ファミリーマートのデカ盛りキャンペーンといえば、いまやコンビニ業界の夏の風物詩とも言える一大イベントになりましたね。私もこの時期になると、ついついお店に足を運んでしまいます。しかし、いざ買いに行こうと検索してみても、いつまで開催されているのか正確な日程が分からなかったり、お目当ての弁当やサンドイッチが売り切れで買えなかったりすることも多いのではないでしょうか。今回は、そんな気になる開催期間や狙い目の入荷時間に加え、注目のカロリーや他社との比較についても詳しくまとめてみました。

- 40%増量キャンペーンの具体的な開催期間とスケジュール
- 売り切れを回避するための狙い目の時間帯と入荷の仕組み
- ファミチキや弁当の実測重量とカロリーパフォーマンス
- ローソンの盛りすぎチャレンジとの違いや使い分け
ファミリーマートのデカ盛りはいつまで?期間と時間を解説

毎年大きな話題となるこのキャンペーンですが、実は「いつ行っても売っている」わけではありません。ここでは、過去の傾向や物流の仕組みに基づいた、より確実に手に入れるための期間と時間の攻略法について解説していきます。
増量キャンペーンはいつからいつまで開催?
ファミリーマートの「40%増量作戦」は、例年8月上旬から下旬にかけての約3週間で開催される傾向にあります。この期間中、すべての商品が一斉に並び続けるわけではなく、週替わりで対象商品が入れ替わる「弾丸スケジュール」が組まれるのが特徴です。
例えば、第1弾では定番の「ファミチキ」や人気のスナック菓子、第2弾では「サンドイッチ」や「スイーツ」、第3弾では「お弁当」や「パスタ」といったように、週ごとにメインの商品が変わります。そのため、「いつまでやっているか」という問いへの答えは、「キャンペーン自体は約3週間だが、個別の商品は1週間程度で姿を消す」というのが実態です。
過去の開催データ
2021年から2024年までのデータを見ると、いずれも8月の第1週または第2週にスタートしています。「お値段そのまま」というコンセプトは一貫しており、インフレが続く中での生活防衛策としても注目されています。
売り切れ対策と狙い目の入荷時間
SNSで「どこにも売っていない」「売り切れで買えない」という悲鳴が上がるのも、このキャンペーンの恒例行事です。確実に手に入れるためには、コンビニの物流サイクル、つまり「トラックが来る時間」を把握しておくことが最強の攻略法になります。
一般的に、お弁当やサンドイッチなどの「中食(なかしょく)」と呼ばれる商品は、1日に3回(朝・昼・夜)店舗に納品されます。特に狙い目なのは以下のタイミングです。
| 時間帯 | 狙い目の理由 |
|---|---|
| 早朝(6時~7時頃) | 朝の通勤・通学ラッシュ前に納品される便。サンドイッチやおにぎりの在庫が最も潤沢です。 |
| 昼前(11時頃) | ランチタイムに向けた最大の納品便。お弁当やパスタを狙うならこの時間がベストです。 |
| 夕方~夜(16時~22時頃) | 帰宅時間帯に合わせた納品。ただし、店舗によっては夜便の回数が少ないこともあるため注意が必要です。 |
ローソンの盛りすぎ企画との徹底比較
「デカ盛り」といえば、ローソンの「盛りすぎチャレンジ」と比較されることも多いですね。両者には明確な戦略の違いがあります。
ローソンの「盛りすぎ」は増量率47%を謳い、プレミアムロールケーキなどのスイーツ類で爆発的な人気を博しますが、その分「幻の商品」となりやすく、入手難易度が極めて高いのが特徴です。一方でファミリーマートのデカ盛り(40%増量)は、「食事としての満足感」を重視しており、ファミチキや弁当などの主食系ラインナップが強力です。
ここが違う!
・ローソン:スイーツ重視、お祭り感が強い、入手困難。
・ファミマ:食事重視(肉・米・パン)、実用性が高い、比較的入手しやすい。
40%増量作戦の対象商品ラインナップ
ラインナップは年々進化していますが、絶対に外せない「四天王」とも呼べる存在があります。
まず筆頭は「ファミチキ」。これはもはや説明不要の看板商品です。そして、断面のボリュームが凄まじい「サンドイッチ」、容器からはみ出さんばかりの「大盛パスタ」、そしてデザートの枠を超えたサイズ感の「プリン」です。これらに加え、スナック菓子やチョコレートなどのドライ商品も増量対象になるため、これらは保存がきく「備蓄用」としてまとめ買いするユーザーも多く見られます。
買えない場合の在庫確認と店舗の選び方
どうしても見つからない場合、アプリでの在庫確認をしたくなりますが、キャンペーン商品は回転が速すぎてリアルタイム在庫が反映されていないことが多いです。そのため、最終的には「足で稼ぐ」ことになります。
私の経験上、駅前の利用者が多い店舗よりも、「住宅街にある少し古めの店舗」や「オフィス街の土日」などが意外な穴場になることが多いです。また、店員さんに勇気を出して「次の入荷はいつ頃ですか?」と聞いてみるのも一つの手です。親切な店員さんなら、トラックの到着予定時間を教えてくれることもありますよ。
ファミリーマートのデカ盛り実測!カロリーと重さ検証

ここからは、実際に商品を入手した際の「実測レポート」の視点でお話しします。「40%増量」と謳っていますが、ネット上では「逆詐欺(良い意味で写真より量が多い)」という言葉が飛び交っています。実際にキッチンスケールで測ってみると、驚きの結果が見えてきました。
増量ファミチキの重さは逆詐欺なのか
ファミチキの通常サイズは約90g前後と言われていますが、増量版の実測値は多くのケースで135g~140gほどを記録します。計算すると、約50%以上の増量になっていることが多いのです。
公称値の40%を軽く超えてくるこのサービス精神こそが、ファミマが「逆詐欺」と称賛される理由でしょう。持った瞬間の「ずっしり感」は別格で、いつもの黄色い紙袋がパンパンに膨れ上がっている様子を見るだけでテンションが上がります。そのまま食べるのも良いですが、二つに切ってバンズに挟み、特大ファミチキバーガーにするのもおすすめの食べ方です。
サンドイッチの具材量と断面を写真で確認
コンビニのサンドイッチといえば、たまに「断面詐欺(見えるところだけ具が入っている)」と揶揄されることがありますが、このキャンペーン期間中のサンドイッチは真逆を行きます。
特に「テリヤキチキンとたまご」のサンドイッチなどは、パンの端から端まで具材がこれでもかと詰め込まれています。パンを持った指が具材に沈み込む感覚は、通常版では味わえません。具材の厚みがパンの厚みを凌駕しているため、もはや「パン付きのサラダ」を食べているような錯覚に陥ります。
弁当やパスタの驚くべきカロリーとコスパ
さて、気になるカロリーの話も避けては通れません。増量された弁当やパスタは、当然ながらカロリーもモンスター級になります。
例えば、増量版のパスタや弁当は平気で700kcal~800kcalオーバーを叩き出します。中には1,000kcalに迫るものも。しかし、これを「1円あたりのカロリー単価」として捉えると、これほどコストパフォーマンス(カロパ)が良い食品はありません。
注意点
脂質と糖質の量が多いため、これを食べた日の次の食事は軽めにするなど、ご自身で調整することをおすすめします。ダイエット中の方は、チートデイとして割り切って楽しみましょう。
スイーツやプリンの評判と口コミ
スイーツコーナーで異彩を放つのが「窯出しとろけるプリン」の増量版です。通常はかわいらしいサイズですが、増量版は完全に「バケツ」のような風格を漂わせています。
SNS上の口コミを見ても、「食べても食べても減らない」「プリンを飲む夢が叶った」といった歓喜の声が多く見られます。ただし、濃厚なクリーム系スイーツ(エクレアなど)の増量版は、「最後の方は少し重かった」という正直な感想も散見されます。シェアして食べるか、ブラックコーヒーを用意して挑むのが正解かもしれません。
ファミリーマートのデカ盛りでお得に満腹になろう

今回は、ファミリーマートのデカ盛りキャンペーンについて、開催期間から実測検証まで幅広く解説してきました。昨今の値上げラッシュの中で、お値段そのままで40%も増量してくれるこの企画は、単なる安売り以上に、企業の心意気を感じられる楽しいイベントです。
カロリーを気にするのも大切ですが、たまには理性を忘れて、圧倒的なボリュームと「逆詐欺」の衝撃を楽しんでみてはいかがでしょうか。人気商品は争奪戦必至ですが、ぜひお近くのファミリーマートで、その重量感を実際に手に取って体感してみてくださいね。
※本記事の情報は執筆時点のものです。店舗や時期により在庫状況や取り扱い商品が異なる場合があります。最新情報はファミリーマート公式サイトをご確認ください。
※栄養成分やアレルギー情報は、商品パッケージの表示を必ずご確認ください。
