セブンイレブン本店はどこ?本社と1号店の場所や歴史を徹底調査

ふとセブンイレブン本店について調べようと思ったとき、本社機能があるオフィスの住所を知りたいのか、それとも記念すべき国内1号店である豊洲店の場所を知りたいのかで迷ってしまうことはありませんか。実は私たちが普段何気なく利用しているセブンイレブンの発祥はアメリカであり、そこから日本へ渡ってきた歴史的な背景も非常に興味深いものがあります。今回は千代田区にある本社の電話番号やアクセス情報だけでなく、聖地とも呼ばれる1号店の現在や2025年のリニューアル情報まで含めて詳しくまとめてみました。

本店
  • ビジネスで必要な本社の住所や連絡先などの基本情報
  • 国内1号店である豊洲店の場所と創業時のエピソード
  • 2025年に行われる豊洲店の大規模リニューアルの詳細
  • アメリカで誕生してから日本へ至るまでの歴史的背景
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企業中枢としてのセブンイレブン本店

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まずは、ビジネスや実務的な目的で検索されることが多い「株式会社セブン-イレブン・ジャパン」の本社機能について見ていきましょう。日本のコンビニエンスストア業界を牽引する巨大企業の心臓部は、東京の非常に格式高いエリアに位置しています。ここでは正確な所在地やアクセス方法、そして周辺環境について解説します。

千代田区二番町にある本社の住所

就職活動や商談、あるいは何らかの問い合わせで「本店」を探している場合、その正解は東京都千代田区にあります。法的な登記情報に基づく株式会社セブン-イレブン・ジャパンの本店所在地は、以下の通りです。

本店所在地データ

〒102-8452

東京都千代田区二番町8番地8

この千代田区二番町というエリアは、かつて武家屋敷が並んでいた歴史ある場所で、現在は多くの有名企業や教育機関が集まる落ち着いたビジネス街です。親会社であるセブン&アイ・ホールディングスの機能も近くにあり、まさにグループ全体の戦略が決まる中枢と言えますね。

ちなみに、Web検索で単に「セブンイレブン」と入力すると近くの店舗が出てきてしまうことがありますが、ビジネス上の「本店」はこの二番町の本社ビルを指しますので、書類の送付先などを間違えないように注意しましょう。

代表電話番号と最寄り駅へのアクセス

本社への連絡や訪問が必要な方のために、代表電話番号と交通アクセスも整理しておきます。都心の中心部にあるため、複数の路線が使えてアクセスは非常に良好です。

代表電話番号 03-6238-3000
最寄り駅1 東京メトロ有楽町線「麹町駅

5番出口より徒歩約2分

最寄り駅2 JR中央線・総武線「四ツ谷駅

麹町口より徒歩約4分

最寄り駅3 東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅

徒歩約6分

最も近いのは有楽町線の麹町駅ですが、JR四ツ谷駅からも歩いてすぐの距離です。駅から近いというのは、訪問する側にとっても非常にありがたいポイントですよね。

電話での問い合わせは、部署や内容によって窓口が異なる場合があります。代表電話にかける際は、用件を明確に伝えるとスムーズにつないでもらえますよ。

発祥の地アメリカと日本の関係性

「本店」という言葉を広い意味で捉えると、ブランドのルーツである「グローバルな本店」はどこなのか気になりますよね。実は、セブンイレブンの発祥は1927年のアメリカ・テキサス州ダラスです。

もともとは「サウスランド・アイス・カンパニー」という氷の販売店でした。当時の従業員が、氷を買いに来るお客さんの「ついでに卵や牛乳も置いてほしい」という声に応えて食品を置き始めたのが、世界初のコンビニエンスストアの始まりだと言われています。

ここで面白いのが、日米の関係性が歴史の中で逆転している点です。

  • 創業当初:アメリカのサウスランド社が親会社(総本部)。
  • 現在:日本のセブン-イレブン・ジャパンがアメリカの7-Eleven, Inc.を完全子会社化。

つまり、歴史的な発祥地はアメリカですが、現在の経営的な意味での「世界の本店」機能は、私たちがいるこの日本、千代田区二番町にあると言っても過言ではないのです。日本のきめ細やかな経営ノウハウが、逆にアメリカへ輸出されているというのは誇らしい事実ですね。

登記上の本店と実質的な本社機能

少し専門的な話になりますが、企業の「本店」には登記上の意味合いと、実質的な本社機能としての意味合いがあります。セブン-イレブン・ジャパンの場合、この両方が千代田区二番町のビルに集約されています。

国税庁の法人番号データベースなどを見ても、2015年以降、現在の住所で安定して運用されていることがわかります。ここには商品開発、物流管理、加盟店支援といった、全国2万店以上の店舗を支えるためのあらゆる機能が詰まっています。

いわば、ここが巨大な流通システムの「頭脳」であり、ここから全国、そして世界への戦略が発信されているわけですね。

本社周辺にあるお膝元店舗の役割

本社の近くを歩いてみると、いくつかのセブンイレブン店舗を見つけることができます。「セブンイレブン 千代田二番町店」や「セブンイレブン 7FSガーデンビル店」などが代表的です。

これらの店舗は、単に社員さんがお昼ご飯を買うための場所というだけではありません。本社のお膝元にある店舗は、新商品のテストマーケティングや新しいオペレーションの実験場として機能している可能性が高いのです。

本社の担当者がすぐに現場を確認できる距離にあるため、最新の取り組みがいち早く導入されているかもしれません。もし近くに行く機会があれば、「ここは未来のセブンイレブンの姿かもしれない」という視点で店内を見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

聖地と称されるセブンイレブン本店

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ここからは、もう一つの「本店」、つまりファンや業界関係者が「聖地」として崇める国内第1号店について深掘りしていきます。日本のコンビニの歴史は、ここから始まりました。

国内1号店である豊洲店の場所

「日本で最初のセブンイレブンはどこ?」という問いへの答えは、東京都江東区豊洲にあります。その名も「セブン-イレブン 豊洲店」。この店舗こそが、日本のコンビニエンスストアの原点です。

セブン-イレブン 豊洲店

所在地:東京都江東区豊洲4丁目6-1

アクセス:東京メトロ有楽町線「豊洲駅」4番出口から徒歩1分

豊洲というと、現在はタワーマンションや市場のイメージが強いですが、1号店がオープンした当時は工場や造船所が立ち並ぶ労働者の街でした。24時間(当初は朝7時から夜11時まで)いつでも開いているという利便性は、昼夜を問わず働く当時の豊洲の人々に熱烈に支持されたそうです。

今でも豊洲駅のすぐ近く、路地を一本入った場所で営業を続けており、レシートに「豊洲店」と印字されるのを見るだけで、ちょっとした感動を覚えるファンも多いんですよ。

創業オーナー山本憲司氏の功績

豊洲店を語る上で欠かせないのが、オーナーである山本憲司さんの存在です。もともとこの場所で酒屋を営んでいた山本さんは、時代の変化を感じ取り、当時は海のものとも山のものともつかなかった「コンビニエンスストア」という業態に挑戦することを決断しました。

山本さんが凄かったのは、ただ看板を掛け替えただけではない点です。「何が売れて、何が売れないか」を徹底的に観察し、商品の品揃えを柔軟に変えていく手法を実践しました。これこそが、現在セブンイレブンのお家芸とも言える「単品管理」の原点だと言われています。

酒屋時代の倍以上の売り上げを叩き出し、その後も日本有数の繁盛店として君臨し続けた実績は、まさに伝説です。山本さんの「変化に対応する」という姿勢がなければ、日本のコンビニはここまで普及しなかったかもしれませんね。

1号店の現在と2025年の改装

歴史的な店舗である豊洲店ですが、実は2025年に大きな動きがあることをご存知でしょうか。創業から50年以上が経過した今、なんと大規模なリニューアル工事が行われます。

2025年リニューアルの概要

  • 一時休業:2025年11月9日(日)15:00から
  • 再開予定:2025年11月20日(木)07:00オープン
  • 注目点:隣接地に「事務所棟」を新築・拡張

単なる内装工事だけでなく、隣の敷地に事務所機能を持つ建物を新築している点が非常に気になります。これは、豊洲店が単なる1号店という記念碑的な存在にとどまらず、研修施設や次世代システムの実験拠点として、さらに機能を強化しようとしている表れではないでしょうか。

聖地巡礼を計画している方は、上記の休業期間に注意してください。リニューアルオープン後の新しい姿も楽しみですね!

昔のセブンイレブンの名前と歴史

少し余談になりますが、セブンイレブンの名前の由来についても触れておきましょう。アメリカで創業した当初、この店は「トーテム・ストア(Tote’m Stores)」と呼ばれていました。

これは、「商品を持ち帰る(Tote)」という意味と、店舗のシンボルとしてアラスカの「トーテムポール」を置いていたことに由来します。なんだか今のイメージとは随分違いますよね。

その後、1946年に営業時間を「朝7時から夜11時まで」に延長したことをアピールするために、「7-Eleven」と改名されました。今では24時間営業が当たり前になりましたが、名前には「朝から夜まで便利に開いていますよ」という当時の画期的なサービス精神が刻まれているのです。

2つのセブンイレブン本店情報のまとめ

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ここまで、「セブンイレブン 本店」にまつわる2つの側面についてご紹介してきました。

一つは、千代田区二番町にある「株式会社セブン-イレブン・ジャパン本社」。ここはビジネスの中枢であり、世界を股にかける戦略拠点です。

もう一つは、江東区豊洲にある「国内1号店・豊洲店」。ここは日本のコンビニ文化が始まった聖地であり、2025年のリニューアルを経てなお進化し続ける伝説の現場です。

ビジネスで連絡を取りたい方も、歴史を感じに訪れてみたい方も、それぞれの目的に合わせた「本店」を目指していただければと思います。次にセブンイレブンに入るとき、その背景にある長い歴史や、今も進化し続ける企業努力に思いを馳せてみると、いつものおにぎりやコーヒーが少し違って見えるかもしれませんね。

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