ミニストップの店内にあるイオン銀行ATMの前で、手数料がいくらかかるのか気になって立ち止まったことはありませんか。お財布から現金の引き出しや預け入れをしたいけれど、時間帯が土日や深夜だと予想外の出費にならないか心配になりますよね。また、UFJや三井住友、ゆうちょ銀行、楽天銀行といった自分がメインで使っている口座のカードが、どのような条件で使えるのかも事前に知っておきたいところです。この記事では、普段からコンビニをよく利用する私が、気になる手数料の仕組みやお得に使うためのポイントをわかりやすく解説していきます。

- イオン銀行口座を利用した場合の完全無料となる条件
- メガバンクやネット銀行など提携金融機関ごとの費用
- 硬貨の取り扱いや現金振込機能など最新の利用環境の変化
- 1日あたりの引き出し限度額やシステムメンテナンス時間
ミニストップのイオン銀行の手数料体系
ミニストップに設置されているATMは、ピンク色の看板でおなじみの「イオン銀行」のネットワークをベースにしています。まずは、基本となる料金の仕組みや、知っておきたい限度額、そして新しく変わったルールなどについて、順番に見ていきましょう。
24時間いつでも無料になる条件
ミニストップのATMにおける最大の強みは、なんといってもイオン銀行のキャッシュカードを利用する場合の圧倒的なお得さです。
クレジットカード機能がついた「イオンカードセレクト」や「キャッシュ+デビット」などを含め、イオン銀行の口座を利用する場合は、平日、土日、祝日、そして深夜早朝を問わず、24時間365日いつでもお預入れ(入金)とお引出し(出金)が無料(0円)になります。
お得な優遇プログラム
イオン銀行には「イオン銀行Myステージ」という制度があります。普段の買い物でカードを使ったり給与振込口座に指定したりしてスコアを貯めると、ランクに応じて他行ATMの利用や他行への振込が月最大5回まで無料になるという、非常に魅力的な特典が用意されています。
他行への振込にかかる費用
ATMから誰かの口座へお金を振り込みたい場合、宛先がどこかによって負担する金額が変わってきます。
イオン銀行のキャッシュカードを使って「イオン銀行の別の口座」へ振り込むのであれば、金額に関わらず無料です。一方で、他行宛(イオン銀行以外の金融機関)に振り込む場合は、基本手数料として132円(税込)がかかります。
もし少しでも節約したい場合は、スマートフォンやパソコンから「イオン銀行ダイレクト(インターネットバンキング)」を利用して振り込むと、110円(税込)となり、少しだけお安く済ませることができますよ。
硬貨取扱と現金振込の完全終了
コンビニで買い物をしたついでに、貯まった小銭を入金したり、手持ちの現金で家賃を振り込んだりしたいと思うこともあるかもしれません。
現金による振込と硬貨の取扱いは終了しています
2026年3月の制度改定により、イオン銀行ATM全体で「現金のみによるお振込み」と「硬貨の取扱い」が完全に終了しました。マネーロンダリング対策や、硬貨詰まりによる機械トラブルを防ぐための対応とのことです。
現在、ミニストップ店内のATMは紙幣のみの対応となっており、カードを使わない現金のみの振込や、1,000円未満の端数を伴う現金の出し入れはできなくなっていますのでご注意ください。
一日に引き出せる金額の限度額
大きな買い物をする時など、まとまった現金が必要になることもありますよね。ATMで引き出せる金額には、機械の限界とセキュリティ上の制限の2つがあります。
| 取引種別 | 1回あたりの上限金額 | 上限紙幣枚数 |
|---|---|---|
| お預入れ(入金) | 99万9,000円 | 200枚 |
| お引出し(出金) | 99万9,000円 | 200枚 |
つまり、100万円ぴったりを引き出したい場合は、1回ではできないため2回に分ける必要があります。
また、防犯対策としてキャッシュカード自体にも「1日あたりの利用限度額」が設定されています。初期設定では50万円となっていることが多いですが、ICチップ搭載カードなら、事前に設定変更をしておくことで最大200万円まで引き上げることが可能です。※設定金額は金融機関や契約内容によって異なりますので、あくまで一般的な目安としてお考えください。
クレジットカードのキャッシング
急に現金が必要になった時、クレジットカードのキャッシング枠を利用してお金を借りるケースもあるかと思います。
ここでも、イオンマークの付いたクレジットカードであればATM利用手数料はいつでも無料です。しかし、エポスカードなど他社のクレジットカードを利用する場合は、お借入れ金額が1万円以下の場合は110円(税込)、1万円超の場合は220円(税込)の手数料が発生します。
この費用はATMで直接支払うのではなく、後日クレジットカードの支払いと合算して請求される仕組みになっています。
ミニストップのイオン銀行の手数料と他行

ここまでイオン銀行の口座を中心に解説してきましたが、「私は他の銀行をメインで使っているんだけど…」という方も多いですよね。実は、お手持ちのカードの金融機関によって、ミニストップでの使い勝手は大きく変わります。
三菱UFJとみずほ銀行の利用
もしあなたがメガバンクを利用しているなら、ミニストップは非常に頼りになる存在です。
三菱UFJ銀行とみずほ銀行のキャッシュカードは、平日の日中(8:45〜18:00)であれば、お引出しもお預入れも手数料が「無料」になります。他のコンビニATMだと日中でも110円かかることが多いので、これは大きなメリットですよね。
平日18時以降や、土日祝日の利用には110円がかかります。祝日や大型連休などは特殊なスケジュールになることもあるので、少し注意が必要です。三菱UFJ銀行のキャッシュカードをミニストップでお得に使う詳しい手順については別記事でもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
三井住友銀行とりそな銀行の利用
同じメガバンクでも、三井住友銀行やりそな銀行の場合は対応が異なります。
こちらの銀行のカードを利用する場合、平日の日中(8:45〜18:00)は110円、それ以外の時間外や土日祝日は220円の手数料が原則として発生します。ただし、三井住友銀行の場合は、給料日が重なりやすい「毎月25日および26日」は平日日中の手数料が無料になるという嬉しい特例があります。三井住友銀行をミニストップで利用する際の手数料や注意点について詳しく知りたい方は、こちらの解説記事もあわせてご覧ください。
ゆうちょ銀行の利用時間帯と費用
全国どこでも使えるゆうちょ銀行のキャッシュカードも、もちろんミニストップで利用可能です。
利用できる時間帯は店舗によって異なりますが、お預入れ・お引出しともに、原則として曜日や時間帯に応じて110円または220円の手数料がかかります。以前は無料の時間帯があった時期もありますが、現在は標準的に有料となっていますので、利用する際は画面の表示をしっかり確認しましょう。
地方銀行のキャッシュカード利用
地方銀行の多くもイオン銀行と広範な提携を結んでいるため、ミニストップでお金をおろすことができます。
例えば、山口銀行のように「平日の日中(8:45〜18:00)は110円、それ以外は220円」といった具合に設定されていることが多いです。ご自身の利用している地方銀行がどのような提携条件になっているかは、各銀行の公式サイト等で事前に確認しておくことをおすすめします。
ネット銀行の無料枠とスマホ取引
実店舗を持たないネット銀行を利用している方にとっても、コンビニATMは現金の窓口として欠かせません。
ソニー銀行やauじぶん銀行などでは、各銀行が用意しているランク制度(優遇プログラム)に応じて「月〇回まで無料」といった枠が設けられています。また、最近ではキャッシュカードを持ち歩かなくても、スマートフォンのアプリとQRコードを使って現金の出し入れができる「スマホATM」サービスも普及してきており、ますます便利になっています。ミニストップで楽天銀行を利用する際の無料条件や注意点については、こちらで詳しく解説しています。
ミニストップのイオン銀行の手数料まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、ミニストップ店内に設置されているイオン銀行ATMについて、その利便性や注意点をまとめました。
イオングループの口座を持っている方にとっては、24時間無料という最強の味方ですが、三菱UFJ銀行やみずほ銀行のユーザーにとっても、平日の日中なら無料で使える「オアシス」のような場所です。一方で、2026年3月の制度改定により、硬貨の取扱いや現金振込ができなくなった点には注意が必要です。
なお、本記事でご紹介した各種費用や利用時間、制度などは執筆時点の一般的な目安であり、今後変更される可能性もあります。トラブルを防ぐためにも、正確な最新情報やご自身の契約状況については、必ず各金融機関の公式サイトをご確認くださいね。ルールをしっかり把握して、無駄な出費を減らしながら賢くコンビニATMを活用していきましょう。
