ファミリーマートでゆうちょ銀行のカードを使いたいけれど、どの店舗にATM設置店があるのか分からず困ったことはありませんか。また、利用する時間帯によっては手数料がかかるのか、小銭の入金はできるのかといった疑問も尽きないものです。私自身も、急いで現金をおろしたいときに手数料で損をしたくないので、事前にしっかりと調べるようにしています。この記事では、ファミリーマートにあるATMの種類や特徴、そして最もお得に利用するためのポイントについて、私の経験を交えながら分かりやすくお伝えします。

- ファミリーマートにある2種類のATMの違いと見分け方
- ゆうちょ銀行カード利用時の手数料が無料になる時間帯
- 小銭の入金や通帳記入ができない理由と代替案
- 公式サイトを使った設置店舗の確実な探し方
ファミリーマートのゆうちょATM設置店の探し方と種類

ファミリーマートには、実は大きく分けて2種類のATMが存在することをご存じでしょうか。どちらもゆうちょ銀行のカードは使えますが、中身や機能には少し違いがあります。ここでは、その違いや探し方、そして意外と知られていない機能制限について、私が実際に利用して感じたことを含めて解説していきます。
緑のATMとイーネットの違いとは
ファミリーマートに入ったとき、ATMの色を気にしたことはありますか?実は店舗によって、「緑色のATM」と「E-net(イーネット)のロゴが入ったATM」のどちらかが設置されています。
「緑のATM」は、まさにゆうちょ銀行が直轄している小型ATMです。見た目も操作画面も郵便局にあるものとそっくりなので、普段から郵便局を使っている私にはとても安心感があります。これは、郵便局が近くにないエリアなどを補完するために置かれていることが多いようです。
一方、「イーネットATM」は多くのコンビニで見かけるタイプですが、ファミリーマートにあるイーネットは特別なんです。後ほど詳しく触れますが、ゆうちょ銀行との提携により、手数料などが優遇されています。利用者としては「どちらのATMであっても、基本的には同じように使える」と考えて大丈夫ですが、細かい使い勝手には違いがあることを知っておくと便利です。
公式サイトを使った店舗検索の方法
「今いる場所の近くで、確実にゆうちょATMがあるファミマを知りたい」という時は、ファミリーマートの公式サイトにある店舗検索を使うのが一番確実です。私も出先で現金が必要になったときは、必ずスマホでチェックしています。
検索のコツ
検索条件の絞り込みで、以下のアイコンを目印にしてください。
- 「ATMゆうちょ」アイコン:緑のゆうちょ直轄ATMがあるお店
- 「ATM E-net」アイコン:イーネットATMがあるお店
また、ゆうちょ銀行の公式サイトから検索することも可能です。こちらは郵便局も含めて探せるので、「やっぱり郵便局に行きたい」となった場合にはそちらの方が便利かもしれませんね。
小銭や硬貨の入金は不可なので注意
これは私が何度も失敗しそうになったポイントなのですが、ファミリーマートに設置されているATMでは、小銭(硬貨)の入金も出金も一切できません。
「貯金箱の小銭を口座に入れたい」と思って重い小銭を持って行っても、投入口がないんです。これは緑のATMでもイーネットでも共通です。コンビニのATMはスペースが限られているし、硬貨は詰まりやすいから仕方ないのかもしれませんね。
注意点
硬貨を預け入れたい場合は、必ず郵便局またはゆうちょ銀行店舗内にあるATMへ行く必要があります。ただし、最近は郵便局でも硬貨預け入れに手数料がかかる場合があるので、事前に枚数などを確認しておくことをおすすめします。
通帳記入には対応していない
「ついでに通帳記入もしておきたい」と思うこともありますが、残念ながらファミリーマートのATMは通帳には対応していません。
緑のATMであっても、コンビニ設置モデルは通帳を入れるスロットが塞がれていることがほとんどです。もちろんイーネットATMもキャッシュカード専用です。記帳が必要なときは、素直に郵便局の営業時間内に行くしかありません。
豆知識
最近は「ゆうちょ通帳アプリ」がとても便利です。スマホでリアルタイムに入出金明細が見られるので、私は紙の通帳記帳にこだわるのをやめました。これならコンビニATM利用後すぐに残高確認ができて安心ですよ。
暗証番号変更ができるATMの種類
セキュリティのために定期的に暗証番号を変えたいけれど、わざわざ窓口に行くのは面倒ですよね。実は、ファミリーマートにあるイーネットATMなら、キャッシュカードの暗証番号変更が可能なんです。
これは意外と知られていない機能だと思います。イーネットATMはテンキー(ボタン部分)が深く窪んでいて、周りから見えにくい構造になっているので、店内でも比較的安心して操作できます。買い物のついでにサッと変更できるのは、個人的にかなりポイントが高いです。
ファミリーマートのゆうちょATM設置店の手数料と時間

ATMを使う上で一番気になるのが「手数料」ですよね。自分のお金をおろすのにお金を払うのは、なんだか損した気分になります。ここでは、ファミリーマートでゆうちょカードを使う際の、最新の手数料ルールと無料になる時間帯について詳しく解説します。
手数料無料になる時間帯と曜日
結論から言うと、ファミリーマートのATM(緑・イーネット共通)は、平日と土曜日の日中は手数料が無料です。これは本当にありがたいですよね。
| 曜日 | 無料の時間帯 | それ以外の時間 |
|---|---|---|
| 平日 | 08:45 ~ 18:00 | 110円 |
| 土曜日 | 09:00 ~ 14:00 | 110円 |
| 日・祝 | なし(終日有料) | 110円 |
平日は夕方の6時まで無料なので、仕事帰りに寄ってもギリギリ間に合うことが多いです。また、土曜日のお昼過ぎまで無料なのも、週末の買い物前に助かるポイントです。
日曜日や祝日の利用手数料詳細
注意が必要なのが、日曜日と祝日です。以前は無料の時間帯があった記憶があるのですが、現在は終日110円の手数料がかかります。
また、お正月(12月31日~1月3日)も休日扱いとなり、手数料がかかります。たかが110円ですが、回数を重ねると大きな出費になります。私は日曜日に急用がない限り、前日の土曜日中におろしておくように習慣づけています。
ファミマのイーネットは手数料優遇
ここが少しややこしいのですが、とても重要なポイントです。「イーネットATMならどこでも同じ」と思っていませんか?実は、ファミリーマートにあるイーネットATMだけが、ゆうちょ銀行の手数料優遇を受けているんです。
例えば、スーパーなどに設置されているイーネットATMでゆうちょカードを使うと、平日でも手数料がかかることが一般的です。しかし、ファミマ店内のイーネットなら、先ほど紹介した通り平日日中は無料になります。
覚えておきたいこと
ゆうちょユーザーがイーネットを使うなら、「ファミリーマートの中にあるもの」を選ぶのが正解です。同じロゴでも場所によって手数料が違うなんて、ちょっとした罠ですよね。
振込機能の制限と現金扱いの可否
ファミリーマートのATMから、家賃の振込や通販の支払いをしたい場合もあるでしょう。キャッシュカードを使った口座間の送金(電信振替)や他行への振込は可能です。
しかし、現金での振込はできません。振込用紙を持って行ってATMで現金を入れようとしても対応していないのです。振込用紙がある場合は、ATMではなくレジの店員さんに渡して支払うか、郵便局へ行く必要があります。
深夜のメンテナンス時間に注意
24時間営業のコンビニだからといって、ATMも24時間ノンストップというわけではありません。毎日、日付が変わる前後の時間はシステムメンテナンスのため利用できなくなります。
利用不可の時間帯
毎日 23:55 ~ 翌 0:05 (約10分間)
飲み会の帰りなど、深夜0時前後は要注意です。「あと5分待てば使える」と思っていても、深夜の5分は長く感じるものです。また、第3土曜日などは定期的な長時間メンテナンスもあるので、深夜利用の際は気をつけてください。
ファミリーマートのゆうちょATM設置店の活用法まとめ

ファミリーマートとゆうちょ銀行の提携は、私たちユーザーにとって非常に便利なインフラになっています。最後に、これまでのポイントを振り返って、賢く利用するためのまとめをお伝えします。
まず、店舗には「緑のATM」と「イーネット」の2種類がありますが、どちらも平日日中(8:45~18:00)と土曜昼(9:00~14:00)は手数料無料で利用できます。ただし、日曜日や祝日は終日有料になる点には注意が必要です。
また、小銭の入金や通帳記入はできないため、これらの用事は郵便局へ行く必要があります。一方で、暗証番号の変更はイーネットATMで手軽に行えるというメリットもあります。
「今日は日曜日だから手数料がかかるな」「小銭があるから郵便局に行こう」といった判断ができるようになれば、無駄な出費や時間を節約できます。ぜひ、お近くのファミリーマートを「第2の銀行窓口」として上手に活用してみてください。
※本記事の情報は執筆時点(2025年)のものです。手数料やサービス内容は変更される可能性があるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

