コンビニではがきは買える?印刷や値段、種類を解説

急にはがきが必要になった時、「コンビニではがきは買えるのだろうか」と疑問に思うことがあります。セブンイレブンやローソン、ファミリーマートといった主要なコンビニで、はがきがどこで販売されているのか、一枚あたりの値段はいくらか、また希望するサイズがあるのかは気になるところです。購入の際に切手が別途必要なのか、利用できる支払い方法にはどのようなものがあるのかも知っておきたい点でしょう。さらに、最近では購入だけでなく、デザインをプリントできるサービスも充実しています。この記事では、コンビニ はがきに関するこれらの疑問について、詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、以下の点が明確になります。

  • コンビニで買えるはがきの種類と最新の値段
  • はがき購入時に利用できる支払い方法
  • 主要コンビニごとの印刷(プリント)サービスの違い
  • はがき購入や印刷時の注意点
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コンビニではがきの購入方法を解説

はがき
  • コンビニではがきはどこで買える?
  • 販売しているはがきの種類とサイズ
  • はがきの値段はいくら?
  • はがきは一枚からでも買えるか
  • 購入したはがきに切手は必要?
  • はがき購入時の支払い方法

コンビニではがきはどこで買える?

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンといった主要なコンビニエンスストアで、はがきを購入することが可能です。他にもミニストップやデイリーヤマザキなど、多くのコンビニチェーンがはがきを取り扱っています。

これは、多くのコンビニが郵便局と業務委託契約を結び、切手やはがき、収入印紙などの販売窓口となっているためです。

ただし、はがきは雑誌やお菓子のようには陳列棚に並んでいないことがほとんどです。購入したい場合は、レジカウンターで店員さんに「はがきをください」や「インクジェット紙のはがきを○枚お願いします」と直接伝える必要があります。

注意点として、一部の店舗では取り扱いがない場合や、特定の種類の在庫が切れている可能性も考えられます。

販売しているはがきの種類とサイズ

コンビニで取り扱っているはがきの種類は、主に日本郵便が発行する官製はがき(郵政はがき)です。

最も一般的なのは「通常はがき」です。通常はがきには、主に手書きに適した「普通紙」と、プリンターでの印刷に適した「インクジェット紙」の2種類があります。コンビニによっては、弔事用に使われる「胡蝶蘭」デザインのはがきを置いている場合もあります。

また、店舗によっては「往復はがき」を取り扱っていることもあります。

一方で、年賀はがきは、年末年始の販売シーズン(通常11月上旬から1月上旬頃)に限定されます。暑中見舞いや寒中見舞いといった、特定の季節専用の絵柄が印刷されたはがきは、基本的に取り扱っていません。これらを送りたい場合は、通常はがきを購入して自分でデザインするか、後述するプリントサービスを利用することになります。

はがきのサイズは、すべて標準的な通常はがきサイズ(100mm × 148mm)です。

はがきの値段はいくら?

はがきの値段は、2024年10月1日に行われた郵便料金の改定に伴い、新料金が適用されています。

主なはがきの値段は以下の通りです。

  • 通常はがき(普通紙・インクジェット紙など):1枚 85円
  • 往復はがき:1枚 170円

この価格には、はがき本体の代金と日本国内への郵送料金(切手代に相当)が含まれています。インターネット上の古い情報では「63円」や「126円」と記載されている場合がありますが、現在は上記の価格となっていますので注意が必要です。

はがきは一枚からでも買えるか

はい、コンビニでははがきを一枚から購入できます。

急に一枚だけ手紙を出す必要ができた場合や、試しに一枚だけ印刷してみたい場合でも、必要な枚数だけ購入することが可能です。

前述の通り、レジで店員さんに「はがきを一枚ください」や「インクジェット紙のはがきを三枚お願いします」のように、希望する種類と枚数を具体的に伝えてください。年賀はがきなども、基本的には一枚単位での購入に対応しています。

購入したはがきに切手は必要?

コンビニで販売されている「通常はがき」や「往復はがき」といった官製はがき(郵政はがき)を購入した場合、別途切手を貼る必要はありません。

すでにご説明した通り、はがきの販売価格(85円や170円)には、郵送料金が含まれています。はがきの表面(宛名面)の左上(縦書きの場合は右上)には、料金を示す額面(例:「85 NIPPON」)が印刷されており、これが切手の代わりを果たします。

ただし、注意が必要なケースもあります。もし雑貨店などで購入した「私製はがき」(郵便局以外が作成した、額面印刷のないはがき)を使用する場合は、コンビニや郵便局で別途85円分の切手を購入し、貼り付ける必要があります。

また、通常はがきを速達や書留で送る場合は、基本の郵送料金(85円)に加えて、それぞれのサービスに応じた追加料金分の切手を貼付しなければなりません。

はがき購入時の支払い方法

はがきや切手、収入印紙などの商品は「金券類」として扱われるため、コンビニでの支払い方法は現金のみを原則としている場合が多いです。

これは、クレジットカードや電子マネーでの決済を許可すると、手数料の負担が発生したり、換金目的での利用を防いだりするためと考えられます。

ただし、一部のコンビニチェーンでは、自社グループが発行する特定の電子マネーや決済サービスに限って利用を認めている場合があります。

コンビニ利用可能な主な支払い方法注意点
セブンイレブン現金、nanaconanacoでの支払いは可能ですが、ポイント付与の対象外です
ファミリーマート現金、FamiPay、クレジット機能付きファミマTカードFamiPay払いではFamiPayボーナスが付与されます
ローソン現金のみ基本的に電子マネーやクレジットカードは利用できません
ミニストップ現金、WAONWAONでの支払いは可能ですが、ポイント付与の対象外です

このように、対応はチェーンによって異なります。また、店舗の運用方針によっても変わる可能性があるため、現金を持たずに購入しようとする際は、念のため事前に店舗へ確認することをおすすめします。

コンビニではがきを印刷できる?

はがき1
  • マルチコピー機でのプリント方法
  • セブンイレブンのはがきサービス
  • ファミリーマートのはがきサービス
  • ローソンのはがきサービス
  • コンビニではがきを便利に活用

マルチコピー機でのプリント方法

コンビニの店頭に設置されているマルチコピー機を利用して、はがきにデザインを印刷(プリント)することが可能です。

多くのマルチコピー機には「はがきプリント」や「はがき印刷」といった機能が備わっています。自分で作成したデザインのデータ(JPEGやPDF形式が一般的)を、USBメモリやSDカードなどのメディアに保存して持参するか、各社が提供する専用のスマートフォンアプリやネットワークプリントサービス経由でデータを転送します。

注意点:切手と宛名印刷

マルチコピー機の「はがきプリント」機能は、基本的にコピー機に備え付けられている「私製はがき」に印刷するサービスです。この私製はがきには郵便料金の額面が印刷されていないため、印刷後に別途85円の切手を貼って投函する必要があります。

また、マルチコピー機の機能では、裏面(通信面)のデザイン印刷はできますが、表面(宛名面)の宛名印刷には対応していないことがほとんどです。

印刷料金は、白黒印刷が1枚20円から30円程度、カラー印刷が1枚60円から80円程度が目安となります。

セブンイレブンのはがきサービス

セブンイレブンのマルチコピー機は、他のコンビニチェーンにはない独自のサービスを提供しています。

最大の特徴は、「持ち込みはがき」への印刷に対応している点です。郵便局などで購入した官製はがき(通常はがきやインクジェット紙)をマルチコピー機にセットし、持参したデータを直接印刷することができます。

この方法であれば、印刷後に改めて切手を貼る手間が省けるため、非常に便利です。もちろん、他のコンビニと同様に、備え付けの私製はがきに印刷する「はがきプリント」機能も利用できます。

なお、年賀状や喪中はがきについては、マルチコピー機での印刷とは別に、カタログやインターネットから注文する専用の印刷サービスも提供されています。これらの専用サービスでは、デザインの選択肢が豊富なほか、宛名印刷にも対応しています。

ファミリーマートのはがきサービス

ファミリーマートに設置されているマルチコピー機(シャープ製)では、「はがきプリント」機能が利用できます。

これは、コピー機に備え付けられている私製はがきに、持参したデータを印刷するサービスです。スマートフォンアプリの「PrintSmash」や各種メディアを利用してデータを転送し、カラーまたは白黒で印刷します。

現在の印刷料金は、カラーが1枚60円、白黒が1枚20円です。

ただし、前述の通り、これは私製はがきへの印刷となるため、投函するには別途85円の切手が必要です。セブンイレブンのような「持ち込みはがき」への印刷には対応していません。

ファミリーマートも、年賀状や喪中はがきに関しては、別途カタログやインターネットでの注文を受け付けており、こちらでは宛名印刷も可能です。

ローソンのはがきサービス

ローソンのマルチコピー機(シャープ製)も、ファミリーマートと同様に、備え付けの私製はがきに印刷する「はがきプリント」機能を提供しています。

操作方法もほぼ同じで、USBメモリなどのメディアやスマートフォンアプリ経由でデータを転送して印刷を実行します。

料金は利用方法(コピー機での直接操作か、ネットワークプリントか)によって多少異なる場合がありますが、おおむねカラーが1枚60円から70円、白黒が1枚20円から30円程度です。

ローソンも、持ち込みはがきへの印刷には対応していません。印刷後は85円の切手を貼る必要があります。

もちろん、年賀状や喪中はがきについては専用の印刷サービスを別途展開しており、豊富なデザインや割引キャンペーンなどが特徴となっています。

コンビニではがきを便利に活用

はがき2

ここまで解説してきたように、コンビニでははがきの購入から印刷まで、多くのニーズに対応できることが分かります。24時間営業の店舗が多いため、郵便局が閉まっている時間帯や、急に必要になった際に非常に頼りになる存在です。

この記事で解説した、コンビニではがきを活用する際のポイントを以下にまとめます。

  • コンビニではがきは購入可能
  • セブン、ファミマ、ローソンなどで取り扱いがある
  • 購入はレジで店員に直接注文するのが一般的
  • 主に通常はがき(普通紙・インクジェット紙)が買える
  • 往復はがきも店舗によっては取り扱っている
  • 年賀はがきは年末年始の季節限定で販売される
  • はがきの値段は2024年10月の改定で通常85円
  • 往復はがきの値段は170円
  • はがきは一枚からでも購入できる
  • コンビニで買う官製はがきなら切手は不要
  • 支払いは現金が基本だが一部の電子マネーも利用可能
  • nanacoやWAONはポイント対象外の場合が多い
  • マルチコピー機でデザインのプリントが可能
  • プリントは備え付けの私製はがきが基本(別途切手が必要)
  • セブンイレブンのみ持ち込みはがき(官製はがき)への印刷に対応
  • ファミリーマートやローソンは持ち込み印刷に非対応
  • マルチコピー機での宛名印刷は基本的にできない
  • 年賀状・喪中印刷は別途専用サービスが用意されている
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