就職活動の履歴書や運転免許証の更新、あるいはパスポートの申請などで急に必要になる証明写真ですが、最近は近くのローソンで手軽に用意できることをご存知でしょうか。いざ店舗へ行くとなると証明写真のサイズはどの設定を選べばいいのか迷ったり、ピクチャンなどのアプリを使ったやり方や料金の違いが気になったりすることも多いはずです。また、できるだけ安く済ませるために30円で印刷する方法や、面倒な糊付けが不要になるシール紙へのプリント、さらには撮影した画像のデータ化や背景の加工など、知っておくと便利なテクニックはたくさんあります。

- ローソンのマルチコピー機で選べる証明写真のサイズと料金体系
- アプリを使って30円で安く印刷する具体的な手順と注意点
- 糊付け不要で便利なシール紙プリントのメリットと活用法
- 外にある証明写真機Ki-Re-iと店内コピー機の使い分け方
ローソンの証明写真サイズと料金一覧
ローソンで証明写真を用意する場合、店内のマルチコピー機を使ってスマホの写真を印刷する方法と、店の外や入り口付近にある証明写真機(Ki-Re-i)を使って撮影から行う方法の2パターンがあります。それぞれの方法で選べるサイズや料金、対応しているサービスが異なりますので、まずは全体像を把握しておきましょう。
履歴書や免許証など対応サイズの種類
店内のマルチコピー機にある「証明写真プリント」機能や、店外の証明写真機では、日本の公的な手続きで必要となる主要なサイズにはほぼ全て対応しています。一般的なサイズと主な用途を以下の表にまとめました。
| 用途 | サイズ(縦×横) | 主な利用シーン |
|---|---|---|
| 運転免許証・各種ID | 3.0cm × 2.4cm | 免許証更新、学生証、英検受験票など |
| 履歴書・在留カード | 4.0cm × 3.0cm | 就職活動、アルバイト面接、マイナンバーカードなど |
| パスポート | 4.5cm × 3.5cm | パスポート申請、マイナンバーカード、タスポなど |
| ビザ・国際資格 | 5.0cm × 5.0cm | 一部の国へのビザ申請など |
| 大型免許・資格 | 6.0cm × 4.0cm | 看護師、自動車整備士、栄養士など |
このように、履歴書や免許証といった定番のサイズは標準で用意されているので、サイズを細かく覚えていなくてもメニュー画面から選ぶだけで大丈夫です。
ピクチャンなどアプリ連携の値段
スマホで撮った写真を証明写真にする場合、「ピクチャン」や「Bizi ID」といったWebサービスやアプリを経由するのが一般的です。これらのサービスを使うと、店内のマルチコピー機で出力する際の料金は以下のようになります。
アプリ連携時の基本料金
- L判写真用紙(光沢紙):200円
- L判シール紙:300円
街中の証明写真機が800円〜1,000円程度することを考えると、200円という価格は非常にリーズナブルですよね。ピクチャンなどは会員登録も不要で、LINEやブラウザから写真をアップロードするだけで予約番号が発行されるので、私も急ぎの時はよく利用しています。
30円で印刷できるL判の裏技
「もっと安く済ませたい!」という方に人気なのが、いわゆる「30円プリント」と呼ばれる方法です。これは証明写真専用のメニューではなく、通常の「写真プリント(L判)」機能を利用する裏技的なテクニックです。
仕組みとしては、スマホアプリ(履歴書カメラなど)を使って、L判のサイズ内に証明写真画像を4枚並べたデータを作成し、それをローソンのコピー機で「L判写真プリント」として出力します。
セブン-イレブンのL判プリントは40円ですが、ローソン(およびファミリーマート)は30円で印刷できます。たった10円の差ですが、最安値を追求するならローソンに軍配が上がります。
シール紙に印刷できるメリット
私がローソンのマルチコピー機を推す最大の理由が、この「シール紙」への対応です。シャープ製のマルチコピー機を導入しているローソンでは、プラス100円(合計300円)払うことで、裏面がシールになった用紙に印刷することができます。
就職活動で何枚も履歴書を書いていると、写真の裏にのりを塗って貼る作業って意外と面倒ですし、のりがはみ出して汚れてしまうリスクもありますよね。シール紙なら切って貼るだけなので、作業効率が格段にアップします。これはセブン-イレブンのマルチコピー機にはない機能なので、シール紙を使いたいならローソン一択です。
撮影データをスマホに保存する方法
店外に設置されている証明写真機「Ki-Re-i」を利用する場合、撮影したキレイな写真をデータとしてスマホに保存したいこともありますよね。最近のKi-Re-iには「Withスマホ」という機能がついている機種が多く、専用アプリを使って撮影データをダウンロードすることが可能です。
Webエントリーシートなどでデータでの提出が求められる場合でも、プロ品質のライティングで撮影された写真データを使えるのは大きなメリットかなと思います。ただし、この機能を利用するには追加料金(機種によりますが+数百円程度)がかかる場合が多いので、事前の確認が必要です。
ローソンで証明写真サイズを指定するやり方

では実際に、ローソンの店舗で証明写真を作成する際の手順を解説していきます。使いたいサービスによって操作方法が微妙に異なるので、目的に合わせて確認してください。
マルチコピー機の操作手順と使い方
まずは、ピクチャンやBizi IDなどで事前に予約番号を取得している場合の、マルチコピー機の基本的な操作手順です。
- マルチコピー機のタッチパネルで、QRコードをお持ちの場合は「QRコードを読み取る」ボタンを、番号入力の場合はメニューから「コンテンツサービス」などを選択します。
- 画面の指示に従い、予約番号を入力するか、スマホのQRコードをリーダーにかざします。
- 画面に自分の写真が表示されたら、用紙タイプを選択します。ここで「写真用紙(200円)」か「シール紙(300円)」を選べます。
- 必要な金額をコインベンダー(お金を入れる機械)に投入し、「プリント開始」を押します。
- 写真専用の取り出し口(コピー用紙とは別の場所)から写真が出てきます。
注意点
小銭がない場合、マルチコピー機ではお札(千円札)が使えることが多いですが、古い機種や釣り銭切れの場合はレジで両替が必要になることもあります。
履歴書カメラで30円で作る方法
30円で済ませる裏技を使う場合は、操作メニューの選び方に最大の注意が必要です。
- 事前に「履歴書カメラ」などのアプリで、L判サイズに写真を配置した画像を作成し、スマホに保存しておきます。
- マルチコピー機のメニューで、「写真プリント」を選択します。※ここで「証明写真プリント」や「コンテンツサービス」を選ばないよう注意してください。
- 「スマートフォンからプリント」を選び、アプリ「PrintSmash(プリントスマッシュ)」等を使ってWi-Fi経由で画像を送信します。
- 用紙選択で必ず「L判」を選びます。
- 料金(30円)を入れてプリントします。
この方法の場合、出てくる写真はカットするためのガイド線がなかったり、画質の補正が機械側でかからなかったりするので、自分で定規とカッターを使って綺麗に切り抜くスキルが必要になります。
Bizi IDで特殊サイズを作る
海外のビザ申請や、会社の入館証などで「3.5cm × 2.5cm」といった特殊なサイズを指定されることがあります。そんな時に便利なのが「Bizi ID」というサービスです。
Bizi IDには「フリーサイズ」という機能があり、1mm単位でサイズを指定してシートを作成できます。また、私が個人的にすごいと思っているのが「ファミリーモード」です。
ファミリーモードの活用法
通常、証明写真は1シートに同じ人の顔が並びますが、このモードなら最大4人の異なる顔写真を1枚のL判用紙に配置できます。家族旅行でパスポートを作る際など、4人分が200円で済んでしまうので節約効果が抜群です。
背景を青や白に変える加工のコツ
自宅でスマホ撮影する際、一番困るのが「背景」ではないでしょうか。白い壁を探しても影が入ったり、生活感が写り込んだりしてしまいます。
そんな時は、事前に背景加工アプリで処理をしておきましょう。「remove.bg」のようなサイトや、証明写真作成アプリ内の機能を使えば、AIが人物だけを切り抜いて、背景をきれいな青や白、グレーに置き換えてくれます。ローソンのコピー機自体には高度な背景合成機能はない(証明写真機Ki-Re-iにはあります)ので、スマホからプリントする場合は事前の加工が必須かなと思います。
外にあるKi-Re-iの画質と料金
「重要な面接だから画質にはこだわりたい」「自分で加工するのは不安」という場合は、やはり店外にある証明写真機「Ki-Re-i」を使うのが確実です。
料金は800円〜1,000円とマルチコピー機の数倍になりますが、一眼レフカメラ並みのレンズとストロボ照明で撮影するため、肌の質感や瞳の輝き(キャッチライト)が全く違います。特に「エクセレントモード」などを選ぶと、背景色を選べたり、美肌補正がかかったりするので、失敗したくない履歴書にはこちらがおすすめです。
ローソンの証明写真サイズ選びのまとめ

最後に、目的別の選び方をまとめます。
- とにかく安く済ませたい(学生証、バイト履歴書など)
→ スマホアプリでデータ作成 + ローソンの写真プリント(L判30円)
- 安さと楽さを両立したい・シール紙がいい
→ ピクチャンなどのアプリ連携 + マルチコピー機(200円〜300円)
- 特殊なサイズや家族分をまとめたい
→ Bizi ID + マルチコピー機(200円)
- 本命の就活やパスポートで失敗したくない
→ 店外のKi-Re-iで撮影(800円〜1,000円)
ローソンは「シール紙」という独自の強みと、「30円プリント」というコストメリットの両方を選べる便利なコンビニです。ぜひ自分の用途に合った方法を選んでみてくださいね。
※本記事で紹介している料金やサービス内容は執筆時点の情報です。店舗や機種によって対応していない場合もありますので、正確な情報は公式サイト等をご確認ください。

