セブンイレブンに行くと漂ってくるコーヒーの良い香りにつられて、思わず注文してみようかなと思ったことはありませんか。でも、レジで注文するのか、それとも自分でカップを持っていくのか、セブンイレブンのコーヒーの買い方が分からなくて諦めてしまった経験がある方もいるかもしれません。特にホットとアイスでは手順が違いますし、カフェラテの頼み方やメニューの種類、値段や濃さの選び方など、慣れていないと戸惑ってしまうポイントがいくつかありますよね。初めて利用する方でも安心して購入できるように、買い間違えを防ぐコツを含めて分かりやすく解説していきます。

- ホットとアイスで大きく異なる購入プロセスの違いが分かります
- 2025年現在の最新メニューや値段とカロリーが一覧で把握できます
- マシン操作で失敗しないための手順やカフェラテの注意点を学べます
- アプリやクーポンを活用してお得にコーヒーを楽しむ方法を知れます
初心者必見!セブンイレブンのコーヒーの買い方と手順

初めてセブンカフェを利用するとき、最も戸惑うのが「ホット」と「アイス」で最初の動き出しが全く違うという点です。ここでは、レジでの注文からマシンの操作、そして自分好みの味に仕上げるまでの基本的な流れを、初心者の方にも分かりやすくステップバイステップで解説していきます。
ホットとアイスで異なるコーヒーの頼み方
セブンイレブンのコーヒーを買う際、最初に覚えておくべき最大のルールは、温度によってスタート地点が違うということです。ここさえ間違えなければ、あとはスムーズに進められますよ。
まずホットコーヒーやホットカフェラテの場合ですが、これらは「レジで店員さんに注文する」スタイルです。レジカウンターの中にカップが置いてあるため、自分で取ることはできません。レジに行き、「ホットコーヒーのレギュラーサイズをお願いします」と口頭で伝えましょう。会計が終わると、店員さんが茶色の紙カップを渡してくれます。
一方で、アイスコーヒーやアイスカフェラテの場合は、スーパーで買い物をするように「自分で商品を持ってレジに行く」スタイルになります。レジではなく、アイスクリームなどが並んでいる冷凍ケースに向かってください。そこには氷が入った透明なプラスチックカップが並んでいます。
購入のスタート地点まとめ
- ホットの場合:直接レジに並んで、店員さんに注文する。
- アイスの場合:冷凍ケースから氷入りカップを取り出し、レジへ持っていく。
アイスの場合は、カップの蓋(フィルム)に「アイスコーヒー R」や「アイスカフェラテ L」と大きく書かれているので、飲みたかった商品とサイズをしっかり確認してからレジに持っていきましょう。
2025年最新メニューと値段の一覧
レジに行く前に、どのサイズでいくらなのかを知っておくと安心ですよね。2025年現在のセブンカフェのメニューと価格、そして気になるカロリーをまとめました。実は、ホットとアイス、そしてサイズによって微妙に値段の設定が異なります。
| 商品名 | サイズ | 税込価格 | カロリー |
|---|---|---|---|
| ホットコーヒー | R | 140.40円 | 9kcal |
| ホットコーヒー | L | 220.32円 | 15kcal |
| アイスコーヒー | R | 140.40円 | 9kcal |
| アイスコーヒー | L | 250.56円 | 15kcal |
| ホットカフェラテ | R | 220.32円 | 81kcal |
| ホットカフェラテ | L | 280.80円 | 122kcal |
| アイスカフェラテ | R | 270.00円 | 71kcal |
| アイスカフェラテ | L | 340.20円 | 106kcal |
価格は消費税8%込みの総額表示です。店舗や地域によって取り扱いがない場合や、価格が異なる場合があるため、あくまで目安として参考にしてください。
表を見ると分かる通り、ホットコーヒーのレギュラー(R)サイズは約140円と非常にリーズナブルです。一方で、アイスのLサイズやカフェラテ系は、カップ代や氷、ミルクのコストがかかる分、少し高めの設定になっています。「アイスの方が少し高い」と覚えておくと、レジでの支払いで驚かずに済みますね。
カフェラテのアイスとホットの買い方
ふわふわのミルクが美味しいカフェラテですが、ブラックコーヒーとは少し手順や注意点が異なります。特に「アイスカフェラテ」は初心者が躓きやすいポイントです。
ホットカフェラテは、先ほど説明した通りレジで注文してカップを受け取ります。問題はアイスカフェラテです。冷凍ケースには「アイスコーヒー用」のカップと「アイスカフェラテ用」のカップが並んでいます。これらは中に入っている氷の量やカップの形状が違うことがあります。
よくある間違いに注意!
アイスコーヒー用の黒いカップを買って、マシンで「カフェラテ」のボタンを押してしまうと、カップから溢れてしまう恐れがあります。必ずパッケージの文字を見て「アイスカフェラテ」と書かれたカップを選んでください。
また、アイスカフェラテを作る際は、後述するマシンの種類にも注意が必要です。ミルクを使うメニューなので、必ずカフェラテに対応したマシン(多くの場合はタッチパネル式の新型)を使う必要があります。
失敗しないマシン操作とボタンの選び方
無事に会計を済ませてカップを手に入れたら、いよいよマシンの操作です。マシンは通常、レジの横や入り口付近に設置されています。
まず、ホットの場合は空のカップを、アイスの場合は蓋のフィルムを全て剥がしてからカップをマシンの抽出口にセットします。この時、透明な扉があれば開けてセットしてください。
近年のセブンイレブンのマシンは、セットされたカップの種類をセンサーで自動判別してくれる機能を持つものが多いですが、基本的には「自分でボタンを選ぶ」という意識を持っておく方が無難です。
- タッチパネル式(新型):画面に「ホットコーヒー」「アイスコーヒー」などのメニューが表示されるので、自分の買った商品をタップします。
- ボタン式(旧型):物理的なボタンが並んでいます。「ホット R」「アイス L」など、ラベルをよく見て正しいボタンを押してください。
抽出中は「ピー」という音が鳴ったり、ボタンのランプが点滅したりします。これらが完全に止まるまでは、絶対にドアを開けたりカップを取り出したりしないでください。途中で取り出すと、コーヒーがこぼれて服や床を汚してしまう原因になります。
自分好みの濃さと種類を選ぶコツ
セブンカフェのドリップコーヒー(ブラック)には、その日の気分に合わせて味の濃さを選べる機能があるのをご存知でしょうか。
カップをセットしてメニューを選ぶと、抽出開始前に「軽め」「ふつう」「濃いめ」といった選択肢が表示されることがあります(マシンによります)。
濃さの選び方の目安
- 軽め:すっきりとしていて飲みやすい。アメリカンに近い感覚。
- ふつう:バランスの取れたいつものセブンカフェの味。
- 濃いめ:苦味がしっかり感じられ、眠気覚ましや甘いお菓子と合わせるのに最適。
ただし、この濃さ選択ができるのはブラックコーヒーのみです。カフェラテにはこの機能がなく、ボタンを押すとすぐに抽出が始まります。「ラテを濃いめで作りたい!」と思っても現状ではできないので、その点は覚えておきましょう。
セブンイレブンのコーヒーの買い方と疑問への対処法

基本的な買い方は分かりましたが、実際に店舗に行くと「間違えて買っちゃった」「使い方が分からない」といったトラブルに遭遇することもあります。ここでは、よくある疑問やトラブルシューティング、さらにお得に楽しむための情報をまとめました。
買い間違えた時の交換ルールと対応
「ホットのつもりだったのにアイスのカップを持ってきてしまった」「Rサイズを買ったのにLのボタンを押してしまった」というミスは誰にでも起こり得ます。
もし「抽出する前(ボタンを押す前)」に気づいた場合は、すぐに店員さんに声をかけましょう。レジで正しいカップに交換してもらったり、差額を精算したりすることで対応してもらえるケースがほとんどです。
一方で、「抽出してしまった後」や「ボタンを押し間違えて溢れさせてしまった」場合はどうでしょうか。原則として、こちらの過失による交換は難しいのが基本ですが、正直に店員さんに事情を説明してください。店舗のご厚意で対応してもらえることもありますし、何より汚れたマシンを放置して帰るのが一番のマナー違反です。
サイズ間違いで小さいカップに大量のコーヒーが注がれて溢れそうな時は、もしマシンに「停止ボタン」があればすぐに押してください。無理に取り出そうとすると火傷の危険があります。
マシンでアイスカフェラテを作る注意点
アイスカフェラテを作る際、特に注意が必要なのが「古いマシン」を使ってしまうことです。
セブンイレブンの店舗には、カフェラテ機能がない「コーヒー専用の旧型マシン」と、カフェラテも作れる「新型マシン」が並んで置かれていることがあります。もし、カフェラテ非対応のマシンにカップをセットしてしまうと、そもそもカフェラテのボタンが存在しなかったり、誤ってただのコーヒーが出てきてしまったりします。
アイスカフェラテのカップを持った時は、必ず「カフェラテ」「Cafe Latte」といった表記があるマシンを選んでセットしてください。タッチパネル式のキレイな画面がついているマシンなら、ほぼ間違いなく対応しています。
ミルクや砂糖の場所と使い方のポイント
コーヒーを受け取った後は、自分好みにカスタマイズしたいですよね。砂糖、ミルク、ガムシロップ、マドラー、カップの蓋などは、マシンの近くにある「コンディメントバー(備品置き場)」に用意されています。
アイスカフェラテやアイスコーヒーを甘くしたい場合は、ガムシロップを使いましょう。粉末の砂糖は冷たい飲み物には溶けにくいので注意が必要です。また、アイスカフェラテにガムシロップを入れるタイミングですが、氷が溶けて薄くなる前に、またミルクと混ざりやすいように、抽出後すぐにいれてマドラーでよくかき混ぜるのがおすすめです。
アプリクーポンを使ったお得な購入方法
毎日コーヒーを飲む方にとって、少しでも安く買える方法は重要です。そこで活用したいのが「セブン‐イレブンアプリ」です。
アプリでは不定期ですが「セブンカフェ数十円引き」などのクーポンが配信されることがあります。また、会員コードを提示して買い物をするとバッジが貯まり、コーヒーの無料クーポンがもらえるキャンペーンが実施されることもあります。
PayPayなどの連携も便利
アプリの「7iD」にPayPayやnanacoを登録しておけば、アプリの画面を見せるだけで「会員コード提示」「クーポン適用」「支払い」が一度に完了します。忙しい朝には非常にスムーズです。
ブルーマウンテンなど限定商品の購入手順
セブンカフェでは時折、「ブルーマウンテンブレンド」や「高級キリマンジャロブレンド」といった、少し価格の高い高級豆を使用した限定商品が販売されることがあります。
これらの商品は、通常の白いカップとは異なる「専用のデザインカップ」が用意されていることがほとんどです。レジで注文する際(ホットの場合)は、「ブルーマウンテンをください」と明確に商品名を伝える必要があります。アイスの場合も、冷凍ケースに専用のカップがないかよく探してください。
マシンにセットした後も、いつもの「ホットコーヒー」のボタンではなく、「スペシャル」や商品名が書かれた専用のボタンを選択する必要があります。通常のボタンを押してしまうと、せっかくの高級豆に適した抽出プログラムで淹れられない可能性があるので注意しましょう。
まとめ:セブンイレブンのコーヒーの買い方をマスター

セブンイレブンのコーヒーの買い方は、最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、一度「ホットはレジ」「アイスは冷凍ケース」という基本さえ覚えてしまえば、とても簡単です。2025年も進化を続けるセブンカフェ、ぜひこの記事を参考に、スムーズな注文と美味しいコーヒーを楽しんでください。もし分からなくなったら、遠慮なく店員さんに聞くのが一番の近道ですよ。
※本記事の情報は2025年時点のものです。価格やメニュー内容は変更になる可能性があるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
