セブンイレブンでペイジー(Pay-easy)を使って支払いをしたいけど、やり方がいまいち分からない…と悩んでいませんか?
いざレジに行ったらいいのか、それともATMを操作するのか、迷ってしまいますよね。私も最初、どっちで手続きするのか分からず、レジ前でちょっと焦った経験があります。

それに、支払い方法も気になるところ。普段使っているクレジットカードやPayPayなどのバーコード決済、nanacoは使えるのか、それとも現金以外はできないのか、手数料はかかるのか…いろいろ疑問が出てくるかなと思います。
この記事では、そんなセブンイレブンでのペイジーのやり方に関する疑問をスッキリ解決します!実は、セブンでの支払い方法は「持っている番号」によって2種類あるんです。この記事を読めば、あなたがどちらの方法で支払うべきか、もう迷わなくなりますよ。
- あなたが使うべき支払い方法(レジかATMか)が分かる
- レジでの詳しい支払い手順
- セブン銀行ATMでのペイジー操作方法
- nanacoや現金以外の決済手段が使えるかどうかが分かる
セブンイレブンでのペイジーのやり方:2つの方法

セブンイレブンで「ペイジー払い」と言っても、実は2つの異なる支払い方法があるんです。これを混同していると「あれ、できない!」となってしまうので、まずは基本を押さえましょう。
必要な番号で支払い場所が決まる
まず一番大切なポイントです。セブンイレブンでの支払い方法は、あなたが請求元(ネット通販サイトや公共機関など)から通知された「番号の種類」によって、支払い場所が完全に分かれます。
ご自身の番号がどちらか、まずは確認してみてください。
| あなたが持っている番号 | 支払い場所 | 支払い方法 |
|---|---|---|
| 「払込票番号」(13桁) | セブンイレブン 店頭レジ | インターネット代金収納 |
| 「収納機関番号」
「お客様番号」 「確認番号」 (上記3種類) |
セブン銀行ATM | ペイジー(Pay-easy) |
そうなんです。多くの人が「ペイジー」とひとくくりにしがちですが、「13桁の番号」を使う方法は、実は厳密にはペイジーシステムそのものではなく、「インターネット代金収納」というサービスなんですね。
一方で、3種類の番号を使うのが、金融機関のシステムを通じた正式な「ペイジー」で、これはATMで操作します。
この2つを、この記事ではそれぞれ詳しく解説していきますね!
レジでのペイジーのやり方とは?
こちらは、主にネットショッピングの代金支払いなどで使われる「インターネット代金収納」サービスですね。私もよく利用します!
必要なのは「払込票番号」と呼ばれる13桁の番号です。
レジでの支払い手順(ステップ)
- ECサイトなどで通知された「払込票番号(13桁)」をメモするか、スマホ画面に表示できるようにしておきます。
- セブンイレブンのレジに行き、店員さんに「インターネット代金の支払い」と伝えます。
- メモやスマホの画面を見せて、番号を提示します。(払込票を印刷して持参してもOKです)
- 店員さんが番号をレジに打ち込むか、バーコードをスキャンします。
- レジ画面に表示される金額を確認し、支払います。
- 「インターネットショッピング払込領収書」(お客様控)を必ず受け取り、保管します。
とっても簡単ですよね。ATMのような機械操作は一切不要で、店員さんに番号を見せるだけなのが手軽です。
ATMでのペイジーのやり方を解説
こちらが、税金や公共料金、国民年金保険料などで使われる、正式な「ペイジー(Pay-easy)」サービスです。レジではなく、店内のセブン銀行ATMを操作します。
必要なのは、請求元から通知される以下の3つの番号です。
- 収納機関番号
- お客様番号(または納付番号)
- 確認番号(または納付区分)
この3つが揃っていないと、ATMでの支払いはできません。
セブン銀行ATMでの操作手順(ステップ)
- セブン銀行ATMのトップ画面で、「税金・料金払込み」といったボタン(Pay-easyロゴが目印)を選びます。
- 画面の案内に従って、「収納機関番号」を入力し「確認」を押します。
- 次に、「お客様番号」を入力し「確認」を押します。
- 最後に、「確認番号」を入力し「確認」を押します。
- 全ての番号が正しく入力されると、画面に支払い先や金額が表示されます。
- 内容が間違いないか、必ずしっかり確認してください。
- 「確認」ボタンを押し、支払い方法(「現金」または「キャッシュカード」)を選択します。
- 支払いを完了させると、「ご利用明細票」が発行されるので、必ず受け取って保管します。
ATM操作も、番号さえ控えていれば難しくないですね。銀行が閉まっている深夜や早朝でも支払いができるのが、本当に便利だなと思います。
レジでのnanaco払いについて
セブンイレブンといえば、電子マネー「nanaco」ですよね。レジでの支払い(インターネット代金収納)の場合、このnanacoが利用できます!
ただし、注意点が2つあります。
nanaco利用の注意点
- チャージ残高が足りているか確認する: レジでチャージ(入金)してからの支払いも可能ですが、スムーズに終えるためにも、事前に残高を確認しておくのがおすすめです。
- 一部、nanaco対象外の支払いがある: 非常に稀ですが、収納代行サービスの中にはnanaco払いに対応していないものもあるようです。
ちなみに、収納代行の支払いでnanacoポイントが付与されるかどうかは、支払い先やキャンペーンによって異なるようです。基本的にはポイント付与の対象外となるケースが多いかなと思います。
とはいえ、現金を持ち歩かなくてもnanacoでサッと支払えるのは大きなメリットですよね。
レジでの現金以外の支払い方法
「nanacoが使えるなら、他の電子マネーや決済もいけるんじゃ?」と思ってしまいますが、ここが最大の落とし穴です。
セブンイレブンのレジでの「インターネット代金収納」の支払い(払込票番号を使う方法)は、原則として「現金」または「nanaco」のみに対応しています。
これはセブンイレブンの公式ルールとして決まっています。普段のお買い物とはルールがまったく違うので、注意が必要ですね。
クレジットカードは使える?
結論から言うと、クレジットカードは一切使えません。
これは、レジでの支払い(インターネット代金収納)でも、ATMでのペイジー支払いでも同様です。
- レジ払い: 現金・nanacoのみ(NG: クレジットカード)
- ATM払い: 現金・キャッシュカードのみ(NG: クレジットカード)
「ATMでキャッシュカードが使えるなら、クレジットカードも…」と勘違いしやすいのですが、ATMで使えるのは銀行口座から直接引き落とす「キャッシュカード」だけですね。クレジットカードの「キャッシング(借入)」や「ショッピング」機能での支払いはできません。
高額な支払いをしたい時、カードのポイントを貯めたいと思うかもしれませんが、ペイジーや収納代行に関しては諦めるしかなさそうです。
セブンイレブンでペイジーのやり方を間違う注意点

レジとATMの違いがわかったところで、次によくある疑問や「うっかりミス」をまとめます。特に決済手段と上限金額は、間違えると二度手間になってしまうので要チェックです。
PayPayはペイジー支払いに非対応
クレジットカードと同じく、PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払いといった各種バーコード決済(スマホ決済)も、ペイジーや収納代行の支払いには一切利用できません。
これも、レジ・ATMどちらの方法であっても共通です。
レジでの収納代行(払込票番号)
PayPayや楽天ペイなどは利用できません。
ATMでのペイジー(3つの番号)
支払い方法は現金かキャッシュカードのみ。そもそもバーコード決済を選ぶ画面がありません。
「セブンイレブンでPayPay使えますか?」という質問は多いですが、それはあくまで「商品購入」のときの話。税金やネット通販の「収納代行」は別ルール、と覚えておくのが良さそうですね。
支払い上限額はいくら?
支払いの上限金額は、レジとATMで異なります。ここも混乱しやすいポイントです!
レジでの支払い(払込票番号)の場合
上限金額は 1回あたり30万円まで です。30万円を超える支払いはレジでは取り扱えません。
ATMでのペイジー(3つの番号)の場合
支払い方法によって上限が異なります。
- 現金で支払う場合: 法律(マネー・ローンダリング防止)により、10万円まで です。10万円を超える請求は、現金で支払うことができません。
- キャッシュカードで支払う場合: 10万円を超える支払いが可能です。上限額は、そのキャッシュカードを発行した金融機関が設定している「振込・支払い限度額」に準じます。
例えば「15万円の税金」をATMで支払いたい場合、現金では支払えませんので、必ずキャッシュカードが必要になる、ということですね。これはセブン銀行ATMに限らず、他の銀行ATMでも共通のルールです。
ATMの手数料について
セブン銀行ATMを使ってペイジーで支払う(税金・料金払込み)際、ATMの利用手数料は、セブン銀行や提携銀行のキャッシュカードなら無料の場合が多いです。
現金での支払いでも、ペイジー利用に関するATM手数料はかからないことがほとんどですね。
ただし、注意したいのは、請求元(収納機関)が、支払い金額自体に別途「手数料」を含めているケースがあることです。
例えば、チケット代金5,000円+手数料330円=合計5,330円、といった具合です。これはATM利用料ではなく、あくまで「ペイジー決済を利用するための手数料」として請求されているものですね。
正確な手数料については、支払い先の情報やATMの確認画面をよくご覧ください。
ペイジーができない場合の理由
「セブンイレブンでペイジーができない!」と困ったとき、考えられる主な理由をまとめました。
よくある「できない」理由
- 行く場所を間違えている:「払込票番号(13桁)」なのにATMを操作しようとしている。(→レジに行ってください)
- 行く場所を間違えている(逆):「ペイジーの3番号」なのにレジで支払おうとしている。(→ATMを操作してください)
- 決済手段を間違えている: クレジットカード、PayPay、Suicaなどで支払おうとしている。(→現金、nanaco(レジのみ)、キャッシュカード(ATMのみ)のどれかが必要です)
- ATMで現金の上限を超えている: 10万円を超える請求を、ATMで「現金」で支払おうとしている。(→キャッシュカードで支払う必要があります)
- 番号を間違えている: シンプルに番号の入力ミスや、メモの間違い。
ほとんどの場合、「持っている番号」と「支払い場所」、「使える決済手段」の3つの組み合わせを間違えていることが原因かなと思います。
総まとめ:セブンイレブン ペイジーのやり方

最後に、セブンイレブンでのペイジーのやり方について、重要なポイントをまとめます!
セブンでの支払い 完全ガイド
- 「払込票番号(13桁)」が通知されたら → 店頭レジ へ
- 「収納機関番号」など3種類が通知されたら → セブン銀行ATM へ
使える決済手段
- レジ: 現金 または nanaco のみ
- ATM: 現金(10万円まで) または 銀行キャッシュカード のみ
使えない決済手段(共通)
- クレジットカード
- PayPay、LINE Payなどのバーコード決済
- Suica、PASMOなどの交通系電子マネー
このルールさえ覚えておけば、もうセブンイレブンでの支払いで迷うことはないはずです。
ご自身の番号をしっかり確認して、正しい場所でスムーズに支払いを済ませてくださいね!

