セブンイレブン本社の電話番号やアクセスは？採用や実験店舗も解説

セブンイレブン 本社について詳しく知りたいと考えている方は、おそらく具体的なアクセス方法や電話番号、あるいは採用に関する情報を探しているのではないでしょうか。もしかすると、店舗での対応について苦情や相談があり、お客様相談室の連絡先や受付時間を調べている最中かもしれません。また、ビジネスや就職活動の一環として、社長の経歴や経営方針、本社の場所である二番町の地図に関心を持っている方もいるはずです。この記事では、そうした多岐にわたる疑問に対して、公式情報や現地の状況を整理しながら一つひとつ丁寧にお答えしていきます。

• 本社へのアクセス方法と最寄り駅からの所要時間がわかります
• 目的に合わせた問い合わせ電話番号や窓口の使い分けが理解できます
• 本社ビル1階にある特別な店舗の秘密について知ることができます
• OFCの役割や新社長の人事など組織の裏側が見えてきます

セブンイレブン本社の住所とアクセス方法

ここでは、多くの人が検索しているセブンイレブン 本社の物理的な場所や行き方、そしていざという時の連絡先についてまとめていきます。ビジネスで訪問される方はもちろん、問い合わせ先を探している方にも役立つ情報を整理しました。

千代田区二番町にある本社の地図情報

まず最初に、セブンイレブン・ジャパンの本社がどこにあるのか、基本的な位置情報を押さえておきましょう。本社は、東京都千代田区の「二番町（にばんちょう）」というエリアにあります。ここは皇居にも近く、多くの企業が集まる落ち着いたビジネス街ですね。

具体的な住所とビルの情報は以下の通りです。

この「二番町ガーデンビル」は、セブン‐イレブン・ジャパンだけでなく、親会社であるセブン＆アイ・ホールディングスも入居している、まさにグループの中枢と言える場所です。もし地図アプリで検索する場合は、「二番町ガーデンビル」と入力するとスムーズに見つかるかなと思います。

最寄り駅の麹町駅から徒歩での行き方

次に、電車で向かう場合のアクセス方法です。都内は路線が複雑ですが、セブンイレブン 本社へ向かうなら、以下のルートが便利ですよ。

一番のおすすめは、東京メトロ有楽町線の「麹町駅」を使うルートです。

• 最寄り駅: 東京メトロ有楽町線「麹町駅」
• 出口: 5番出口
• 所要時間: 徒歩約2分

麹町駅の5番出口を出て地上に上がれば、あとはほんの数分で到着します。雨の日や、時間に余裕がない時はこのルート一択かなと思いますね。

また、JRを使いたい場合は「四ツ谷駅」も利用可能です。

• 利用駅: JR中央線・総武線「四ツ谷駅」
• 出口: 麹町口（こうじまちぐち）
• 所要時間: 徒歩約4分〜7分

こちらは新宿通りを少し歩く形になります。上智大学のキャンパスを横目に見ながらのお散歩コースになりますが、信号待ちなども考慮して、少し早めに到着するように調整するのが良いでしょう。

苦情や問い合わせの電話番号と受付時間

「商品について意見を伝えたい」「店舗の対応で困ったことがあった」という場合、どこに連絡すれば良いか迷いますよね。実は、セブンイレブン 本社には代表電話がありますが、一般のお客様からの相談は窓口が分かれていることが多いんです。

一般的に公開されているお客様相談室の受付時間は、平日の日中がメインです。

• 受付時間目安: 月曜日〜金曜日 9:30〜17:00（土日祝除く）

また、電子マネーのnanacoに関するトラブルは、セブンイレブン本体ではなく「nanacoお問合せセンター」が管轄しています。こちらは対応時間が長く、年中無休の場合が多いので安心ですね。

お客様相談室へのメールなどの連絡先

「電話はちょっと苦手」「営業時間内にかけられない」という方は、メールフォームや郵送での問い合わせも可能です。

郵送の場合は、本社の住所である「〒102-8455 東京都千代田区二番町8番地8 株式会社セブンイレブンジャパン お客様相談室」宛に送ることができます。

Webサイトにあるメールフォームを利用する場合、以下の点に注意が必要です。

• 回答までに時間がかかる場合がある
• 内容によっては個別の回答がもらえないこともある

急ぎの用件でなければフォームは便利ですが、緊急のトラブルや、どうしても返答が欲しい場合は、やはり電話の方が確実かもしれません。

本社ビル1階の店舗に見る実験的な試み

個人的にすごく面白いなと思うのが、本社ビル（二番町ガーデンビル）の1階に入っている「セブン‐イレブン千代田二番町店」の存在です。

ここはただのコンビニではありません。実は、本社のお膝元にある「実証実験店舗」としての役割を持っているんです。2017年のリニューアル時には、環境負荷を減らす設備や、従業員さんが働きやすくなるための新しい什器などが導入されました。

「本部で考えた戦略を、すぐ下の店舗で試してみる」という、まさに現場主義を体現している場所なんですね。もし近くに行く機会があれば、他の店舗とどこが違うか観察してみるのも面白いかもしれません。

セブンイレブン本社の採用や社長の動向

後半は、少し視点を変えて「企業としてのセブンイレブン」に迫ります。就職活動中の方や、ビジネスの動向を追っている方にとって気になる、組織の仕組みやトップの交代について見ていきましょう。

新卒や中途採用で求める人材と職種

セブンイレブン 本社で働きたいと考えている方にとって、どんな人材が求められているかは最大の関心事ですよね。採用情報を紐解くと、新卒と中途（キャリア）採用では少し色が違うことがわかります。

新卒採用では、主に「総合職」として募集され、将来的に後述するOFC（店舗経営相談員）になることが期待されています。まずは店舗を知り、そこからキャリアを積み上げていくスタイルですね。

一方で、中途採用ではより専門的なスキルが求められる傾向があります。

• IT・デジタル分野（DX推進）
• 建築・設備管理
• 法務や経理などの管理部門

特に最近は、アプリ開発や配送サービスなどのデジタル化が進んでいるため、そうした分野のスペシャリストへのニーズが高まっているようです。

現場主義を支えるOFCの仕事内容

セブンイレブンの組織を語る上で絶対に外せないのが、OFC（オペレーション・フィールド・カウンセラー）という職種です。

OFCは、加盟店のオーナーさんに対して経営のアドバイスを行う、いわば「コンサルタント」のような存在です。単に本部からの連絡を伝える係ではありません。

本社の社員であっても、まずは現場を知らないと適切なアドバイスはできません。そのため、入社後は直営店での研修などを経て、現場感覚を徹底的に叩き込まれる仕組みになっています。この「現場主義」こそが、セブンイレブンの強さの秘密と言えるでしょう。

組織図に見る各部署の機能と役割

本社の中には、OFCをサポートし、全国の店舗運営を円滑にするための様々な専門部署があります。調査データから主な部署をピックアップしてみました。

このように、本社は現場に指令を出す「指令塔」であると同時に、現場から上がってくる膨大なデータを分析する「集積センター」のような機能も持っています。これらが有機的に連携することで、あのおにぎりの美味しさや、便利なサービスが生まれているんですね。

2025年の社長交代と今後の経営方針

企業のトップである社長の動向も、今後のセブンイレブンを占う上で重要です。最近のニュースで特に注目なのが、2025年の社長交代です。

報道によると、2025年4月17日付で現在の執行役員である阿久津知洋氏が新社長に就任する人事が発表されています。これは経営体制の若返りを図り、変化の激しい小売業界で勝ち抜くための新体制への移行だと考えられます。

今後は以下のような分野により一層力が入れられると予想されます。

• サステナビリティ: 食品ロス削減や環境配慮型店舗の拡大
• DX（デジタルトランスフォーメーション）: 「7NOW」などの配送サービスやアプリの進化

新社長のもとで、どのような新しい戦略が打ち出されるのか、私も一消費者として非常に楽しみにしています。

セブンイレブン本社の機能と役割まとめ

ここまで、セブンイレブン 本社について、アクセスから組織の中身まで見てきました。最後に改めてポイントを振り返っておきましょう。

単なるオフィスビルではなく、全国2万店以上の店舗を支える巨大な頭脳として機能しているセブンイレブン本社。私たちが普段何気なく利用しているコンビニの便利さは、この場所から生まれていると言っても過言ではありませんね。