セブンイレブンでシール印刷をしたいけれどやり方や値段はどうなっているのか気になりますよね。推し活や手帳のデコレーションでオリジナルシールを作りたいとき、近くのセブンイレブンで手軽に印刷できたら便利だと思う方は多いはずです。実はセブンイレブンのマルチコピー機には純正のシール紙が備わっていないためそのままシールとして印刷することはできませんが、アプリや写真用紙をうまく活用することでシールのようなグッズを格安で作る方法は存在します。この記事では私が実際に試してわかったセブンイレブンならではの裏技的な作成手順やローソンなど他社との違いについて詳しくご紹介します。

- セブンイレブンには純正のシール紙がないという事実
- L判写真用紙を使って40円でシール風に作る手順
- コンビニシール倶楽部などの便利アプリの活用方法
- シール紙があるローソンやファミリーマートとの違い
セブンイレブンのシール印刷方法と値段の仕組み

セブンイレブンで「シールを作りたい」と思ったとき、最初に知っておくべきなのは「セブンイレブンのコピー機には、裏がシールになっている紙は入っていない」という点です。でも、諦める必要はありません。「写真プリント」の機能を応用することで、高品質かつ格安で、シールと同じように使えるアイテムを作ることができるんです。ここでは、その具体的な仕組みとコストについて解説していきます。
アプリを使った簡単なやり方と手順
セブンイレブンでシール風のプリントを楽しむための基本的な流れは、「スマホでデータ作成」→「写真用紙に印刷」→「自分でカットして貼る」という3ステップになります。純正のシール紙がない分、少し工夫が必要ですが、慣れてしまえばとても簡単です。
具体的な手順は以下の通りです。
- 画像の準備:スマホにあるお気に入りの写真やイラストを選びます。
- アプリへアップロード:印刷用のアプリ(後述します)を使って、画像を用紙サイズに合わせて配置し、予約番号を発行します。
- 店舗で印刷:セブンイレブンのマルチコピー機に行き、「プリント」→「ネットプリント」を選択。予約番号を入力します。
- 写真用紙で出力:ここが重要ですが、出力されるのは「L判の写真用紙」です。
印刷が終わったら、あとはハサミで好きな形に切り抜き、裏面に糊や両面テープを貼れば、オリジナルシールの完成です。この「ひと手間」が、セブンイレブンで作る際のポイントになります。
コンビニシール倶楽部などアプリの活用
セブンイレブンでシール印刷をする際に、非常に便利なのが「コンビニシール倶楽部」というアプリです。名前の通り、コンビニでシールを作ることに特化したアプリで、多くのユーザーに愛用されています。
コンビニシール倶楽部のメリット
- 型抜きやフレームが豊富:ハート型や星型などの枠を簡単に設定できます。
- 文字入れ機能:推しの名前やメッセージを好きなフォントで入れられます。
- シート作成機能:L判1枚の中に、複数の画像を自由に配置(コラージュ)できます。
もちろん、セブンイレブン公式の「かんたんnetprint」や「LINE」から画像を登録して印刷することも可能です。ただ、複数の画像を1枚にまとめて節約したい場合や、可愛くデコレーションしたい場合は、「コンビニシール倶楽部」のような加工アプリでデータを作ってから、その画像を保存してネットプリントに登録するのが一番スムーズだと感じています。
1枚40円という驚きの値段とコスパ
私がセブンイレブンでの印刷を特におすすめしたい理由が、この圧倒的なコストパフォーマンスです。
セブンイレブンのL判写真プリントの料金は、1枚40円(税込)です。もし、1枚のL判用紙の中に4つの画像を配置して印刷すれば、シール1枚あたりのコストはなんと10円になります。
| コンビニ | 印刷タイプ | 料金(L判) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| セブンイレブン | 写真用紙 | 40円 | 画質が良い・糊なし |
| ローソン・ファミマ | シール紙 | 200円 | 糊付き・そのまま貼れる |
このように、他社のシール印刷機能(200円)と比較すると、価格差は歴然です。「糊を自分で貼る手間」さえ惜しまなければ、5分の1の価格で作成できるため、大量にグッズを作りたいときやお財布に優しく推し活をしたいときには、セブンイレブン一択と言っても過言ではありません。
L判や分割などサイズの選び方
セブンイレブンで印刷する場合、基本となる用紙サイズは「L判(89mm × 127mm)」です。これは一般的な写真のサイズですね。これより大きい「2L判」も選べますが、手帳やスマホケースに挟む用途ならL判で十分なことが多いです。
サイズ調整のコツとして覚えておきたいのが「分割プリント」です。
- 2分割:少し大きめのステッカーサイズ
- 4分割:手帳のワンポイントにちょうどいいサイズ
- 8分割:プリクラのようなミニサイズ
マルチコピー機の操作画面でも「分割プリント」を選ぶことができますが、個人的には先ほど紹介したアプリ側で事前にコラージュ(面付け)画像を作っておき、それを「L判1枚」として印刷する方法が、レイアウトの自由度が高くておすすめです。
備え付けのシール紙がない注意点
繰り返しになりますが、ここが一番の注意点であり、よくある勘違いポイントです。
重要なお知らせ
セブンイレブンのマルチコピー機(富士フイルム製)には、シール紙(粘着紙)は入っていません。
ネット上の情報を見て「セブンでもシールができるんだ!」と店舗に行き、設定を探しても「シール紙」という項目は見つかりません。出力されるのはあくまで「裏が白い写真用紙」です。
そのため、店舗に行く前に「家にある両面テープや糊を使う必要がある」こと、あるいは「100円ショップで両面粘着シートを買っておく」などの準備が必要であることを忘れないでくださいね。この「DIY感」も含めて楽しめる人に向いている方法だと言えます。
セブンイレブンでシール印刷を楽しむコツと他社比較

「糊が付いていないなら不便じゃない?」と思うかもしれませんが、実はセブンイレブンならではのメリットもたくさんあります。ここでは、競合であるローソンやファミリーマートとの使い分けや、セブンイレブンの写真用紙を最大限に活かすテクニックについて深掘りしていきます。
ローソンやファミマとの違いを比較
もし、あなたが「ハサミで切ってすぐに貼り付けたい」「加工の手間はかけたくない」と考えているなら、ローソンやファミリーマートに行くのが正解かもしれません。
ローソンとファミリーマートに導入されているシャープ製のマルチコピー機には、純正のシール紙がトレイに装填されています。そのため、200円(L判)を投入すれば、裏紙を剥がしてすぐに貼れる本物のシールが出てきます。
使い分けの基準
- 安さと画質重視なら、セブンイレブン(40円・写真用紙)
- 手軽さと即効性重視なら、ローソン・ファミマ(200円・シール紙)
用途や予算に合わせて、この2つのコンビニを使い分けるのが賢い利用方法ですね。
100均グッズで自作する加工テク
セブンイレブンで印刷した写真用紙を、市販のシールのように使いやすくするための裏技があります。それは、100円ショップ(ダイソーやセリアなど)で売っている「両面粘着シート」を使う方法です。
具体的な手順は以下の通りです。
- セブンイレブンで印刷した写真用紙を用意する。
- 写真用紙の裏面全体に、両面粘着シートを貼り付ける。
- その状態で、写真の絵柄に合わせてハサミで切り抜く。
こうすることで、裏紙(剥離紙)を剥がせばどこにでも貼れる、完全な「フレークシール」が完成します。普通の両面テープをちまちま貼るよりも仕上がりが綺麗で、剥がれにくいのでおすすめです。ぜひ試してみてください。
透明シールの作成は不可という制限
よくある質問として「背景が透明なシールは作れますか?」というものがあります。残念ながら、セブンイレブンに限らず、コンビニのマルチコピー機では透明シールの作成はできません。
理由は技術的なもので、コンビニのプリンターには「白インク」が搭載されていないため、透明なフィルムに印刷しても色が透けてしまい、綺麗に見えないからです。また、そもそも透明な用紙自体が対応していません。
ですので、背景を透過させたデザインデータを作ったとしても、印刷されると背景は「白」になります。透明なシールを作りたい場合は、家庭用のインクジェットプリンターと専用用紙を使うか、専門の印刷業者に依頼する必要があります。
スマホケースに挟む推し活活用術
最近の推し活トレンドとして、クリアタイプのスマホケースの中に、好きなアイドルやキャラクターの切り抜きを挟むアレンジが大人気ですよね。実はこの用途において、セブンイレブンの写真プリントは最強なんです。
なぜなら、シールにする必要がないからです。スマホケースに挟むだけなら、糊がついている必要はありません。むしろ、セブンイレブンの写真用紙は適度な厚みとコシがあるため、ケースの中でペラペラと動いたりズレたりしにくいというメリットがあります。
「シール印刷」で検索したけれど、実はシールじゃなくて写真用紙のままでよかった!というパターンは意外と多いです。挟む派の方は、加工なしでそのまま使えるセブンイレブンが間違いなくおすすめです。
写真用紙ならではの高画質な仕上がり
最後に触れておきたいのが画質の話です。セブンイレブンのマルチコピー機(富士フイルム製)は、写真プリントの画質において非常に高い評価を得ています。
肌色の再現性が高く、グラデーションも滑らかです。ローソンやファミマのシール紙印刷も綺麗ですが、どうしても少し粒子感が出たり、紙の質感が影響したりすることがあります。対してセブンイレブンは「写真専用紙」に印刷するため、光沢感があり、推しの顔も鮮明にプリントできます。
保存性も高いため、コレクションとしてアルバムに残したい場合や、クオリティにこだわりたい方には、やはりセブンイレブンの写真プリントを活用した擬似シール作りをおすすめしたいですね。
セブンイレブンのシール印刷活用まとめ

今回は「セブンイレブン シール 印刷」をテーマに、純正シール紙がない中でいかに安く、高クオリティなグッズを作るかについて解説してきました。セブンイレブンでは直接的なシール印刷はできませんが、アプリと写真用紙(L判40円)を組み合わせることで、コスパ最強の自作シールが楽しめます。手間をかけたくない時はローソンやファミマを利用し、画質や安さを求める時はセブンイレブンを活用するなど、目的に応じて使い分けてみてくださいね。ぜひ次回の推し活や手帳タイムに取り入れてみてください!

