セブンイレブンの本完全ガイド!注文受取やコピー本の作り方

セブンイレブンの本に関するサービスは、単に雑誌を買うだけにとどまらず意外と奥が深いことをご存知でしょうか。便利なセブンネットで注文した商品の店舗受取を利用したり、購入後に気になる返品のルールを確認したりすることはもちろん、最近では電子書籍サービスの終了や雑誌の定期購読に関する変更といったニュースも飛び交っています。また、クリエイティブな活動をされる方であれば、コピー本の作り方やマルチコピー機の活用術も気になるところかなと思います。この記事では、セブンイレブンをもっと便利に使いこなすための情報を整理してお伝えします。

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  • セブンネット注文と店舗受取の具体的な手順
  • 本を購入する際の支払い方法と返品ルール
  • コピー本作成やマルチコピー機の活用方法
  • 電子書籍や雑誌定期購読の終了に関する情報
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セブンイレブンの本を購入・注文する全手法

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セブンイレブンで本を手に入れる方法は、店頭にある棚から選ぶだけではありません。ここでは、ネット通販とリアル店舗を組み合わせた賢い買い方や、支払いに関する重要なルールについて詳しく解説していきます。

セブンネットで注文し店舗受取する手順

欲しい本が近所の書店にない時、私がよく利用するのがセブンネットショッピングです。このサービスの最大の魅力は、ネットで注文して近くのセブンイレブンで好きな時に受け取れる点にあります。

手順はとてもシンプルで、まずはスマホやPCからセブンネットで欲しい商品を注文します。この時、配送方法で「店舗受取」を選択するのを忘れないでくださいね。商品がお店に到着すると、登録したメールアドレスに通知が届きます。あとは、そのメールに記載されている「受取りバーコード」をレジで店員さんに見せるだけです。

バーコードが表示できない場合でも、一緒に記載されている16桁の番号を伝えれば問題なく受け取れますよ。

仕事帰りの遅い時間でも、24時間空いているコンビニなら自分のタイミングで受け取れるので、忙しい私にとっては手放せないサービスになっています。

店舗受取なら送料無料で本が入手できる利点

通販で本を買う時にどうしても気になってしまうのが「送料」ですよね。数百円の本を買うのに送料がかかってしまうと、なんだか損をした気分になってしまうのは私だけではないはずです。

その点、セブンイレブンの店舗受取サービスなら送料が完全無料になるのが本当にありがたいポイントです。たとえ漫画1冊、文庫本1冊であっても、お店まで届けてもらうための送料はかかりません。

Amazonや楽天ブックスなども便利ですが、購入金額の条件などを気にせず、欲しい時に欲しい1冊を気軽に注文できるのは、セブンネットならではの大きなメリットだと感じています。

注文後の返品や交換に関する厳格なルール

ここで一つ、皆さんにどうしても伝えておきたい注意点があります。それは、セブンネットショッピングで購入した本の返品・交換ルールが非常に厳しいということです。

基本的に、「間違って注文してしまった」「思っていた内容と違った」といったお客様都合による返品や交換は一切受け付けてもらえません。これは送料無料などの利便性を提供してくれている分、コストを抑えるための仕組みなのかもしれませんね。

返品・交換に関する注意点

  • 注文間違いや重複注文による返品は不可
  • 商品がイメージと違う場合も対応不可
  • 汚損や破損があった場合のみ、到着後10日以内に連絡が必要

もし届いた商品が破れていたり、違う商品が届いたりした場合はもちろん交換してもらえますが、その場合も店舗での交換ではなく、カスタマーセンターへ連絡して宅配便でのやり取りになります。注文確定ボタンを押す前に、タイトルや巻数をしっかり確認することが大切ですね。

店頭販売の雑誌や限定ムック本の魅力

お店に行くとついつい雑誌コーナーを覗いてしまうのですが、最近のセブンイレブンは「限定商品」が熱いんです。特に注目なのが、有名ブランドとコラボした限定ムック本(ブランドブック)です。

例えば、人気ブランドのバッグやポーチが付録についたムック本で、「セブンイレブン限定カラー」が販売されることがよくあります。「書店では黒だけど、セブンでは限定のブラウンが買える」といった展開があると、ついつい手が伸びてしまいますよね。

こうした商品は再入荷が難しいことも多いので、店頭で見かけて「いいな」と思ったら、その場で購入を決めるのが後悔しないコツかもしれません。

本の購入で使える支払い方法とポイント

店舗受取のもう一つのメリットは、支払いの選択肢が多いことです。クレジットカードはもちろん、現金やnanaco、さらにはQUOカードやセブン&アイ共通商品券も使えます。

ただ、普段nanacoを利用している方に知っておいてほしい変更点があります。

nanacoポイントの付与について

2022年10月以降、店舗受取の注文を店頭でnanaco支払いした場合、nanacoポイントの付与対象外となっています。

「ポイントが貯まると思ってnanacoで払ったのに…」とがっかりしないよう、この点は覚えておくと良いですね。もちろん、nanacoポイントを使って支払うこと自体は可能ですので、ポイント消化には便利ですよ。

セブンイレブンの本に関する印刷とサービス変更

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セブンイレブンの魅力は「買う」だけではありません。マルチコピー機を使った「作る」楽しみや、最近発表された少し寂しいサービス終了のニュースについても、しっかり整理しておきましょう。

コピー本の作り方と小冊子印刷の活用

創作活動をしている方にとって、セブンイレブンのマルチコピー機は「神機」とも呼ばれる頼もしい存在です。特に「小冊子印刷」機能を使えば、誰でも簡単に「コピー本」を作ることができます。

この機能のすごいところは、PDFなどのデータを送るだけで、ページ順を自動で並べ替え、なんと中綴じ(真ん中をホッチキス止めする形)の状態になるよう印刷してくれる点です。あとは自分で折って綴じるだけで、立派な冊子が完成します。

機能名 特徴 おすすめ用途
小冊子印刷 自動で面付け(ページ配置)を行う 同人誌、イベント配布物
手差し印刷 好きな紙を持ち込める(一部店舗) 表紙だけ特殊紙にするなど

イベント直前に「あと数冊足りない!」という時でも、24時間いつでも印刷できるので、クリエイターにとっては本当に心強い味方ですよね。ただし、どうしても周囲に5mmほどの白いフチができてしまうので、原稿を作る際はそこだけ注意が必要です。

ネットプリントで多様なコンテンツを印刷

自分で作ったデータだけでなく、様々なコンテンツを購入して印刷できるのも面白い点です。「コンテンツプリント」と呼ばれるサービスでは、楽譜や住宅地図、ブロマイドなどをその場で印刷できます。

例えば「ぷりんと楽譜」なら、楽器屋さんに行かなくても欲しい曲の楽譜が1曲単位ですぐ手に入りますし、アニメやゲームのキャラクターブロマイド(ネットプリント)も頻繁に更新されています。物理的な本としての在庫を持たず、必要な時に必要な分だけ印刷して入手する、まさに「デジタル時代の本屋さん」といった感じですね。

電子書籍サービスの終了と移行手続き

ここからは少し注意が必要なニュースです。これまでセブンネットショッピングで提供されていた電子書籍サービスが終了し、今後は大日本印刷が運営する「honto」へ引き継がれることになりました。

「今まで買った本はどうなるの?」と不安になりますよね。基本的には移行手続きを行えばhontoで読み続けられるのですが、実は一部の古い形式のファイル(XMDFやトッドブック形式など)は、移行の対象外となり読めなくなるリスクがあります。

電子書籍ユーザーの注意点

現在の閲覧アプリ「7netブックリーダー」は2026年8月頃までしか使えません。また、hontoへの移行手続きを完了した時点で、7netアプリでは読めなくなります。対象外コンテンツを持っていないか、早めに確認することをおすすめします。

雑誌の定期購読サービス終了の詳細

電子書籍に加えて、雑誌の定期購読サービスも終了が決まっています。これまで「毎号決まった雑誌をお店に取り置きしてもらう」という使い方をしていた方には大きな影響がありますね。

新規の受付は既に終了しており、現在利用中の方も2026年5月発売分をもってサービスが完全に終了します。出版業界全体の物流コスト高騰などが背景にあるようですが、毎回の楽しみが減ってしまうのは少し寂しい気もします。今後は都度注文するか、書店の定期購読など別の方法を検討する必要がありそうです。

今後のセブンイレブンの本との付き合い方

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こうして見てみると、セブンイレブンにおける「本」の役割が少しずつ変わってきていることが分かります。以前のように「何でも揃う身近な本屋さん」というよりは、「欲しい本をピンポイントで受け取る場所」や「データを形にする場所」へと進化しているのかもしれません。

私たちユーザーとしては、送料無料の店舗受取や便利なマルチコピー機といった「強み」を上手く活用しつつ、電子書籍などは専門のサービスへ移行していくのが、これからの賢い付き合い方になりそうですね。

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