セブンイレブンATMの手数料は?時間や硬貨の使い方を徹底解説

急に現金が必要になったときや、仕事帰りに立ち寄れるセブンイレブンのATMは本当に便利ですよね。でも、いざ使おうと思ったときに私の銀行カードだと手数料はいくらかかるんだろうとか、深夜の時間帯でも入金や引き出しはできるのかなと気になったことはありませんか。また、手元にある小銭を入金したいけれど、硬貨の取り扱いができるのか不安に思う方も多いはずです。この記事では、そんなセブンイレブンにあるATMに関する疑問を、実際に利用している私の視点で分かりやすく整理してみました。

ATM
  • 銀行ごとの手数料体系と無料で使えるお得な条件
  • 硬貨が使えない理由と代替案としての賢い活用法
  • マイナンバーカードを使った行政サービスの便利な機能
  • スマホATMや電子マネーチャージの操作手順
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セブンイレブンATMの手数料や利用時間を徹底解説

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まずは皆さんが一番気になっているであろう、お金に関する部分から見ていきましょう。自分の持っている銀行のキャッシュカードが使えるのか、そして利用するときに手数料はどれくらいかかるのか。実は銀行によってルールが全然違うので、ここでしっかり確認しておくことが大切です。

銀行別の振込手数料や無料の時間帯を比較

セブンイレブンのATMは、基本的に24時間365日稼働していて本当に助かりますが、手数料に関しては「どの銀行のカードを使うか」で大きく変わってきます。

まず、当然ながらセブン銀行の口座を持っている方は最強です。朝7時から夜19時までは引き出し手数料が無料で、預け入れに関しては24時間いつでも無料なんです。「とりあえず現金をおろしたい」という時に、手数料を気にせず使えるのは大きなメリットですよね。

一方、他の銀行のカードを使う場合は、基本的に「平日日中でも手数料がかかることが多い」と覚えておいた方がいいかもしれません。ざっくりとした目安をまとめてみました。

金融機関 平日日中(8:45-18:00等) 時間外・土日祝
セブン銀行 無料(7:00-19:00) 110円
三菱UFJ銀行 110円 220円
三井住友銀行 110円〜220円 220円〜330円
ゆうちょ銀行 110円〜220円 220円〜
りそな銀行 110円 220円

※上記は一般的な手数料の目安です。口座のランクや利用状況によって優遇される場合もあるので、正確な金額は取引画面で確認してくださいね。

ゆうちょ銀行は有料?最新の手数料改定情報

以前は「いつでも手数料無料」のイメージが強かったゆうちょ銀行ですが、最近は少し事情が変わってきています。ここ数年の手数料改定によって、コンビニATMを利用する際には手数料がかかるケースが増えているんです。

具体的には、平日や土曜日の特定の日中時間帯以外は手数料が発生したり、あるいは全時間帯で有料(110円〜220円)になっていたりと、以前の感覚で使っていると「あれ?手数料引かれてる!」と驚くことになりかねません。「ゆうちょだから無料」と思い込まず、画面に表示される手数料案内をしっかりチェックすることをおすすめします。

三菱UFJや三井住友などメガバンクのコスト

都市銀行(メガバンク)を使っている方も多いと思いますが、こちらも注意が必要です。

例えば三菱UFJ銀行の場合、平日の日中(8:45〜18:00)であれば手数料は110円で済みますが、それ以外の時間帯や土日祝日は220円かかります。ただし、ちょっとした節約術として覚えておきたいのが「毎月25日と月末」です。これらの特定日は、給与受け取りなどのニーズに合わせて、日中の手数料が無料になる優遇措置がとられていることがあるんです。

一方で、三井住友銀行は手数料設定が少し厳しめで、時間外や土日祝日には最大330円の手数料がかかることもあります。ただ、「Olive」などの新しいデジタル口座サービスを使っていると、条件次第でコンビニATM手数料が月数回無料になることもあるので、一度自分の契約内容を見直してみるのも良いかもしれません。

現金の入金限度額や引き出しの上限枚数

大金を持ち歩くのは怖いから、こまめに入出金したいという方もいれば、一度にまとめて処理したいという方もいますよね。セブンイレブンのATMには、物理的な紙幣の処理枚数に限界があります。

一度に取り扱える紙幣は、入金・出金ともに「50枚」までです。

金額にすると、全て1万円札なら50万円、全て千円札なら5万円ということになりますね。もしこれ以上の枚数を扱いたい場合は、一度取引を完了させてから、もう一度最初から操作する必要があります。後ろに並んでいる人がいるときは、ちょっと焦ってしまうかもしれないので注意しましょう。

24時間利用可能でも深夜の手数料に注意

「24時間いつでも開いてるから安心」というのがコンビニATMの最大の強みですが、コスト面では注意が必要です。多くの銀行で、夜間や早朝(例えば19:00〜翌7:00など)は「時間外手数料」として割増料金が設定されています。

緊急時なら仕方ありませんが、「明日でいいや」という用事なら、翌日の日中に回すだけで110円から220円の節約になります。ジュース1本分と考えると、意外と馬鹿にできない金額ですよね。

セブンイレブンATMでの小銭入金やマイナンバー活用

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ここからは、意外と知られていない機能や、よくある勘違いについて深掘りしていきます。特に「小銭」と「役所の手続き」については、知っておくと生活がちょっと便利になりますよ。

硬貨や小銭の取り扱いは原則できない理由

「財布が小銭でパンパンだから、ATMに入金してスッキリしたい!」と思ったことはありませんか?私もよく思うのですが、残念ながらセブン銀行ATMでは硬貨(小銭)の取り扱いはできません。

これは、24時間無人で稼働させるために、機械の故障原因になりやすい「硬貨計算機能」をあえて省いているからなんだそうです。なので、以下のようなことはできません。

  • 大量の小銭を口座に入金する
  • 1,980円のような端数を含む引き出し
  • 小銭を使った振込

クレジットカードやローンの返済で「2,450円」のように端数がある場合も、硬貨が使えないので注意が必要です。銀行振込を利用するか、硬貨対応のATMを探す必要があります。

ただし、一部のフィンテックサービス(Nudgeなど)では、例えば2,450円の返済に対して3,000円(千円札3枚)を入金し、お釣りが出ない代わりに差額の550円を「次回の返済分として預かる」という賢い仕組みを採用しているところもあります。「多めに入れても損しない」仕組みがあるか、利用しているサービスのFAQを確認してみるといいですね。

1000円単位ならお釣りが出るチャージ方法

先ほど「硬貨は使えない」と言いましたが、実は「お釣りとして小銭が出るわけではないけれど、お釣り自体は出る」という面白い機能があります。それが電子マネーへのチャージです。

SuicaやPASMO、nanacoなどにチャージするとき、駅の券売機だと「1万円入れたら強制的に1万円チャージされた」なんて経験ありませんか?セブン銀行ATMなら、1万円札を入れても「1,000円分だけチャージ」という選択ができ、残りのお金を紙幣でお釣りとして受け取ることができるんです。

「手持ちが1万円札しかないけど、とりあえず千円だけSuicaに入れたい」という時には、この機能がものすごく重宝しますよ。

住民票の取得やマイナンバーカードの手続き

平日の昼間に役所に行く時間がない…という忙しい方に朗報です。セブンイレブンのATMは、今や「役所の出張所」としても機能しています。

マイナンバーカードがあれば、「コンビニ交付」に対応している自治体の住民票や印鑑証明書を、早朝6:30から夜23:00まで取得することができます。わざわざ有給を取って役所に行かなくても、仕事帰りにお弁当を買うついでに住民票が出せるなんて、すごい時代になりましたよね。

さらに、マイナンバーカードを健康保険証として使うための「利用登録」も、ATMの画面操作だけで約1分で完了します。保険証自体は不要で、マイナンバーカードと4桁の暗証番号があればOKです。

スマホATMならキャッシュカード不要で取引

「財布を忘れて出かけちゃった!」という時でも、スマホさえあれば何とかなるのが現代のすごいところ。セブン銀行ATMは「スマホATM」という取引に対応しています。

専用アプリ(セブン銀行やauじぶん銀行、PayPay銀行など)を使って、ATM画面に表示されるQRコードをスマホで読み取ることで、キャッシュカードなしで現金の入出金ができてしまいます。これならカードを落とす心配もないですし、スキミング被害のリスクも減らせて一石二鳥ですね。

PayPayなどアプリへのチャージ手順

最近は現金よりもPayPayやLINE Pay、d払いなどのQRコード決済を使う頻度が増えましたよね。これらのアプリに残高をチャージしたい時も、セブン銀行ATMが活躍します。

操作はとても簡単です。

  1. スマホアプリで「セブン銀行ATMでチャージ」を選択
  2. ATM画面で「スマートフォンでの取引」を選択してQRコードを表示
  3. スマホでQRコードを読み取る
  4. 企業番号を入力し、現金を投入

これだけでチャージ完了です。銀行口座と連携させるのが怖いという方でも、この「現金チャージ」なら使いすぎ防止にもなって安心かなと思います。

セブンイレブンATMの賢い使い方まとめ

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ここまでセブンイレブンのATMについて詳しく見てきましたが、最後に改めてポイントを整理しておきましょう。

  • 手数料は銀行によって違う:平日日中でも110円〜220円かかることが多いので、25日などの無料日を狙おう。
  • 硬貨は使えない:小銭入金はできないけど、チャージ時のお釣り(紙幣)対応は便利。
  • 役所機能が充実:マイナンバーカードがあれば住民票取得や保険証登録が23時まで可能。
  • キャッシュレスの拠点:スマホATMや電子マネーチャージを活用して、現金をスマートに管理。

「ただお金をおろす機械」だと思っていたらもったいないくらい、色々な機能が詰まっていますよね。手数料などのコストには気をつけつつ、この便利なインフラを賢く使いこなして、毎日の生活を少しでも快適にしていきましょう!

本記事の情報は執筆時点のものです。手数料や利用時間は金融機関や店舗によって異なる場合があります。正確な情報は必ず各公式サイトやATM画面でご確認ください。また、お金に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

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