ファミリーマートで目薬は買える?【結論と代替案】

こんにちは、「コンビニブログる」の管理人です。

急に目がかゆくなったり、乾燥でシパシパしたり…「あ、目薬が欲しい!」って思う瞬間、ありますよね。そんな時、一番近くにあるファミリーマートで買えたら便利だな、と私もよく思います。

目薬

でも、「ファミリーマートに目薬って売ってたっけ?」「Vロートとかスマイルみたいな定番品はあるのかな?」と疑問に思うかもしれません。もしかしたら、ローソンやセブンイレブンとの違いも気になっているかも。

この記事では、そんな「ファミリーマートの目薬」に関する疑問について、すっきり解決していきますね。

  • ファミリーマートで目薬が買えない理由
  • 例外的に目薬が買える店舗
  • ローソンなど他のコンビニとの違い
  • 目薬がない時の代替アイケア商品
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ファミリーマートの目薬販売状況【結論】

目薬1

「今すぐファミマで目薬が欲しい!」その気持ち、すごく分かります。でも、実際のところはどうなんでしょうか?

まず結論から言うと、どうなのか?そして、なぜ買えないのか?その理由と、ファミマの「薬」に関するちょっと複雑なサービスについて見ていきましょう。

ファミマで医薬品は買えない?その理由

いきなり結論からお伝えすると、ほとんどの一般的なファミリーマートの店舗では、医薬品に分類される「目薬」は販売していません。

「え、なんで?」と思いますよね。理由はシンプルで、日本の法律(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)にあります。

目薬のような「一般用医薬品(OTC医薬品)」を販売するには、薬剤師さんや「登録販売者」という専門の資格を持ったスタッフがお店にいる必要があるんです。

コンビニの強みは24時間営業ですが、専門の資格を持った人を24時間配置し続けるのは、人件費の面でかなりハードルが高い…というのが現実かなと思います。これが、ファミマで目薬が買えない大きな理由ですね。

ポイント:医薬品販売の壁

  • 目薬(第2類・第3類医薬品)の販売には「薬剤師」または「登録販売者」の配置が法律で義務付けられている。
  • コンビニの24時間営業モデルと、専門スタッフの常駐義務はコスト面で相性が悪い。

Vロートやスマイルはコンビニにある?

私たちが普段ドラッグストアでよく見かける「Vロート」シリーズや「スマイル」シリーズ、または抗菌系の目薬。

これらは、ほとんどが「第2類医薬品」や「第3類医薬品」に分類されます。

ということは、先ほどの理由(専門スタッフが必要)から、残念ながらこれらの人気ブランドの目薬も、通常のファミリーマート店舗で購入することはできません。

目薬が必要になったら、やっぱりドラッグストアや、後で紹介する「医薬品を扱っている一部のコンビニ」を探す必要がありますね。

例外は薬局一体型店舗

「原則買えない」と言いましたが、実はごく一部、例外があります。

それが、「薬局一体型店舗」と呼ばれる特殊なファミリーマートです。

例えば「ファミリーマート+〇〇薬局」のように、看板に薬局の名前が一緒に入っているお店を見たことがありませんか? こうした店舗は、コンビニと調剤薬局が一体化しています。

そこでは、処方せん薬だけでなく、一般用医薬品(OTC)も数百種類扱っていることが多いんです。目薬も当然そのラインナップに含まれている可能性が非常に高いですね。

注意点

この「薬局一体型店舗」は、全国のファミリーマートの中で見ても非常に数が少ないです。もし近所にあればラッキーですが、基本的には「ない」と思っておいた方がいいかもしれません。

処方薬受取サービス「ファミマシー」とは

最近、「ファミリーマートで薬が受け取れる」というニュースを見たことがある人もいるかもしれません。それが「ファミマシー」というサービスです。

ここで注意したいのが、「ファミマシー」は、あくまで病院で出された「処方せん薬」を事前に手配して、ファミマの店頭で「受け取る」サービスだということ。

私たちが今欲しい「目薬(OTC医薬品)」を、その場で「購入」できるわけではないんです。

このサービスが導入されている店舗(全国4,500店舗以上!)は多いのですが、「ファミマシー対応店 = 目薬が買える店」ではないので、ここは混同しないようにしたいですね。

太田胃散は買えるのになぜ?

「でも待って、ファミマで『太田胃散NEXT』とか売ってるの見たよ?」

そうなんです。良いところに気が付きましたね。私もそれを見て「あれ?」と思ったことがあります。

実は、あれは「医薬品」ではなく、「指定医薬部外品」というカテゴリーの商品なんです。

「医薬品」と「医薬部外品」の違い(ざっくり)

  • 医薬品(目薬など):病気の「治療」が目的。販売に資格者(薬剤師・登録販売者)が必要
  • 医薬部外品(太田胃散NEXT、栄養ドリンクの一部など):病気の「防止」や「衛生」が目的。販売に資格者が不要

「医薬部外品」は専門スタッフがいなくても販売できるため、ファミリーマートでも取り扱える、というワケですね。この法律上の違いが、目薬は買えないけど太田胃散NEXTは買える、という状況を生んでいます。

ファミリーマートで目薬がない時の代替案

目薬2

ファミリーマートでは原則、目薬が買えないことが分かりました。

「じゃあ、今すぐ目がツラい時はどうすれば…」となりますよね。ここからは、他のコンビニの状況や、ファミマで今すぐ買える「目を癒すための代替商品」を紹介しますね。

ローソンで目薬は買える?

競合のローソンはどうでしょうか。

実は、ローソンはコンビニの中ではOTC医薬品の販売に積極的です。

登録販売者を育成・配置して、第2類・第3類医薬品(風邪薬や胃腸薬、そして目薬も!)を扱っている店舗が全国に存在します(全店舗ではありません)。

もし近くにローソンがあるなら、ファミリーマートの次はこちらをチェックしてみる価値はありますね。

ローソンの注意点

ローソンであっても、医薬品を販売しているのは「登録販売者」が勤務している時間帯(例えば朝9時〜夕方17時など)に限られます。24時間いつでも買えるわけではない点に注意が必要ですね。

セブンイレブンの販売状況

では、セブンイレブンはどうでしょうか。

私の調べた限りでは、セブンイレブンもファミリーマートと同様、ローソンほど積極的にOTC医薬品販売を全店展開している、という感じではなさそうです。

もちろん、地域や特定の店舗(例えば駅ビル内やオフィス街の店舗)によっては扱っているケースもあるかもしれませんが、現状では「ローソンが先行している」という印象ですね。

コンビニの目薬は今後どうなる?

「コンビニで目薬が買えないの、やっぱり不便!」という声は多いと思います。実は、この状況、将来的には大きく変わるかもしれません。

今、厚生労働省が「リモート販売」という新しい仕組みを検討しているんです。

リモート販売解禁の可能性

これは、お店に薬剤師さんがいなくても、スマホのアプリなどを通じてオンラインで薬剤師さんとやり取りすれば、コンビニなどで薬を受け取れるようにしよう、という規制緩和の動きです。

これが実現すれば、深夜や早朝でも、専門家のアドバイスを受けた上でコンビニのレジや専用ロッカーで薬を受け取れるようになるかもしれません。

これが実現したら、コンビニの利便性が爆上がりですね!

ただ、ファミリーマートがこの仕組み(ワンストップ戦略)にどれだけ力を入れるか(今はスイーツなどに注力している印象もあります)は、今後の経営判断次第かな、とも思います。

ファミリーマートのホットアイマスク

「将来の話より、今すぐ何とかしたい!」

そうですよね。目薬(医薬品)は買えませんが、ファミリーマートには目を癒すための代替商品があります。

それが、「ホットアイマスク」です。

これは「雑貨(アイケア用品)」扱いなので、もちろん24時間いつでも購入可能です。約40℃くらいの蒸気で目元をじわーっと温めてくれるアイテムですね。

ラベンダーやカモミールといったアロマ付きの商品もあって、目薬とは違った「癒し」が得られます。目の疲れを感じた時には、医薬品の代わりにこちらを試してみるのも、良い選択肢かなと思いますよ。

まとめ:ファミリーマートの目薬事情

目薬3

最後に、ファミリーマートの目薬に関する情報をまとめておきますね。

ファミリーマートと目薬のまとめ

  1. ほとんどのファミリーマートでは、医薬品の目薬は購入できない
  2. 理由は、販売に必要な「薬剤師・登録販売者」がいないため。
  3. 例外はごく一部の「薬局一体型店舗」のみ。
  4. ローソンは、目薬を扱う店舗が一部存在する(ただし販売時間制限あり)。
  5. ファミマで今すぐ目を癒したい時は「ホットアイマスク」が代替案になる。

急に目薬が必要になった時は不便ですが、法律の壁がある以上、仕方ない部分もありますね。

今後はリモート販売の解禁に期待しつつ、現状は「ファミマでは買えない」と覚えておき、ドラッグストアや医薬品取扱店(一部のローソンなど)を利用するのが確実です。

この記事の情報は執筆時点のものです。医薬品に関するルールや店舗の取り扱い状況は変わる可能性があるため、正確な情報は公式サイトなどで確認するようにしてくださいね。

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