ライブのチケットや高速バスの予約、テーマパークの入場券など、セブンイレブンで発券する機会って意外と多いですよね。でも、いざ店舗に行こうとすると「マルチコピー機の操作って必要なのかな?」「レジで番号を見せるだけでいいの?」と迷ってしまうことも。さらに最近では手数料の改定や、やり方がわからなくて発券できないといったトラブルも気になるところです。私自身も最初は戸惑いましたが、仕組みがわかればとても便利に使いこなせますよ。

- ネット予約済みチケットと店頭購入の明確な手順の違い
- 2025年から変更となる各種手数料の最新情報
- 発券時に使える支払い方法とnanacoポイントの注意点
- メンテナンス時間や期限切れなどトラブル時の対応策
セブンイレブンでの発券手順と基本

まずは一番基本となる発券の流れから見ていきましょう。実は「ネットですでに予約している場合」と「お店でこれから買う場合」で、やるべきことが全然違うんです。ここを間違えるとレジ前で焦ってしまうので、しっかり整理しておきますね。
ネット予約後の簡単な発券のやり方
チケットぴあやイープラス、セブンチケットなどで事前にネット予約を済ませている場合、多くの方は「マルチコピー機の操作は不要」です。これ、意外と知られていなくて、とりあえずコピー機の前に行ってしまう人も多いんですよね。
基本的には、予約完了時に発行された「払込票番号(13桁)」をレジの店員さんに直接提示するだけでOKです。「インターネット決済の支払いをしたいのですが」と伝えて画面を見せれば、スムーズに対応してくれますよ。
Web予約済みのチケット(セブンチケット、イープラス、楽天チケットなど)の多くは、マルチコピー機を通さず、レジ直行で大丈夫です!
ただし、JTBのレジャーチケットやスポーツ振興くじなど、一部のサービスは予約済みでもマルチコピー機の操作が必要なケースがあるので、予約完了メールの案内をよく確認してくださいね。
13桁の払込票番号を確認する方法
レジで提示するために絶対に必要なのが、この「13桁の払込票番号」です。これがチケットの引換券代わりになります。
番号の確認方法はいくつかありますが、一番確実でエラーが少ないのは「スマートフォンの画面提示」です。予約サイトの「申込完了画面」や「購入履歴(Myチケット)」から、バーコード付きの払込票画面を表示させましょう。これを店員さんがスキャナーで読み取ってくれます。
注意したいのが、電話番号や4桁の受付番号では手続きができないという点です。ローソンなど他のコンビニとは仕組みが違うので、必ず13桁の番号を用意してくださいね。
もしスマホの画面が出せない場合は、自宅で払込票をプリントアウトして持っていくか、13桁の数字をメモに書いて店員さんに渡しても大丈夫です。
マルチコピー機の操作が必要なケース
では、どんな時に店内のマルチコピー機を使う必要があるのでしょうか?
主に以下の2つのパターンです。
- Web予約をしておらず、その場で購入したい場合
- JTBレジャーチケットやスポーツくじ(toto/BIG)を買う場合
特にディズニーリゾートや水族館などのチケットを扱う「JTBレジャーチケット」は、マルチコピー機の「チケット」メニューから「JTBレジャー」を選んで操作します。事前に7桁の商品番号を調べておくと、検索の手間が省けてかなりスムーズですよ。
チケットぴあやJTBの購入手順
店舗で直接チケットを探して購入する場合の手順も、一度覚えてしまえば簡単です。
マルチコピー機のタッチパネルで「チケット」を選択し、そこから「セブンチケット」や「チケットぴあ」など、利用したいサービスを選びます。その後、ジャンルやキーワード検索で目当てのイベントを探していく流れですね。
操作が終わると、コピー機から長いレシートのような「払込票」が出てきます。これを持って30分以内にレジへ行き、支払いを済ませることで正式なチケットが発券されます。
この「30分以内」というのが重要で、時間を過ぎると無効になってしまい、また最初から操作し直しになってしまうので気をつけてください。
高速バスチケットの支払いと受取
帰省や旅行で使う高速バスのチケットもセブンイレブンで支払・発券ができます。「ハイウェイバスドットコム」などの予約サイトで「コンビニ決済(セブンイレブン)」を選ぶと、払込票番号が発行されます。
これをレジで伝えて代金を支払うのですが、ここで一つ大事なポイントがあります。
「必ずその場でチケット本券を受け取ったか確認すること」です。
以前、支払いのレシート(領収書)だけ受け取って、チケット本券をもらい忘れたというトラブルを聞いたことがあります。レシートだけではバスに乗車できないので、必ず「乗車券」と書かれたチケットが手元にあるか、店を出る前にチェックしてくださいね。
セブンイレブン発券の手数料とトラブル

チケット購入で気になるのが「手数料」ですよね。実はここ最近、業界全体で手数料の見直しが進んでいるんです。また、「発券できない!」と焦らないためのトラブル対処法についても解説します。
2025年の発券手数料の値上げ詳細
少し残念なお知らせですが、システム維持コストやセキュリティ強化の影響で、チケット発券に関わる手数料が値上がりする傾向にあります。特に2025年は多くのサービスで改定が予定されています。
例えば、チケットぴあの発券手数料は、2025年4月1日から従来の110円(税込)から165円(税込)に改定される予定です。決済手数料も同様に値上げとなります。
| サービス名 | 項目 | 改定前 | 改定後 | 時期 |
|---|---|---|---|---|
| チケットぴあ | 発券手数料 | 110円 | 165円 | 2025/4/1~ |
| チケットぴあ | 決済手数料 | 220円 | 330円 | 2025/4/1~ |
| イープラス | 店頭発券手数料 | – | 165円 | 2025年改定 |
「えっ、高くなるの?」と思うかもしれませんが、実はチケットの配送手数料も大幅に値上がり(990円〜1000円程度)しているため、店頭で発券したほうが送料よりは断然安く済むという状況は変わっていません。
クレジットカード等の支払い方法
レジでのチケット代金の支払いには、現金のほかに以下の決済方法が使えます。
- 現金
- 電子マネー「nanaco」
- クレジットカード(JCB, Visa, Mastercardなど)
PayPayなどのQRコード決済や、Suicaなどの交通系電子マネーは、チケット支払いには使えないことがほとんどなので注意が必要です。クレジットカードが使えるのは、高額なチケットを買う時に助かりますよね。
nanacoポイントが付かない注意点
セブンイレブンといえばnanacoですが、チケットの代金支払い(収納代行)に関しては、残念ながらnanacoポイント付与の対象外となっています。
「高い買い物だからポイント貯めたい!」と思うところですが、レジでnanaco決済をしてもポイントはつきません。ただし、クレジットカードからnanacoにチャージする際にポイントが貯まるカードを使っていれば、チャージ分のポイントは間接的にゲットできるので、そういった工夫をしてみるのも良いかもしれません。
メンテナンスで発券できない時間帯
「コンビニだから24時間いつでも発券できる」と思いがちですが、実はシステムメンテナンスで発券できない時間帯が存在します。
例えば、特定のチケットサービスでは深夜の数時間(例:1:30〜5:30など)にメンテナンスを行うことがあります。また、セブンイレブン側のシステム更新と重なる場合もあります。
ライブ当日の早朝や深夜に発券しようとして「メンテナンス中で出せない!」となると大惨事です。発券期間が始まったら、できるだけ余裕を持って、昼間のうちに発券しておくことを強くおすすめします。
期限切れ等の発券できないトラブル
発券できないトラブルで一番多いのが「払込期限(発券期限)切れ」です。この期限はシステムで厳格に管理されていて、1分でも過ぎると番号が無効になり、発券できなくなってしまいます。
「今日までだから夜に行けばいいや」と思っていると、うっかり時間を過ぎてしまうことも。また、大規模なシステム障害が発生している可能性もゼロではありません。
もし店舗で「番号が使えません」と言われたら、まずは期限を確認し、問題なければ公式のX(旧Twitter)などで障害情報が出ていないかチェックしてみてください。お店の端末だけの問題なら、別のセブンイレブンに行けば発券できることもあります。
※この記事で紹介している情報は調査時点のものです。正確な最新情報は各プレイガイドやセブンイレブンの公式サイトで必ずご確認ください。
セブンイレブンでの発券まとめ

セブンイレブンでの発券は、Web予約済みなら「レジで番号提示」、これから買うなら「マルチコピー機」と覚えておけば迷いません。2025年からの手数料改定は気になりますが、配送よりはお得ですし、自分のタイミングで受け取れるのはやっぱり便利ですよね。トラブルを避けるためにも、13桁の番号はしっかり準備して、期限には余裕を持ってお店に行きましょう!

