大阪のビジネス街である本町エリアで、ふとセブンイレブンを探したくなることはありませんか。広い地下鉄の駅を出てすぐにコーヒーを買いたい、ランチタイムに座って食事を済ませたい、あるいは急ぎのコピーやトイレ利用など、目的は様々だと思います。しかし、本町駅は構造が複雑で、どの出口から出れば一番近いのか迷ってしまうことも少なくありません。また、最近では喫煙所やイートインコーナーの有無、24時間営業かどうかも店舗によって異なるため、事前に知っておくと便利です。この記事では、私が実際に調べた情報をもとに、皆さんの目的にぴったり合う店舗を紹介していきます。

- 地下鉄の出口から雨に濡れずに行ける店舗がわかる
- イートインやきれいなトイレがある店舗が見つかる
- 喫煙事情や24時間営業ではない店舗の注意点がわかる
- 本町エリアでの快適なコンビニ活用術が身につく
地下鉄出口に近いセブンイレブン本町の店舗

本町駅は御堂筋線、中央線、四つ橋線が交差する巨大なダンジョンのような場所です。自分が今いる場所や利用する路線によって、使いやすいセブンイレブンは全く異なります。ここでは、迷わずにたどり着ける「出口との相性」が良い店舗を中心にご紹介します。
雨に濡れない出口直結の便利な店舗
梅雨の時期や急なゲリラ豪雨、あるいは夏の猛暑日に、地上に出ることなくコンビニに入れると本当に助かりますよね。本町エリアには、地下からのアクセスが抜群な店舗がいくつか存在します。
まず押さえておきたいのが、「セブンイレブン 御堂ビル店」です。ここは御堂筋線のホームから階段を上がり、4番・5番・6番出口の改札を出て左に進むと、そのままビル内に入ることができます。雨の日でも傘をささずに移動できるので、ビジネスマンにとってはまさにオアシスのような存在です。
また、比較的新しい「セブンイレブン 本町ガーデンシティテラス店」も素晴らしい立地です。こちらは1番出口に直結しており、北浜や淀屋橋寄りの車両を利用する方には非常に便利です。ビル自体がきれいなので、店舗も清潔感があり、気持ちよく利用できます。
ここがポイント
御堂筋線を使うなら、南側(心斎橋寄り)なら「御堂ビル店」、北側(淀屋橋寄り)なら「ガーデンシティテラス店」が直結で便利です。
船場センタービル地下にある駅近の場所
中央線を利用する方や、東西に移動する方にとって欠かせないのが、船場センタービル内にある店舗です。特に「セブンイレブン 大阪本町駅中央店」は、船場センタービル10号館の地下2階にあり、中央線の改札からも近い場所にあります。
この店舗の最大の魅力は、地下街の中にありながらも十分な広さがあることでしょう。ショッピングの合間や、乗り換えのタイミングでサッと立ち寄れるのは大きなメリットです。地下でつながっているため、天候を気にする必要がありません。
靱公園近くや西本町エリアの店舗
ビジネス街のイメージが強い本町ですが、西側の四つ橋線周辺には緑豊かな靱公園(うつぼこうえん)があります。このエリアは少し雰囲気が変わり、生活感やリラックスした空気が漂っています。
四つ橋線の25番・28番出口方面を利用するなら、「セブンイレブン 大阪靱本町1丁目店」が便利です。公園への入り口にも近いため、ピクニック前の買い出しや、散歩の途中で飲み物を買うのに最適です。また、さらに西側には「大阪靱本町2丁目店」もあり、このあたりはマンションも多いため、近隣に住む方々の冷蔵庫代わりとしても重宝されています。
24時間営業ではない店舗の注意点
「コンビニといえば24時間営業」と思い込んでいると、痛い目を見ることがあるのが本町エリアの特徴です。特にオフィスビルの中や地下街にある店舗は、ビルの閉館時間に合わせて営業時間が短縮されていることがあります。
例えば、先ほど紹介した船場センタービル内の「大阪本町駅中央店」は、営業時間が7:00~23:00となっていることが多いです。深夜や早朝に利用しようとしても閉まっているため、夜遅くの残業や早朝出勤の際は注意が必要です。
注意点
ビルイン型の店舗(ビルの中にある店舗)は、土日祝日が定休日だったり、営業時間が短い場合があります。深夜利用なら路面店を探しましょう。
最寄りの店舗へのアクセスと地図
本町エリアは碁盤の目状になっているため、地図上では近く見えても、実際には信号待ちが長かったり、一方通行で渡りにくかったりすることがあります。目的の店舗に行く際は、単純な直線距離だけでなく「何番出口に近いか」を意識することが最短ルートへの近道です。
スマホの地図アプリを見る際は、自分が「御堂筋側(東)」にいるのか、「四つ橋側(西)」にいるのかをまず確認してください。それだけで、目指すべきセブンイレブンが自然と絞り込まれるはずです。
目的別で探すセブンイレブン本町の活用法

単に買い物をするだけでなく、トイレや休憩、急な着替えなど、コンビニに求める機能は時と場合によって変わりますよね。ここでは、具体的な目的に合わせた「使える」店舗を紹介します。
ランチに最適なイートインがある店舗
本町のランチタイムはどこも混雑しており、「ランチ難民」になることもしばしば。そんな時に頼りになるのがイートインスペースですが、最近は縮小傾向にあります。
その中で貴重な存在なのが、「セブンイレブン 大阪本町駅中央店」です。地下街の店舗ですがイートインスペースがあり、サッと食事を済ませたい時には非常に重宝します。また、少し歩けるのであれば、「南船場三休橋筋店」には2階に広いイートイン席があるという情報もあります。
知っておくと便利
お昼の12時~13時はイートインも激戦区です。時間を少しずらすか、最初からテイクアウトしてオフィスや公園で食べるのが無難かもしれません。
綺麗なトイレや着替え台がある店舗
営業周りの方や、仕事後に予定がある方にとって、身だしなみを整えられる場所は重要です。特に注目したいのが「セブンイレブン 御堂筋本町店」です。
この店舗には、なんと「フィッティングボード(着替え台)」が設置されているトイレがあるそうです。汗をかいた後の着替えや、ストッキングの履き替えなど、ビジネスパーソンにとって非常にありがたい設備ですよね。また、「アセプシー」という便座クリーナーが導入されている店舗も多く、衛生面でも安心して利用できるのが嬉しいポイントです。
喫煙所の有無と周辺の喫煙スポット
愛煙家の方にとって気になるのがタバコ事情ですが、残念ながら本町エリアのコンビニ店頭からは灰皿がほとんど姿を消しています。セブンイレブンの前で一服、というのは基本的に期待できないと考えた方が良いでしょう。
もしタバコを吸いたい場合は、コンビニを探すよりも、近隣の「ドトールコーヒー」などの喫煙ブースがあるカフェや、船場センタービル内の喫煙可能な飲食店、あるいは指定された公衆喫煙所を目指すのが確実です。「コンビニに行けばなんとかなる」と思わず、専用の場所を探すことをおすすめします。
コピー機やATMなど設備の確認
ビジネス街の店舗だけあって、コピー機やATMの稼働率は非常に高いです。特に「ネットプリント」機能は、出先で急に資料が必要になった営業マンの強い味方です。
御堂ビル店やガーデンシティテラス店のようなオフィス直結型の店舗では、朝の通勤時間帯や昼休みにお金をおろしたり、住民票などの行政サービスをマルチコピー機で利用したりする人で賑わいます。台数が複数ある店舗なら待ち時間も少なくて済みますが、給料日後などはATMに行列ができることもあるので、時間に余裕を持って利用しましょう。
駅周辺のバイトや求人情報の傾向
もし、本町のセブンイレブンで働きたいと考えているなら、このエリアは意外と狙い目かもしれません。オフィス街なので、客層は近隣で働くビジネスマンが中心で、比較的落ち着いていると言われています。
平日のランチタイムは戦場のような忙しさになりますが、その分、土日や夜間は人が少なくなり、業務量が落ち着く傾向にあります。「駅チカで働きたい」「土日はゆっくり働きたい」という方には、オフィスビル内の店舗や、ビジネス街中心部の店舗の求人をチェックしてみると良い条件が見つかるかもしれません。
セブンイレブン本町の快適な利用まとめ

今回は、大阪・本町エリアのセブンイレブンについて、出口別の選び方や目的別の活用法をご紹介しました。
複雑な本町駅周辺ですが、「御堂筋線なら御堂ビル店かガーデンシティテラス店」「雨に濡れたくないなら地下直結」「着替えたいなら御堂筋本町店」といった特徴を押さえておけば、もう迷うことはありません。たかがコンビニ、されどコンビニ。自分の現在地や目的に合わせて最適な一軒を選ぶことで、本町での時間がより快適で効率的になるはずです。ぜひ、次回の利用時に役立ててください。
※記事の内容は執筆時点の情報です。営業時間や設備は変更になる場合があるため、最新情報は公式サイトや店頭でご確認ください。

