フリマアプリでの発送準備や、ちょっとした荷物を送りたい時、「ファミリーマートでダンボールって売ってるのかな?」と気になったことはありませんか?

私もメルカリの発送で、「ちょうどいいサイズの箱がない!」「ヤマトの宅急便コンパクトの専用箱はどこで売ってるんだろう?」と、急いでコンビニに駆け込むことがあります。
いざファミリーマートに行ってみても、ダンボールがどこに売ってるのか、値段はいくらなのか、そもそもメルカリ発送に使えるサイズがあるのか、わからないと不安ですよね。
さらに、発送時の送り方や、持ち込みのルール、場合によっては不要になったダンボールの回収(リサイクル)を店舗でしてくれないかな、なんて思うこともあるかもしれません。
この記事では、そんなファミリーマートのダンボールに関する様々な疑問について、購入できる資材の種類や値段、Famiポートを使った発送方法、そして一部店舗で実施されている回収サービスまで、詳しくチェックしていきますね。
- ファミマで買えるダンボールの種類と値段
- メルカリ発送に便利な専用資材の比較
- Famiポートを使った発送・送り方の手順
- ダンボールの回収(リサイクル)サービスの有無
ファミリーマートのダンボール購入ガイド

まずは一番気になる「購入」について。ファミリーマートではどんなダンボールが売ってるのか、特にフリマアプリ利用者が知りたい専用資材の値段やサイズをチェックしていきましょう。意外と種類があって便利なんですよ。
メルカリ用ダンボールの値段は?
フリマアプリ利用の定番、メルカリ用の梱包資材。ファミリーマートでもしっかり取り扱いがあります。
私が確認した時点では、「らくらくメルカリ便」に対応したネコポス用の薄型ダンボール箱や、宅急便コンパクト専用箱が210円(税込)で販売されていました。
ヤマト運輸の標準的な宅急便コンパクト資材が385円(税込)することを考えると、メルカリ専用品はかなり安価に設定されていますよね。これはメルカリ側が物流コストを一部負担して、ユーザーに「らくらくメルカリ便」を使ってもらうための戦略的な価格設定なんだと思います。
メルカリで発送するなら、ファミマで専用資材を買うのがコスト的にもサイズ的にも間違いなくてオススメです。
ダンボールはどこで売ってる?
ファミリーマートの店舗でダンボールや梱包資材が置いてある場所は、主に雑誌コーナーの近くや、文房具などが置いてある棚、あるいはレジカウンターで直接販売されているケースもあります。
店舗のレイアウトによって異なるので、見当たらない場合は素直に店員さんに「メルカリ用のダンボールはどこにありますか?」と聞いてみるのが一番早いですね。
取り扱いがあるのは、大きく分けて以下の2種類です。
- ヤマト運輸が提供する一般的な宅急便関連資材
- メルカリやラクマなど、フリマアプリ各社と提携した専用資材
買えるダンボールのサイズ一覧
ファミリーマートは、メルカリだけでなく複数のプラットフォームに対応した資材を取り揃えているのが特徴です。まさに「C2C物流の拠点」という感じがします。
以下に、取り扱いが確認できた主要なフリマアプリ対応資材の価格をまとめてみました。(※価格は変動する可能性があるので、目安としてご覧ください)
| 提供サービス | 資材の種類(用途例) | 税込価格(目安) | 関連発送サービス |
|---|---|---|---|
| ヤマト運輸 | 宅急便コンパクト専用資材 | 385円 | 宅急便 |
| メルカリ | ネコポス箱・薄型/コンパクト箱 | 210円 | らくらくメルカリ便 |
| ラクマ | ゆうパケットポスト専用資材など | 200円 | ゆうパケットポスト |
| BASE | 発送専用資材 | 280円 | BASEかんたん発送 |
| minne | 発送専用資材 | 184円 | minneの発送サービス |
| ヤフオク!・PayPayフリマ | 発送専用資材 | 175円 | おてがる配送 |
店舗によって品揃えや在庫状況は異なります。
特に専用資材は、すべての店舗で全種類を置いているとは限らないため、ご注意ください。正確な価格や在庫は、お近くのファミリーマート店頭で直接確認するのが確実です。
ヤマトの宅急便コンパクト資材
フリマアプリ専用品と間違えやすいのが、ヤマト運輸が提供する標準の「宅急便コンパクト専用資材」(385円・税込)です。
これは「らくらくメルカリ便」だけでなく、通常の宅急便コンパクトサービスを利用する際にも使える汎用的な箱ですね。もちろん、メルカリの発送でこれを使っても問題ありません。
ただ、前述の通りメルカリ専用資材(210円)と比べると割高になるので、メルカリで送る荷物が宅急便コンパクトのサイズに収まるなら、専用品を選んだ方がお得かなと思います。
専用資材と標準資材の価格比較
上の表を見てもらうと一目瞭然ですが、フリマアプリ専用資材は、標準のヤマト資材(385円)と比べて全体的に安価に設定されています。
特にヤフオク!・PayPayフリマの175円(税込)というのは、かなり競争力のある価格ですよね。
これは、各プラットフォームが「自社の配送サービス(おてがる配送など)を使ってもらいたい!」という思いから、資材の価格を安く抑える努力をしている結果だと思います。ユーザーとしては、安く・便利に使えるので大歓迎ですね。
ファミリーマートがこれだけ多くのプラットフォームに対応しているのは、特定のサービスに偏らず、「フリマ発送なら、とりあえずファミマに行けばOK」という状況を作って、集客につなげる狙いがあるのかもしれません。
ファミリーマートのダンボール発送・処分

ダンボールを手に入れたら、次は「発送」と、使った後の「処分」ですね。ファミリーマートは、24時間営業という強みを活かして、発送やリサイクル(回収)の拠点としてもすごく便利なんですよ。
発送の送り方とFamiポート操作
ファミリーマートからフリマアプリの荷物を発送する場合、基本的には「非対面」かつ「セルフサービス」が原則です。
店舗に設置されている「Famiポート(ファミポート)」という緑色の端末、または最近増えてきた「Famiロッカー」を使って手続きを進めます。
Famiポート(またはロッカー)を使った発送手順は、大まかに以下の流れです。
1. アプリで2次元コードを生成
まず、メルカリなどのフリマアプリの取引画面で、発送場所として「ファミリーマート」を選択し、発送用の2次元コード(QRコード)を生成します。
2. Famiポートでコードを読み込ませる
梱包したダンボールを持ってファミリーマートへ行き、Famiポートの画面で「配送サービス」などを選択。先ほど生成した2次元コードを端末の読み取り部分にかざします。
(※ロッカーの場合は、ロッカーの画面で操作します)
3. 申込券(ラベル)を発行
配送情報(宛先やサイズ)が画面に表示されるので、内容を確認して「OK」を押します。すると、Famiポートからレシートのような細長い「申込券」が発行されます。
この時点ではまだ宛名ラベル(伝票)ではありません。あくまで「申込券」です。
4. レジで手続き(またはロッカー投函)
発行された「申込券」と、発送する荷物(ダンボール)をレジに持って行きます。店員さんが申込券をスキャンし、専用のプリンターから宛名ラベル(伝票)と専用の袋を出してくれるので、それを自分で荷物に貼り付けて、店員さんに渡して完了です。
Famiロッカーの場合は、発行されたラベルを貼り付けて、指定されたロッカーに投函すれば手続き完了となります。
持ち込み時のサイズ制限(厚さ3cm)
ファミリーマートでの発送、特にネコポスやゆうパケットに相当する低コストの配送サービスを利用する際に、絶対に守らなければならないのがサイズ規定です。
専用の薄型ダンボール箱を使う場合は問題ないことが多いですが、自前のダンボールや封筒を持ち込みで利用する場合は特に注意が必要です。
「3cmの壁」は絶対です!
最も重要な制限は、最大厚さが3cmまでという絶対条件です。これは「3cmの壁」と呼ばれていて、フリマユーザーにとっては最大の難関とも言えます。
緩衝材(プチプチ)を入れすぎて、ほんの少しでも3cmを超えてしまうと、受付不可で返送されたり、高額な宅急便料金に変更されたりする可能性があります。発送前に定規などで正確に計測することが非常に重要です。
また、重さも最大1kgまでという制限があるので、これも合わせて確認しておきましょう。
ダンボールの回収(リサイクル)
フリマアプリやネット通販を利用していると、困るのが「溜まっていくダンボールの処分」ですよね。
「ファミリーマートに発送しに来たついでに、要らないダンボールも回収してくれたら便利なのに…」と思う方もいるかもしれません。
実は、ファミリーマートは一部の地域において、古紙リサイクル事業者と提携し、「古紙畑」や「コシココ!」といったリサイクルステーションを店舗駐車場などに設置しているんです。
これは、家庭から持ち込まれたダンボールや雑誌、新聞紙などを24時間(または指定時間内)無料で回収してくれるサービスです。これは本当に助かりますよね。
回収サービスの実施店舗(愛知)
ただし、このダンボール回収サービスを利用する上で、最も重要な注意点があります。
この古紙回収サービスは、全国のファミリーマートで実施されているわけではありません。
データベースの情報によれば、サービスの提供は愛知県名古屋市や安城市、長久手市など、東海地方(特に愛知県内)に集中しています。
「うちの近所のファミマにもあるかも!」と期待する前に、必ず「古紙畑」や「コシココ!」の公式サイトなどで、お近くの店舗が対象になっているかを確認してください。残念ながら、愛知県以外では実施している店舗は非常に少ないのが現状のようです。
ファミリーマートダンボール活用総括

ここまで、ファミリーマートのダンボールに関する情報を、購入・発送・処分の3つの側面から見てきました。
改めてまとめると、
- 購入:メルカリなどフリマ専用資材が安価に手に入る。
- 発送:Famiポートやロッカーで24時間、非対面・セルフで手続き可能。ただし3cmの厚さ制限は厳守。
- 処分:愛知県など一部地域限定だが、便利な古紙回収ステーションが設置されている。
という感じですね。
特にフリマアプリの利用が日常的になっている人にとって、ファミリーマートのダンボール関連サービスは、購入から発送までを一箇所で完結できる、本当に心強いインフラになっているなと実感します。
お近くの店舗のサービス内容を上手に活用して、スマートなC2Cライフを送りたいですね!

