ファミリーマートのちょいのり保険は当日OK?値段や解約も解説

急に友人の車を借りて運転することになったり、帰省先で親の車を使うことになったりしたとき、皆さんはどうしていますか。そんなときに便利なのがファミリーマートのちょいのり保険ですが、いざ加入しようとすると当日でも申し込みができるのか、値段や補償内容はどうなっているのかなど気になることがたくさん出てきますよね。特にログインの方法や解約の手順、本人名義の車でも使えるのかといった疑問は、実際に利用する直前になって慌てて調べることが多いものです。今回は、私が実際に調べて分かった利用方法や注意点を分かりやすくまとめてみました。

ちょいのり保険
  • 当日申し込みができるプランと事前の登録が必要なケースの違い
  • シンプルからプレミアムまでの各プラン料金と補償内容の比較
  • 加入できない車両の条件や免責金額に関する重要なリスク情報
  • 申し込みから解約の手順やログイン時のパスワードに関する豆知識
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ファミリーマートのちょいのり保険は当日でも加入可能か

ちょいのり保険1

「急遽、今日これから運転することになった!」というシチュエーション、意外とありますよね。そんなとき、ファミリーマートに行ってその場で保険に入れるかどうかは死活問題です。ここでは、当日申し込みができる条件や、プランごとの値段と補償内容の違い、そして意外と見落としがちな「落とし穴」について、私の視点で詳しく解説していきます。

当日申し込みの可否と注意点

結論から言うと、ファミリーマートのちょいのり保険は、プランによって当日申し込みができるかどうかが異なります。ここが一番の要注意ポイントです。

まず、車両補償(借りた車の修理代)がつかない一番安い「シンプルプラン」であれば、利用当日の申し込みが可能です。マルチコピー機で手続きをしてレジでお金を払えば、その場ですぐに保険が適用されます。とりあえず対人・対物の賠償責任だけカバーできればいい、という場合はこれで助かりますね。

しかし、車両補償がついている「レギュラープラン」や「プレミアムプラン」に入りたい場合は、利用開始日の7日前までに事前登録が必要という厳しいルールがあります。「今日ぶつけるかもしれないから車両補償をつけたい」と思っても、当日では間に合わないんです。

なぜ7日前まで?

これは「事故りそうなときだけ保険に入る」といった不正を防ぐためのルールのようです。もし車両補償が必要なら、早めの計画的な登録が必須ですね。

値段と補償内容のプラン比較

ちょいのり保険には3つのプランがあります。それぞれの値段と補償内容の違いをサクッと表にまとめてみました。自分の目的に合ったものを選ぶのが大切です。

プラン名 保険料(24h) 相手への賠償 借りた車の補償 ロードサービス
シンプル 800円 無制限 なし なし
レギュラー 1,800円 無制限 あり(車対車のみ) あり
プレミアム 2,600円 無制限 あり(限定なし) あり

一番安いシンプルプラン(800円)は、相手への賠償や自分の怪我はカバーされますが、借りた車を壊しても一切補償が出ません。さらにロードサービスもついていないので、脱輪やバッテリー上がりも自腹になります。これは結構怖いですよね。

レギュラープラン(1,800円)からは車両補償がつきますが、「車対車」の事故に限られます。つまり、電柱にぶつけたり(自損事故)、当て逃げされたりした場合は対象外です。

一番高いプレミアムプラン(2,600円)なら、自損事故もカバーされる上に、もらい事故の際に役立つ「弁護士費用特約」もついてきます。慣れない車を運転するなら、個人的にはプレミアムプラン一択かなと思います。

本人名義の車は加入の対象外

これはよくある勘違いなんですが、ちょいのり保険はあくまで「他人から借りた車」を運転するための保険です。そのため、以下のような車は加入の対象外となります。

  • 自分(記名被保険者)の名義の車
  • 配偶者の名義の車
  • 自分が役員をしている法人の車
  • レンタカー(「わ」「れ」ナンバー)
  • 一部の高級車(NSX、センチュリー、フェラーリなど)

配偶者の車もNG!

意外と盲点なのが「配偶者の車」です。夫婦間での貸し借りは、通常契約している自動車保険の夫婦限定特約などでカバーすべき範囲とみなされるため、この保険は使えません。友人の車や、別居している親族の車ならOKです。

車両補償の免責金額とリスク

レギュラープランやプレミアムプランで「車両補償があるから安心!」と思うのはまだ早いです。実はこの保険、車両補償を使う際には「免責金額(自己負担額)」として15万円が設定されています。

これ、どういうことかと言うと、例えば車をこすって修理代が10万円だった場合、保険金は1円も出ません。全額自分で払う必要があります。修理代が20万円だった場合は、15万円を自分で払い、残りの5万円だけ保険から出るという仕組みです。

小さな事故では使えない?

実質的に、全損事故や大規模な修理が必要になるような「大きな事故」の時のお守りという意味合いが強いです。「ちょっとこすった程度なら保険で直そう」というのは通用しないので、この点は加入前に覚悟しておく必要があります。

2回目の利用がお得な理由

もし、ちょいのり保険を何度か利用する予定があるなら、少し嬉しいニュースがあります。この保険の引受会社である東京海上日動のシステムでは、利用回数に応じた割引制度(ワンデーサポーター割引)が適用される場合があるんです。

具体的に「何回目でいくら安くなる」とは公式サイトで大々的に書かれていないこともありますが、一般的にリピーター利用(2回目以降など)では数パーセント程度の割引が適用されたり、手続きが簡略化されたりするメリットがあります。マイページにログインして申し込めば、過去の入力情報を呼び出せるので、2回目以降の手続きはかなり楽になりますよ。

ファミリーマートのちょいのり保険の解約とログイン方法

ちょいのり保険2

いざ使おうと思ったときの申し込み手順や、予定がなくなったときの解約方法、そして「ログインできない!」というトラブル回避法について解説します。特に解約に関しては、コンビニならではの落とし穴があるので注意が必要です。

申し込みのやり方と事前登録

申し込みのやり方は、基本的には店内のマルチコピー機(Famiポート機能)を使います。でもその前に、スマホやPCで「事前申し込み(ネット予約)」をしておくのが断然スムーズです。

  1. ネットで事前申し込み: 専用サイトで運転免許証の情報や車のナンバーを入力し、「予約コード」を発行します。
  2. ファミマの店舗へ: マルチコピー機のメニューから「代金支払い」などを選び、予約コードを入力して申込券を発券します。
  3. レジで支払い: 申込券をレジに持っていき、30分以内に支払いを済ませれば完了です。

前述の通り、車両補償付きプランの場合は、このプロセスの最初の「車両情報の登録」を利用開始の7日前までに済ませておく必要があります。

ログインIDとパスワード確認

マイページにログインしようとして「パスワードが分からない!」と焦る人が続出しています。実はこれ、初期設定に特徴があるんです。

ログイン情報の基本

  • ログインID: あなたの運転免許証番号
  • 初期パスワード: 初回登録時に入力した電話番号(ハイフンなし)

自分でパスワードを設定した記憶がない場合、初期パスワードは「電話番号」になっていることが多いです。これを覚えておくだけで、ログインできないトラブルの大半は解決しますよ。

解約の手順と返金までの期間

予定が変わって車に乗らなくなった場合、解約が必要になりますが、ここで一番注意したいのが「レジでは返金できない」という点です。

一度レジで支払ってしまうと、たとえその場の直後であっても、店員さんは返金処理ができません。解約手続きはすべて、自分でマイページにログインして行う必要があります。

  • 手続き: マイページから「取消(解約)」の手続きを行います。
  • 返金方法: 指定した銀行口座への振り込みになります。
  • 返金時期: 手続きから実際に振り込まれるまで、約3週間かかります。

「すぐにお金が戻ってくるわけではない」というのは、お財布事情によっては痛手になるかもしれません。申し込みは慎重に行いましょう。

ファミペイでの支払いとポイント

支払い方法にも少し工夫があります。基本は現金払いですが、ファミリーマートのアプリ「FamiPay(ファミペイ)」を使って支払うことも可能です。

FamiPayで支払うと、通常は決済1件につき10円相当のファミマポイントが還元されます(※条件により異なる場合があります)。さらに、「ファミペイ翌月払い」などを利用していると還元率がアップすることも。800円の保険料で少しでもポイントが戻ってくるなら、現金で払うよりお得ですよね。

ファミリーマートのちょいのり保険で安心を得るまとめ

ちょいのり保険3

ファミリーマートのちょいのり保険は、800円からという手軽さで、万が一の時の「人生を左右するような賠償リスク」をカバーできる非常に便利なツールです。

ただし、車両補償付きプランには「7日前の事前登録」が必要だったり、修理代には「15万円の免責」があったりと、知っておかないと後悔するポイントもいくつかありました。自分の車ではなく他人の車を借りるからこそ、しっかりとした知識を持って、トラブルのないドライブを楽しんでくださいね。

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