ローソンのパスタはまずい?ゴムっぽい麺や薄い味の真相と正解

コンビニで手軽にランチを済ませようと思ったとき、ふと手に取ったローソンのパスタについて、食べる前にネットで評判を調べてみたことはありませんか。検索窓にキーワードを入れると、予測変換でローソンのパスタはまずいとか硬い、あるいはゴムのようだといったネガティブな言葉が並んでいるのを見て、購入をためらってしまうこともあるかもしれません。他にも味が薄いとか水っぽいという感想や、ロカボ麺が口に合わないといった声、定番のミートソースや冷凍のナポリタンに関する厳しい意見なども見かけます。私自身もコンビニの新商品を試すのが日課ですが、正直に言うと商品によって当たり外れや好みが分かれる部分があるのも事実だと感じています。

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  • ローソンの生パスタがゴムのように硬いと感じる本当の理由
  • 味が薄いとか水っぽいと感じてしまう商品の特徴と原因
  • ミートソースや冷凍ナポリタンなど定番商品における評価の傾向
  • まずいという評価を避けて本当に美味しいパスタを選ぶためのコツ
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ローソンのパスタがまずいと感じる原因分析

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SNSや口コミサイトを見ていると、ローソンのパスタに対して厳しい意見が飛び交っているのをよく目にします。でも、それらは単に「品質が悪い」という一言で片付けられるものではなく、実は商品の特性やリニューアルによる変化が大きく関係しているんです。ここでは、なぜネガティブな検索候補が出てきてしまうのか、その具体的な理由を深掘りしていきましょう。

生パスタの麺が硬いゴムのような食感

ローソンのパスタで最もよく聞く不満の一つが、「麺が硬い」「ゴムみたいで美味しくない」というテクスチャに関するものです。実はこれ、最近のリニューアルで麺の素材が変わったことが大きく影響しています。

ローソンでは最近、生パスタの原料を国産小麦100%に切り替えています。国産小麦は本来、もちもちとした強い弾力が魅力なのですが、電子レンジで急激に加熱すると、その弾力が裏目に出てしまい、噛み切れないような「ゴム感」として感じられてしまうことがあるんですね。

特に、「買ってすぐ食べたい!」と思ってレンジアップ直後に口に入れると、まだ麺の水分が均一になっておらず、芯が残っているような硬さを感じやすいんです。これは品質不良というよりは、素材の特性と調理プロセスのミスマッチと言えるかもしれません。

【豆知識】国産小麦の特性

輸入小麦(デュラムセモリナなど)は歯切れの良いアルデンテになりやすいですが、国産小麦は「粘り」と「弾力」が特徴。これが加熱不足のように感じられる原因の一つです。

ソースの味が薄い水っぽさと対処法

次に多いのが、「味が薄い」「ソースが水っぽい」という意見です。これには、コンビニパスタ特有の事情が絡んでいます。

特に野菜が多めに入っている商品や、オイルベースのパスタでこの現象が起きやすいのですが、レンジで加熱することで野菜の細胞が壊れて水分が出てしまい、それがソースを薄めてしまうんです。これを専門用語では離水(りすい)なんて呼んだりしますが、食べる側からすれば「味がシャバシャバして美味しくない」となってしまいますよね。

また、健康志向を意識して塩分を控えめにしている商品もあるため、ガツンとした濃い味を求めている時には物足りなく感じることもあるでしょう。

低糖質のロカボ麺はボソボソして不評

ローソンといえば「ロカボ(低糖質)」商品が充実しているのが強みですが、このロカボパスタに関しては評価が真っ二つに分かれます。

通常の小麦麺とは違い、糖質を抑えるために食物繊維などを多く配合しているため、どうしても食感が「ボソボソする」「粉っぽい」となりがちです。健康のために割り切って食べている人には「罪悪感がないからOK」と受け入れられますが、普通のパスタと同じ美味しさを期待して食べると、「まずい」という感想になってしまうのは仕方がない部分かなと思います。

【注意点】味と機能のトレードオフ

ロカボ麺を選ぶ際は、「美味しいパスタ」ではなく「健康食品」という認識で選ぶのがベターです。味重視なら通常のパスタを選びましょう。

ミートソースの味がぼやけるという評判

コンビニパスタの王道である「ミートソース」ですが、残念ながらローソンのミートソースは、競合他社と比べると「味がぼやけている」と評されることが多いようです。

セブン-イレブンがデミグラスソースのような濃厚さと肉肉しさを追求しているのに対し、ローソンは全体的にマイルドで、インパクトに欠ける印象を持たれがちです。「パンチが足りない」「特徴がない」と感じるユーザーが多く、これが「美味しくない」という評価に直結しているようですね。

決して品質が悪いわけではないのですが、濃厚な旨味を求めて買うと肩透かしを食らってしまうかもしれません。

冷凍ナポリタンが油っぽくて甘すぎる

冷凍食品コーナーにあるナポリタンも、一部で「地雷」扱いされることがあります。その主な理由は「油っぽさ」と「甘さ」です。

冷凍パスタは、解凍するときに麺がパサつかないよう、あえて多めの油でコーティングされていることが多いのですが、ローソンのナポリタンはこの油脂感が強く、食べた後に胃もたれする感覚を覚える人もいます。また、味付けがケチャップの酸味よりも甘味が強いため、子供には人気ですが、大人には「安っぽい味」と感じられてしまうことがあるようです。

ローソンのパスタでもまずいと思わせない正解

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ここまでネガティブな要素ばかり並べてしまいましたが、もちろんローソンのパスタが全てまずいわけではありません!選び方やちょっとした食べ方のコツを知っていれば、とても美味しく楽しめる商品もたくさんあります。ここからは、失敗しないための「正解」をご紹介します。

パスタサラダは混ざらない不満が多い

まず、選ぶ際に少し注意が必要なのが「振っておいしいパスタサラダ」シリーズです。手を汚さずにドレッシングを混ぜられるのがウリですが、実際には具材と麺がギュウギュウに詰まっていて、振っても全然混ざらないという悲しい事態がよく起こります。

上の方は味がなくて、底の方にドレッシングが溜まっている…なんてことになりがちなので、この商品を買う時は、「振る」機能にはあまり期待せず、最初からフォークでしっかりとかき混ぜてから食べるのがストレスなく美味しく食べるコツです。

高評価の大盛ペペロンチーノを選ぶ

逆に、自信を持っておすすめできるのが「大盛ペペロンチーノ」です。これはネット上の食べ比べランキングでも頻繁に上位に入っている実力派です。

人気の理由は、なんといっても強烈なニンニクのパンチとボリューム感。他社のペペロンチーノが上品な味付けに寄る中で、ローソンはガツンとくる刺激的な味付けを貫いています。「細かいことはいいから、腹一杯パスタが食べたい!」という気分の時には、間違いなくこれが正解です。まずいという評判を吹き飛ばす満足感がありますよ。

【おすすめ】ガッツリ派はペペロンチーノ一択

ニンニク感と具材(ベーコンなど)の満足度が高いので、味の濃いパスタが好きな人には特におすすめです。

リニューアルしたカルボナーラは濃厚

クリーム系パスタ、特に「カルボナーラ」や「明太カルボナーラ」も、2024年以降のリニューアルで劇的に美味しくなっています。

以前は「ソースが少なくて麺がパサパサ」と言われることもありましたが、ソース量を約25%増量するという改良を行った結果、最後まで濃厚なソースが麺に絡むようになりました。この濃厚なクリームソースなら、生パスタ特有のもちもち食感とも相性が良く、お店で食べるような満足感が味わえます。

加熱後に蒸らすと美味しい食感になる

ここで一つ、生パスタを劇的に美味しくする裏技をお伝えします。それは、「レンジで温めた後、すぐに蓋を開けずに1〜2分待つ(蒸らす)」ことです。

先ほど触れた「ゴムのような硬さ」は、加熱直後の水分ムラが原因です。少し待って余熱で蒸らすことで、麺全体に水分が行き渡り、本来の「もちもち食感」が復活します。「まずい」と思って諦める前に、ぜひこの「放置タイム」を試してみてください。驚くほど食感が変わりますよ。

ローソンのパスタがまずい評価の結論

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結論として、ローソンのパスタが「まずい」と言われるのは、尖った商品特性(生パスタやロカボ)と、ユーザーの期待する「普通のパスタ」との間にズレがあることが大きな要因です。

何となくで選ぶのではなく、「ガッツリ食べたいならペペロンチーノ」「濃厚さを求めるならカルボナーラ」「健康優先ならロカボ」といったように、自分の目的に合わせて選び分けることが重要ですね。また、生パスタに関しては「蒸らし」の一手間で評価がガラリと変わるので、ぜひ試してみてください。

皆さんのパスタ選びが、少しでも「当たり」に近づく手助けになれば嬉しいです。

※記事内の評価や感想は筆者の個人的な体験や一般的な口コミに基づくものです。味の感じ方には個人差があります。

※正確な商品情報や成分については、必ずローソンの公式サイトをご確認ください。

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