セブンイレブン生ハム全種比較！乾燥タイプの売り切れやユッケも解説

夜のリラックスタイムやちょっとしたご褒美にコンビニのおつまみを選ぶ時間は楽しいものです。特にセブンイレブン生ハムや関連するおつまみ類は種類も豊富で、どれを選べばいいか迷ってしまうこともあるかもしれません。SNSで話題になった乾燥タイプの商品が売っていないという声や、値段やカロリーはどうなっているのか、あるいは一部で囁かれるまずいという噂が本当なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。また、そのまま食べるだけでなくユッケ風のアレンジレシピや美味しい食べ方を知っておくと、家飲みがもっと充実したものになります。この記事では、実際に店舗に通い詰める私が各商品の特徴や魅力を徹底的に解説していきます。

• セブンイレブンで買える生ハム全種類の違いと最新の価格情報
• SNSで話題になった乾燥生ハムの売り場や入手難易度の実態
• ダイエット中でも罪悪感なく楽しめるカロリーや糖質の数値データ
• 誰でも簡単に作れる生ハムユッケなど絶品アレンジレシピの数々

セブンイレブンの生ハム全種類の値段と特徴比較

セブンイレブンの冷蔵コーナーや珍味コーナーを眺めていると、生ハムだけでも複数の種類がラインナップされていることに気づきます。「どれも同じじゃないの？」と思われるかもしれませんが、実はそれぞれターゲットにしている層やおすすめのシーンが全く異なるんです。ここでは、現在展開されている主要なラインナップについて、私が実際に食べて感じた違いや、選ぶ際のポイントを分かりやすくまとめてみました。

話題の乾燥させた生ハムは売り切れ続出？

最近、SNSを中心にものすごい勢いで拡散されたのが「乾燥させた生ハム」という商品です。この名前を聞いて「ビーフジャーキーみたいなもの？」と想像する方も多いかと思いますが、まさにその通りで、生ハムの旨味を凝縮させた新感覚のスナックといった印象ですね。

私も最初は「生ハムを乾燥させるなんて、パサパサして美味しくないんじゃないの？」と半信半疑でしたが、一口食べてその考えが覆りました。噛めば噛むほどジュワッと溢れ出してくる濃厚な旨味は、他のおつまみにはない独特の中毒性があります。「酒飲みのためのグミ」なんて表現されることもありますが、確かにその食感は独特でクセになります。

ただ、この商品には一つ大きな問題があります。それはとにかく人気すぎて売っていない店舗が多いということです。入荷数が限られているのか、見かけたらラッキーというレベルで「宝探し」のような状態になっています。

定番ロースと燻製ももの違いや値段

冷蔵コーナーに並んでいる定番の生ハムには、大きく分けて「ロース生ハム」と「燻製もも生ハム」の2種類があります。これらは似ているようで、味わいの方向性がかなり違います。

まず、「セブンプレミアム ロース生ハム」ですが、こちらは一番スタンダードなタイプです。税込で170円〜200円前後の価格帯で販売されており、使い切りやすい量が魅力です。特徴は何と言ってもしっとりとした柔らかさとマイルドな塩気ですね。ドリップ（肉汁）が出にくく加工されているので、サラダに乗せたりパンに挟んだりといった「食事」の一部として使うのに最適だと感じます。

一方の「燻製もも生ハム」は、もう少し本格的なおつまみ寄りです。もも肉を使っているため、ロースに比べると少し歯応えがあり、肉の繊維を感じられます。そして最大の特徴はスモークの香り。袋を開けた瞬間にふわっと香る燻製の匂いは、ウイスキーや赤ワインなど香りの強いお酒との相性が抜群です。

まずい噂は本当？口コミと味の評価

ネットで検索していると「セブン 生ハム まずい」といった不穏なキーワードを見かけることがあります。これ、気になりますよね。私が色々な口コミを分析し、実際に食べてみた感想としては、「まずい」のではなく「好みが分かれる味」であるという結論に至りました。

特に評価が二分されているのが、先ほど紹介した「乾燥させた生ハム」です。伝統的なしっとりした生ハム（プロシュートなど）をイメージして食べると、「これは生ハムじゃない！」「硬い！」という違和感につながってしまうようです。また、保存性を高め旨味を凝縮している分、塩味がかなり強めに感じられます。

一方で、お酒のアテとして評価している層からは「このしょっぱさが酒を進ませる」「ちびちび食べるのに最高」と絶賛されています。つまり、食事として食べるか、嗜好品として食べるかで評価がガラッと変わる商品なんですね。冷蔵のロース生ハムに関しては、「安定して美味しい」「変なクセがなくて食べやすい」というポジティブな意見が圧倒的に多いので、初めての方はロースから試すのが無難かもしれません。

気になるカロリーとダイエットへの影響

ダイエット中や体型維持を気にしている方にとって、コンビニおつまみのカロリーや糖質は死活問題ですよね。でも安心してください。セブンイレブンの生ハムは、ダイエッターの強い味方になってくれます。

具体的な数値で見ると、ロース生ハムの1パックあたりのカロリーは、規格にもよりますが約35kcal〜60kcal程度と非常に低いです。おにぎり1個が約180kcal〜200kcalであることを考えると、その低さがよく分かりますよね。さらに嬉しいのが「低糖質（ロカボ）」であるという点です。糖質制限ダイエットをしている方にとって、糖質がほとんど含まれていない生ハムは、夜中でも罪悪感なく食べられる数少ない救世主と言えます。

また、タンパク質もしっかり摂取できます。「サラダチキンは飽きてしまった…」という時に、塩気のある生ハムを代用することで、食事の満足度を上げながらタンパク質補給ができるのでおすすめです。

塩分や添加物が気になる時の注意点

メリットばかりをお伝えしましたが、注意すべき点も正直にお話ししておきます。それは「塩分」です。生ハムはその製造工程上、どうしても塩分濃度が高くなります。セブンイレブンの商品も例外ではなく、1パック食べると約1.7g〜2.3g程度の食塩相当量を摂取することになります。

「それでも食べたい！」という時は、カリウムを多く含む野菜と一緒に食べることを強くおすすめします。きゅうり、アボカド、メロンなどのフルーツには、体内の余分なナトリウム（塩分）の排出を助けてくれるカリウムが含まれています。これらを組み合わせることで、味のバランスが良くなるだけでなく、体への負担も和らげることができますよ。

セブンイレブンの生ハムで楽しむ最高のアレンジ

そのままパックから出して食べるだけでも十分美味しいですが、ほんの少しの手間を加えるだけで、お店で出てくるような一皿に変身させることができます。ここでは、スーパーやコンビニで手に入る食材だけで作れる、私が実践している「間違いなし」のアレンジレシピをご紹介します。

再現度が高い生ハムユッケのレシピ

焼肉屋さんでユッケが気軽に食べられなくなって久しいですが、あの「ねっとりとした生肉の食感」が無性に恋しくなることはありませんか？そんな時にぜひ試してほしいのが、ネットでも検索ボリュームが多い大人気レシピ「生ハムユッケ」です。

作り方は驚くほど簡単です。

1. セブンイレブンのロース生ハムを5mm幅くらいの細切りにします。（ここが重要！細く切ることで生肉っぽい食感になります）
2. ボウルに生ハム、ごま油（小さじ1程度）、お好みでコチュジャンやニンニクチューブを少し入れて和えます。
3. お皿に盛り付け、真ん中に卵黄をポトリと落とします。
4. 仕上げにいりごまやネギを散らせば完成！

これを卵黄に絡めて食べると、ごま油の香りと卵のコクが生ハムの塩気を包み込み、まるで本物のユッケのような味わいになります。ご飯に乗せて丼にするのも最高ですよ。

クリームチーズ巻きはワインに合う

次は「3秒でできる」と言っても過言ではない、超速おつまみです。Kiriなどのポーションタイプのクリームチーズを生ハムでくるっと巻くだけ。これだけで、白ワインが止まらなくなる危険なおつまみが完成します。

もし少し時間に余裕があるなら、「水切りヨーグルト」を使うのもおすすめです。プレーンヨーグルトをキッチンペーパーで包んで一晩冷蔵庫で水を切ると、クリームチーズのような固さになります。これを生ハムで巻くと、チーズよりも酸味が爽やかでカロリーも大幅にカットできるので、ダイエット中のおつまみとしても最適です。

サラダやパスタに合う美味しい食べ方

食事として楽しむなら、冷製パスタやサラダへのトッピングが鉄板です。ここで一つポイントなのが、「生ハムには火を通さない」ということです。

温かいパスタに混ぜてしまうと、せっかくの脂の口溶けが変わってしまい、塩気だけが鋭く感じられることがあります。おすすめは、細めのパスタ（カッペリーニなど）を使った冷製トマトパスタに、最後にふわっと乗せるスタイルです。

また、ダイエット中の方には「サラダチキン巻き」も推したいです。スティック状に切ったサラダチキンを生ハムで巻くだけなのですが、淡白なチキンに生ハムの脂と塩気が加わることで、物足りなさが一気に解消されます。

フルーツを使ったおしゃれな食べ合わせ

「生ハムメロン」は有名ですが、メロンを丸ごと買うのはハードルが高いですよね。そこで活躍するのが、セブンイレブンの冷凍フルーツコーナーです。

冷凍の「カットメロン」や「ぶどう」を買ってきて、半解凍くらいの状態で生ハムを巻いてみてください。フルーツのシャリッとした冷たさと、口の中で溶ける生ハムの温度差（ヒヤアツ）がたまりません。フルーツの甘みと生ハムの塩味がお互いを引き立て合う「対比効果」で、コンビニ食材だけで作ったとは思えない高級感が生まれます。急な来客時のおもてなしにも使えるテクニックですね。

セブンイレブンの生ハムを今夜の食卓へ

今回はセブンイレブンで手に入る生ハムの魅力や、すぐに試せるアレンジ方法についてご紹介しました。話題の乾燥タイプを探して珍味として楽しむもよし、定番のロースを使ってユッケ風にしてガッツリ楽しむもよし。その日の気分や飲むお酒に合わせて使い分けられるのが、セブンイレブンの生ハムの最大の強みだと思います。

値段もお手頃で、低糖質・高タンパクという健康面でのメリットも見逃せません。ぜひ今夜の仕事帰り、セブンイレブンに立ち寄って、お気に入りの生ハムを手に取ってみてください。いつもの晩酌タイムが、ちょっと贅沢な時間に変わるはずですよ。