メルカリ」などを利用している方にとって、ファミリーマートは重要な発送拠点ですよね。特に注目したいのが、レジに並ばずに発送や受け取りができる「ファミロッカー(Fami Locker)」です。
通常、レジで発送手続きをする場合は店員さんとのやり取りが発生しますが、ファミロッカーがあれば、ロッカーの画面を操作して荷物を入れるだけで手続きが完了します。
- レジの列に並ぶ必要がない
- 対面でのやり取りが不要
- 自分のペースで操作できる
というメリットは非常に大きいです。ただし、ファミロッカーは全店舗に設置されているわけではありません。荷物を持って800m歩いて行ったのにロッカーがなかった、あるいは満杯だったということを避けるためにも、公式サイトで「ファミロッカー設置店」を確認してから向かうのがベストです。
ネットワークプリントの活用方法
先ほどのマルチコピー機の話と重なりますが、ネットワークプリントサービスは本当に便利です。これは会員登録(無料)をしておけば、Webサイトやアプリからファイルをアップロードし、全国どこのファミリーマートでもユーザー番号を入力するだけで印刷できるサービスです。
例えば、出先で急に資料が必要になったとき、家族や同僚にデータをアップロードしてもらい、自分が近くのファミリーマート(800m以内なら許容範囲ですよね!)で印刷して受け取る、といった使い方も可能です。物理的な受け渡しが不要になるので、ビジネスシーンでもプライベートでも、いざという時の「駆け込み寺」として覚えておくと役立ちます。
ファミチキや増量キャンペーンの商品
「小腹が空いたから」という理由も、800m歩く立派な動機になります。特にファミリーマートといえば、看板商品の「ファミチキ」は外せません。
さらに、ファミリーマートは定期的に「お値段そのままデカくてうまい!!たぶん40%増量作戦」のような、インパクト抜群のキャンペーンを実施しています。これ、本当に商品棚からすぐになくなってしまうほどの人気ぶりですよね。「増量中のファミチキが食べたい!」と思えば、往復20分の道のりも苦にならないかもしれません。
こうしたキャンペーン商品は数量限定であることが多いので、Twitter(X)などのSNSで在庫情報をチェックしつつ、散歩がてら店舗を覗いてみるのも楽しみの一つです。
一番くじの取り扱い店舗と在庫状況
アニメやゲームが好きな方にとって、「一番くじ」は重要なイベントです。欲しいキャラクターのグッズを手に入れるために、複数の店舗を回ることも珍しくありません。
一番くじは店舗によって取り扱いタイトルが異なります。800m圏内にファミリーマートがあっても、自分がお目当てのくじを入荷していなければ意味がありません。「一番くじ倶楽部」などの公式サイトでは、店舗検索機能を使って取扱店舗を地図上で探すことができます。
人気タイトルは発売日の午前中に完売することもあります。発売日前に「近くのどの店舗に入荷するか」をリサーチしておくのが勝利への近道です。
ファミリーマートが近く800m以内にある価値のまとめ

800mという距離は、不動産広告の基準で言えば「徒歩10分」。近すぎず遠すぎずの距離ですが、ファミリーマートにはその距離を移動するだけの十分な価値があります。
ゆうちょ銀行ATMで手数料を節約したり、行政サービスで公的書類を取得したりといった「生活インフラ」としての側面はもちろん、ファミチキやスイーツ、一番くじといった「楽しみ」を提供してくれる場所でもあります。
検索するときは、単に「場所」だけでなく、今回ご紹介したような「設備」や「サービス」にも注目してみてください。事前にアプリや公式サイトで情報を確認することで、800mの移動が無駄にならず、目的を確実に達成できるようになりますよ。

