急に書類を送る必要が出てきたとき、真っ先に思い浮かぶのが近所のコンビニですよね。特に店舗数の多いセブンイレブンでFAXが送れたら便利だと考える方は多いはずです。私自身も出先で急ぎの対応を迫られた経験がありますが、実はセブンイレブンのマルチコピー機には、他のコンビニとは少し違った特徴やルールがあることをご存知でしょうか。たとえば料金体系や画質の設定、そして一番大事な「受信ができるかどうか」という点です。この記事では、これからセブンイレブンに行こうとしている方が迷わずスムーズに利用できるよう、私の体験談や調べた情報を交えて詳しくご紹介していきたいと思います。

- 画質に関わらず送信料金が一律50円でお得な理由
- セブンイレブンではFAX受信や海外送信ができない事実
- スマホ内のデータを一度印刷してから送る手順とコスト
- 送信結果レポートの出し忘れを防ぐための操作ポイント
## セブンイレブンのFAX料金と受信の注意点

まずは、一番気になる料金や、そもそも「やりたいことができるのか」という機能面について見ていきましょう。セブンイレブンのFAXはとてもシンプルで高品質ですが、一方で「できないこと」も明確に決まっています。お店に行ってから「あれ?」とならないように、基本的なスペックを整理しておきますね。
### 料金は枚数や画質に関わらず一律50円
セブンイレブンのFAX料金は、非常にわかりやすくて良心的です。送信先が日本国内であれば、用紙サイズ(A4、B4、A3)に関わらず1枚50円となっています。
ここで特筆すべきなのが、「画質設定」による料金の違いがないという点です。通常、FAXには「標準」モードと、細かい文字まできれいに送れる「高画質(ファイン)」モードがありますよね。他のコンビニだと高画質モードは少し料金が高くなることもあるんですが、セブンイレブンなら高画質モードを選んでも50円のままなんです。
ここがポイント
料金が変わらないので、文字が潰れて読めなくなるトラブルを防ぐためにも、セブンイレブンでは常に「高画質」を選択するのがおすすめですよ。
### 受信はできないためローソン等を利用
これ、実は一番の落とし穴かもしれません。「コンビニでFAXを受け取りたい」と思ってセブンイレブンに行っても、残念ながら受信することはできません。
セブンイレブンのマルチコピー機は「送信専用」の仕様になっていて、クロネコFAXのような受信サービスには対応していないんです。もし、出先で書類を受け取る必要がある場合は、ローソンやファミリーマート、ミニストップなどを探す必要があります。
注意点
「セブンイレブン fax 受信」で検索されている方も多いようですが、セブンイレブンでは受信機能自体がないため、時間を無駄にしないよう他チェーンへ向かいましょう。
### スマホのPDFをアプリ経由で送る方法
最近は書類をPDFや画像データでスマホに入れていることも多いですよね。これをそのままFAXで送りたい場合、セブンイレブンの機械では「直接データ送信」ができません。
「えっ、アプリで送れないの?」と思われるかもしれませんが、手順としては「一度ネットプリントで紙に印刷する」→「その紙をFAX機で読み込ませて送る」という2段階のステップが必要になります。
この場合、FAX料金の50円に加えて、プリント代(白黒なら1枚20円)がかかるので、合計で1枚あたり70円のコストがかかる計算になります。少し手間とコストは増えますが、この方法ならスマホの中のデータも無事に相手に送ることができますよ。
### 海外への送信は非対応で国内専用
ビジネスで海外の取引先にFAXを送りたい、というケースもあるかもしれませんが、セブンイレブンのFAXサービスは日本国内への送信限定となっています。
国際電話の番号を入力してもつながりませんし、システム上で制限がかかっているようです。海外へ送る必要がある場合も、やはり国際FAXに対応している一部のローソンやファミリーマートを利用するか、インターネットFAXサービスなどを検討する必要がありますね。
### 届く時間や送信にかかる秒数の目安
「今すぐ送って!」と言われている時など、どれくらいで届くのか気になりますよね。セブンイレブンのFAXはインターネット回線ではなく、従来の電話回線網(またはそれに準ずるもの)を使っているため、送信にかかる時間は一般的な家庭用FAXと同じ感覚です。
目安としては、原稿の内容(文字の多さ)や枚数にもよりますが、1枚あたり数十秒から1分程度で相手に届きます。送信が完了して画面に「送信しました」と出れば、基本的には相手の受信機に出力されているはずです。
知っておくと安心
送信中はマルチコピー機の前で待つ必要があります。枚数が多いと数分かかることもあるので、後ろに並んでいる人がいないか少し気配りが必要かもしれませんね。
## セブンイレブンのFAXの送り方と手順

さて、基本的な仕様がわかったところで、実際の店舗での操作方法をご紹介します。マルチコピー機のタッチパネルは直感的で使いやすいですが、いくつか「最初にやっておかないと後悔する」ポイントがあります。スムーズに送信するための流れを確認しておきましょう。
### 初めてでも安心なやり方と操作の流れ
マルチコピー機の前に立ったら、まずはメニュー画面から「ファクス」を選びます。同意事項を確認して進むと、宛先の電話番号を入力する画面になります。
基本的な流れは以下の通りです。
| STEP 1 | メニューで「ファクス」を選択し、規約に同意する |
|---|---|
| STEP 2 | 相手先のFAX番号を市外局番から入力する |
| STEP 3 | 送信設定(画質・レポート有無)を行う ※重要 |
| STEP 4 | 原稿をセットして読み込ませる(スキャン) |
| STEP 5 | 内容を確認して、料金を支払い送信スタート |
原稿は、1枚ずつ読み取る「ガラス面」と、複数枚を自動で送れる「自動原稿送り装置(ADF)」のどちらでも使えます。免許証などはガラス面、普通のA4書類なら上の送り装置を使うと楽ですね。
### 送信結果レポートの出し忘れに注意
ここが今回、私が一番お伝えしたいポイントです。仕事でFAXを送る場合、「ちゃんと送ったよ」という証拠(送信結果レポート)が必要になることがありますよね。
セブンイレブンの場合、このレポートは「送信する前」に設定画面で「発行する」を選ばないと出てきません。
送信が終わった後に「やっぱりレポートが欲しい」と思っても、後から発行することはシステム上できないんです。デフォルト(初期設定)では「なし」になっていることが多いので、証拠が必要な方は必ず最初に設定を変更する癖をつけておきましょう。
### 支払いはnanaco対応で領収書も発行
支払いは現金のほかに、電子マネーの「nanaco」が使えます。FAXって1枚50円なので、小銭がないと両替しなきゃいけなくて面倒ですが、nanacoならピッとタッチするだけで済むので本当に便利です。
また、領収書が必要な場合も安心してください。決済後の画面で「領収書を発行する」というボタンが表示されるので、それを押せばレシート形式の領収書がマルチコピー機から出てきます。経費精算にもしっかり対応できますね。
### エラーで送れない時の返金ルール
「送信ボタンを押したけど、相手が話し中で送れなかった」という場合、お金はどうなるのでしょうか。
基本的には、通信が成立して相手に届いた分だけ課金される仕組みになっています。もし全ページがエラーで送れなかった場合は料金は発生しませんし、途中で切れてしまった場合は、送信完了した枚数分だけの請求になるのが一般的です。
返金の注意点
もし機械の不具合(紙詰まりやフリーズ)でお金だけ取られてしまった、というような場合は、すぐに店員さんに声をかけて状況を説明しましょう。ただし、相手側の都合(受信拒否など)で送れなかった場合の返金は原則できないため、まずは相手に連絡を取ってみるのが確実です。
### セブンイレブンのFAX活用法のまとめ

ここまでセブンイレブンのFAXについて詳しく見てきましたが、最後に要点をまとめておきます。
- 送信のみ対応:受信したいならローソンやファミマへ。
- 料金は一律50円:高画質モードでも値段が変わらないので、「高画質」設定がおすすめ。
- 海外送信は不可:国内への送信専用です。
- レポートは事前設定:送信後の発行はできないので、最初に「あり」を選ぶこと。
- スマホデータは印刷から:ネットプリント(+20円)との合わせ技で対応可能。
セブンイレブンのFAXは、機能がシンプルな分、迷わず操作できるのが強みだと感じます。「とにかく今すぐ、国内の相手に、きれいな画質で送りたい」という時には、最強の味方になってくれるはずです。ぜひ次回利用する際は、この記事のポイントを思い出して活用してみてくださいね。

