こんにちは!「コンビニブログる」です。
今回は、みずほ銀行のキャッシュカードをセブンイレブンのATM(セブン銀行ATM)で使うときの手数料について解説していきます。
私自身、みずほ銀行をメインで使っていて、「みずほマイレージクラブに入っているからコンビニATMは無料になるはず!」と思ってセブン銀行ATMで引き出しをしたのに、まさかの手数料が引かれていて驚いた経験があります。同じような経験をされた方、結構いるんじゃないかなと思います。

特に「みずほ銀行 セブンイレブン 手数料 無料」や「いくらかかるの?」、さらには「土日や時間外の手数料は?」といった疑問は多いですよね。
実は、みずほ銀行のコンビニATM手数料無料の特典は、セブン銀行ATMには適用されないという、ちょっとした落とし穴があるんです。この事実を知らないと、不必要なコストを払い続けることになりかねません。
この記事では、みずほ銀行のセブンイレブンに関する手数料体系を分かりやすく解説し、どうすれば手数料を最小限に抑えられるのか、具体的なテクニックをお伝えしていきます。ATMで現金を入金したり振込をしたいと考えている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- みずほマイレージクラブ特典の適用範囲とセブン銀行が無料にならない理由
- 平日日中、夜間、土日祝日の時間帯別にかかる手数料がいくらか
- セブン銀行ATMで「お振込」が利用できないという決定的な制限
- みずほ銀行のATM手数料を完全に無料にするための戦略的行動
みずほ銀行のセブンイレブン手数料とマイレージクラブ

まずは、最も多くの方が疑問に思っているであろう「なぜ無料にならないのか?」という核心的な部分から掘り下げていきます。この仕組みを理解することが、手数料を節約する第一歩です。
マイ-レージクラブ特典は対象外?
みずほ銀行の会員プログラム「みずほマイレージクラブ(MMC)」には、取引状況に応じてATM手数料が優遇される「うれしい特典」がありますよね。私も「これがあるから大丈夫!」と勝手に思い込んでいました。
結論から言うと、セブン銀行ATMは、このMMC特典による「コンビニATM利用手数料・時間外手数料 無料」の対象外なんです。
みずほ銀行の特典の案内をよく読むと、特典が適用されるコンビニATMは「コンビニ(イーネット)ATM」と明確に限定されています。セブン銀行やローソン銀行は、みずほ銀行にとって「アクセス提供パートナー」のような位置づけで、利便性を提供してくれていますが、ロイヤルティプログラムの特典は連動していない、という複雑な事情があるようです。
【注意】MMC特典の適用対象はイーネットATMのみ
みずほマイレージクラブの特典(月1回〜3回の無料優遇)が適用されるのは、主にファミリーマートなどに設置されているイーネットATMに限られます。セブン銀行ATMでは、あなたのMMCステージに関わらず、必ず標準の手数料がかかってしまいます。
Sステージでも手数料はかかる?
住宅ローンを利用している方や、クレジットカード・デビットカードを年間100万円以上利用している方がなれる最上位の「Sステージ」会員であっても、セブン銀行ATMの利用時には残念ながら手数料がかかります。
Sステージになると、みずほ銀行ATMやイオン銀行ATMでは時間外手数料が無料になるなど、強力な優遇を受けられます。しかし、セブン銀行ATMでは、最も安い平日日中(8時45分〜18時00分)でも、110円(税込)の利用手数料が必ず発生します。これがセブン銀行ATMを利用する上での「最低料金(フィー・フロア)」だと覚えておきましょう。
手数料が無料になる条件とは
セブン銀行ATMでの手数料を無料にする方法は、残念ながらみずほ銀行のMMC特典にはありません。唯一、みずほ銀行のキャッシュカードを使って手数料を無料にできるのは、以下の場所です。
- みずほ銀行のATM(いつでも、何度でも無料)
- イオン銀行のATM(いつでも、何度でも無料)
- イーネットATM(MMCのステージに応じて月1回〜3回まで無料)
この中で、お近くのセブンイレブンの代わりとして使えるのは「イーネットATM」でしょう。イーネットATMは、主にファミリーマートやミニストップなどに設置されています。みずほ銀行の特典を利用したいなら、少し遠くてもイーネットATMを探すのが賢明ですね。
イーネットATMとの違い
みずほ銀行の公式案内では、セブン銀行、ローソン銀行、イーネットのATMをまとめて「コンビニATM」と呼ぶことが多いです。これが利用者の混乱の最大の原因だと私は思っています。
しかし、実際の提携関係は以下の点で大きく異なります。
- MMC特典の適用:イーネットATM = **適用される** / セブン銀行・ローソン銀行 = **適用されない**
- 振込機能の有無:イーネットATM・ローソン銀行ATM = **利用可能** / セブン銀行ATM = **利用不可**
つまり、セブン銀行ATMはあくまで「お金を出す・入れる」ためだけのチャネルであり、みずほ銀行との関係性は一番浅い、と理解しておくと間違いがありません。
時間帯別手数料:平日はいくら?
セブン銀行ATMの手数料は、時間帯によって110円か220円のどちらかが適用されます。手数料を最小限に抑えたいなら、利用する時間帯を意識する必要があります。
最も安いのは、平日(月~金曜日)の「8時45分〜18時00分」です。
【ポイント】平日日中は110円でOK
平日日中の手数料は、110円(税込)です。これは「ご利用手数料」のみがかかっている状態です。
それ以外の時間帯、つまり早朝、夜間、そして週末や祝日は、これに加えて「時間外手数料」の110円が加算され、合計で220円(税込)が課金されます。
土日の手数料と利用時間
土曜日と日曜日にセブン銀行ATMを利用すると、残念ながら終日220円(税込)の手数料がかかってしまいます。
さらに、利用できない時間帯もあります。特に注意が必要なのは、日曜日の深夜から早朝にかけてと、毎月第1・第4土曜日の深夜です。
【注意】土日祝日は終日220円
土日・祝日の日中に「110円」になる時間帯はありません。「お金を引き出す(預け入れる)なら220円かかる」と割り切る必要があります。
みずほ銀行とセブンイレブンの手数料体系と利用法

ここでは、具体的な取引ごとの手数料と、セブン銀行ATMならではの機能制限について詳しく解説します。これが分かれば、ATM利用時のミスを確実に防げるはずです。
祝日の手数料も確認
祝日(振替休日を含む)は、曜日にかかわらず、手数料は終日220円(税込)になります。例えば、月曜日が祝日の場合、本来なら平日日中は110円ですが、祝日扱いとなるため、終日220円が適用されることになります。
もし、祝日に急な現金が必要になった場合は、手数料を払ってセブン銀行ATMを使うか、無料で利用できるイオン銀行ATMなど、他の代替手段を探すかの判断が必要になりますね。
入金の手数料
「入金(お預け入れ)」の手数料も、「お引き出し」の手数料と全く同じ体系です。つまり、平日日中なら110円、夜間・土日祝なら220円がかかります。
「お金を預けるのにも手数料がかかるの?」と驚く方もいるかもしれませんが、セブン銀行ATMはあくまで提携先のATMなので、このコストは避けられません。特に、少額の入金を頻繁にする場合は、手数料の合計額が馬鹿にならないので要注意です。
引き出しの手数料
もちろん「お引き出し」の手数料も、入金と同じく、平日日中の110円、夜間・土日祝の220円が適用されます。
繰り返しますが、あなたのMMCステージ(S・A・B)や、引き出し金額の大小に関わらず、この料金体系から免れることはできません。みずほ銀行の口座からセブン銀行ATMを使ってお金を引き出す=手数料がかかる、ということを原則として頭に入れておきましょう。
セブンイレブンで振込は不可?
これが、セブン銀行ATMを利用する上で最も大きなサービス上の制限かもしれません。
みずほ銀行のキャッシュカードを使って、セブン銀行ATMで「お振込」をしようとしても、その機能自体が提供されていません。
【注意】振込は別のATMかネットバンキングで
もし急ぎで振込が必要な場合は、セブン銀行ATMでは対応できないため、イーネットATMやローソン銀行ATM、あるいはみずほダイレクト(インターネットバンキング)を利用するしかありません。
振込手数料もネットバンキングの方が安価なケースがほとんどなので、可能な限りみずほダイレクトの利用をおすすめします。
手数料を節約するコツ
では、みずほ銀行のユーザーとして、コンビニATMの手数料を賢く節約するにはどうすれば良いでしょうか?私なりにまとめた具体的な行動戦略がこちらです。
1. イーネットATMを味方につける
MMC会員であれば、月1回〜3回まで手数料が無料になるイーネットATM(ファミリーマートなど)を優先的に利用しましょう。セブンイレブンとファミリーマートが隣接している場合、迷わずファミリーマートのATMを選ぶべきです。
2. イオン銀行ATMを代替として使う
イオン銀行ATMは、みずほ銀行のキャッシュカードなら利用手数料が終日無料です。お近くにイオンモールやミニストップ(一部設置)がある場合は、積極的に利用する方が断然お得です。
3. 平日日中に用事を済ませる
どうしてもセブン銀行ATMを使う必要があるなら、月~金曜日の8時45分〜18時00分に取引を集中させ、220円ではなく110円にコストを抑えましょう。たった110円の差ですが、月に数回利用すれば、年間で大きな差になりますよ。
【豆知識】利用回数が多いならネット銀行も検討
もし月に4回以上、コンビニATMを無料で使いたいなら、住信SBIネット銀行や楽天銀行など、特定の条件でコンビニATM手数料を月に数回無料にしているネット銀行の口座を持つことも、賢い選択肢の一つです。
まとめ:みずほ銀行とセブンイレブン手数料の要点

この記事では、みずほ銀行のセブンイレブン手数料について、多くの方が誤解しやすい「MMC特典の落とし穴」を中心に解説してきました。
最後に、みずほ銀行ユーザーがセブン銀行ATMを使う上で、絶対に忘れてはいけない要点をまとめます。
- みずほマイレージクラブ(S・A・Bステージ)の特典は、セブン銀行ATMでは適用されません。
- 手数料は、平日日中(8:45〜18:00)で110円、それ以外と土日祝は220円です。
- セブン銀行ATMでは「お振込」はできません。
- 手数料無料を目指すなら、イーネットATMかイオン銀行ATMを使いましょう。
この知識があれば、もう無駄な手数料を払う必要はありません。自分の獲得した特典を最大限に活用して、お得にコンビニATMを利用してくださいね。
ただし、利用時間や手数料に関する正確な情報は、変更される可能性があるため、必ずみずほ銀行の公式ウェブサイトで最新の情報を確認してください。最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。

