ローソンATM手数料はみずほ銀行で無料になる?時間や硬貨も解説

急に現金が必要になったとき、近くのローソンでみずほ銀行のお金を下ろそうとして、手数料や利用時間が気になったことはありませんか。みずほ銀行のカードを使ってローソン銀行ATMを利用する場合、平日や土日のどの時間帯なら手数料が無料になるのか、あるいはいくらかかるのかは非常に重要です。また、コンビニATMならではの制約として、硬貨の入出金ができない点や、特定のメンテナンス時間には取引自体が利用できないことも知っておく必要があります。この記事では、私が実際に調べた情報を基に、損をしないための賢い使い方や注意点をわかりやすく解説していきます。

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  • みずほ銀行ユーザーがローソンATMを使う際の手数料と無料になる条件
  • 第2土曜日の夜間など利用できないメンテナンス時間の詳細
  • 硬貨の取り扱いや通帳記入などコンビニATMではできないこと
  • 新紙幣への対応状況や他社コンビニATMとの比較
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みずほ利用時のローソンATM手数料と時間

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まずは一番気になる「手数料」と「利用できる時間」について見ていきましょう。実は、みずほ銀行のカードをローソンで使う場合、時間帯によって手数料が大きく変わったり、特定条件を満たすと無料になったりするんです。

平日夜間や土日の時間外手数料

基本的に、みずほ銀行のキャッシュカードをローソン銀行ATM(やイーネットATM)で利用する場合、銀行の営業時間内である「平日の日中」と、それ以外の「夜間・休日」で手数料が異なります。

私が確認した標準的な手数料体系は以下の通りです。

曜日 時間帯 手数料(税込)
平日 0:00 ~ 8:45 220円
8:45 ~ 18:00 110円
18:00 ~ 24:00 220円
土日祝 0:00 ~ 8:00 220円
8:00 ~ 24:00 220円

※上記は「みずほマイレージクラブ」の優遇がない場合の標準的な料金です。時間帯は変更になる可能性もあるため、正確な情報は公式サイトも確認してくださいね。

こうして見ると、平日のお昼休みや夕方(8:45〜18:00)であっても、コンビニATM利用時には110円の手数料がかかってしまうことがわかります。ちりも積もれば山となるので、できればこれを無料にしたいところですよね。

無料回数を増やす優遇条件の判定

毎回110円や220円を払うのはもったいないですよね。そこで活用したいのが、「みずほマイレージクラブ」という会員サービスです。これに加入して条件を満たすと、ローソン銀行を含む提携コンビニATMの手数料が月間規定回数まで無料になります。

「Sステージ」や「Aステージ」といったランク分けがあるのですが、多くの方にとって現実的なのは以下の特典かなと思います。

  • イーネット・ローソン銀行・セブン銀行ATMの利用手数料が月2回(または3回)まで無料
  • 時間外手数料も無料

ちなみに、この「月2回」というのは、ローソンだけで2回ではなく、セブンイレブンやファミリーマート(イーネット)での利用も含めた合算カウントになります。「今月はローソンで1回、セブンで1回使ったから、もう無料枠はおしまい」という感じですね。

給与振込口座指定で手数料を無料に

では、どうすればその「無料特典」をゲットできるのでしょうか。私が一番おすすめしたい、かつ最もハードルが低い方法は、みずほ銀行の口座を「給与受取口座」に指定することです。

これだけで、翌々月くらいからATM手数料無料の優遇が適用されるケースがほとんどです。もしこれから就職や転職を控えている方や、給与口座の変更が可能な方は、ぜひ検討してみてください。

ここがポイント

2025年秋頃には大規模なキャンペーンも予想されています。「給与受取」は銀行にとっても嬉しいことなので、手数料優遇の条件としては一番安定している印象があります。

他にも「月末の預金残高が30万円以上」などの条件がありますが、毎月残高を気にするよりは、給与が入るように設定してしまうのが一番楽ちんだと思います。

セブン銀行など他社コンビニとの比較

「ローソンのATMは高いけど、セブンイレブンなら安いの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。結論から言うと、みずほ銀行ユーザーにとっては、ローソンもセブンもファミマも基本的に条件は同じです。

ATMの種類 主な設置場所 みずほ手数料体系
ローソン銀行ATM ローソン 同じ(3社合算でカウント)
イーネットATM ファミリーマート等 同じ(3社合算でカウント)
セブン銀行ATM セブン-イレブン 同じ(3社合算でカウント)

つまり、優遇条件さえ満たしていればどこで下ろしても無料ですし、満たしていなければどこでも有料です。なので、「手数料が安いコンビニを探し回る」必要はありません。一番近くにあるコンビニに行けばOK、ということですね。

残高照会の手数料と利用可能時間

お金を下ろすわけではなく、「今いくら入っているかな?」と残高だけ確認したいときもありますよね。ローソン銀行ATMでは、みずほ銀行の残高照会は基本的に手数料無料で利用できます。

ただし、利用可能時間はATMが稼働している時間に準じます。24時間営業のローソンなら深夜でも照会できますが、後述するメンテナンス時間には画面自体が使えなくなるので注意が必要です。

ローソンATM手数料とみずほの注意点

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手数料の話の次は、実際にATMマシンの前で「あれ?できない!?」と焦らないための、ハードウェアやシステム上の注意点をお伝えします。特に「硬貨」と「メンテナンス時間」は知らないと困るポイントです。

硬貨や小銭の入出金ができない理由

これ、意外と知られていないのですが、ローソン銀行ATMでは硬貨(小銭)の入出金が一切できません。

「財布が重いから小銭を口座に入れたいな」と思ってローソンに行っても、そもそも機械にコイン投入口がないんです。これは故障ではなく、仕様です。コンビニATMは省スペースで設置する必要があり、詰まりやすい硬貨処理の機能をあえて省いているんですね。

注意点

・1,000円未満の端数は引き出せません(例:残高を0円にする全額引き出しは不可)。

・貯金箱の小銭を入金することもできません。

小銭扱いたいときは、みずほ銀行の店舗にあるATMに行きましょう。

現金振り込み時の制限と注意点

硬貨が使えないということは、現金での振込にも制限がかかります。

例えば、振込手数料込みで「12,345円」を振り込みたい場合、硬貨のお釣りを出すことができないため、現金振込自体がエラーになるか、お釣りの出ないように紙幣を入れる必要があります(これは現実的ではないですよね)。

ですので、ローソン銀行ATMで振込をするなら、キャッシュカードを使った口座からの振込を利用するのが基本になります。

第2土曜日のメンテナンス停止時間

みずほ銀行ユーザーにとって、最大のトラップとも言えるのが「メンテナンス時間」です。特に気をつけてほしいのが、毎月第2土曜日の夜です。

第2土曜日の21:00から翌日曜日の7:00まで、約10時間にわたってサービスが完全に停止します。

シチュエーション例

土曜日の夜、飲み会の帰りに「割り勘のお金が必要だからローソンで下ろそう」と思っても、もしその日が第2土曜日ならATMは使えません。

「コンビニは24時間空いているから大丈夫」という油断は禁物です。カレンダーに「第2土曜夜はATM不可」とメモしておいてもいいレベルだと私は思います。

新紙幣対応と引き出し限度額の仕様

2024年から新紙幣(渋沢栄一など)が登場しましたが、ローソン銀行ATMは新型機への入れ替えやアップデートが進んでおり、新紙幣にも問題なく対応しています。「新札だから入金できないかも」という心配は無用です。

また、1日あたりの引き出し限度額は、ローソン側の制限というよりは、みずほ銀行側の設定(カードの種類や個人設定)に依存します。一般的には磁気カードで50万円、ICカードで100万円程度ですが、防犯のために低く設定している方も多いので、高額を引き出す際は事前にアプリなどで自分の限度額を確認しておくと安心ですね。

コンビニで通帳記入は対応不可

最後に基本的なことですが、ローソン銀行ATMには通帳の挿入口もありません。したがって、通帳記入や通帳繰越はできません。

通帳を使いたい場合は、平日の日中にみずほ銀行の支店に行くか、店舗内に設置されている通帳対応ATMを探す必要があります。最近は「みずほダイレクト」などのアプリで明細を確認する方が便利なので、そちらへの切り替えを検討してみるのも良いかもしれません。

みずほのローソンATM手数料まとめ

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今回は、みずほ銀行ユーザーがローソン銀行ATMを使う際のポイントについて解説しました。

最後に要点を整理しておきます。

  • 手数料は平日日中でもかかる場合があるが、マイレージクラブ(給与受取など)で無料にできる。
  • ローソン、セブン、イーネットの手数料条件は基本的に同じ。
  • 硬貨は使えないので、千円単位の取引しかできない。
  • 第2土曜日の21:00〜翌7:00はメンテナンスで使えないので要注意。

これらのルールさえ知っておけば、ローソン銀行ATMは家の近くにある「自分専用の金庫」のように便利に使えます。ぜひ賢く活用して、手数料を節約しながら快適なコンビニATMライフを送ってくださいね。

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