暑い季節になるとついつい手が伸びるのがコンビニの氷ですね。特にセブンイレブンで氷を買うとき、種類や値段が気になったことはありませんか。ロックアイスグラスだけでなく1kg以上の袋入り氷や板氷など、用途に合わせて選べるのが魅力です。でも、なぜあんなに溶けないのか不思議に思ったこともあるかもしれません。この記事では2025年の最新価格情報や、意外と知られていない活用術についても詳しくお話ししていこうと思います。

- 2025年最新のセブンイレブン氷の値段と種類一覧
- 用途に合わせたコスパの良い氷の選び方
- 透明で溶けにくい氷が作られる秘密と製造元
- 料理やお酒が美味しくなるプロ直伝の活用術
2025年版セブンイレブンの氷の値段と種類

セブンイレブンに行くと、冷凍ケースの中にいろいろなサイズの氷が並んでいて迷っちゃいますよね。ここでは、それぞれの商品の特徴と2025年時点での最新価格をわかりやすくまとめてみました。
ロックアイスグラスの容量と使い方
まず紹介したいのが、おそらく一番目にする機会が多い「ロックアイス®グラス」です。容量は200gで、価格は税込で約135円〜138円ほど。これ、本当に便利なんですよね。
蓋をペリッと剥がすだけで、そのままコーヒーマシンの抽出口にセットしてアイスコーヒーを作ったり、缶チューハイを注いで即席の晩酌セットにしたりできます。プラカップに入っているので、洗い物が出ない上に結露でテーブルがびしょ濡れになりにくいのも嬉しいポイントかなと思います。
知っトク!
九州エリアなど一部の地域では、福岡ソフトバンクホークスとコラボした限定パッケージのグラス氷も販売されています。応援グッズとしても人気があるんですよ。
1kg袋入り氷やカップの値段
「家で使うからもっと量が欲しい!」という方には、袋入りタイプや大きめのカップタイプがおすすめです。
一番の主力商品は、なんといっても「ロックアイス®(袋)」ですね。こちらはたっぷり1.1kg入って税込約289円。100gあたりの単価は約26.3円と、グラスタイプに比べてかなりお得になっています。この袋タイプの素晴らしいところは、袋にチャック(ジッパー)が付いていることです。一度で使い切れなくても、しっかり封をして冷凍庫に戻せるので、霜が付いたり臭いが移ったりするのを防げるんです。
また、グラスタイプ(200g)と袋タイプ(1.1kg)の中間サイズとして、「ロックアイス®カップ(400g)」も約149円で販売されています。広口のカップに入っているので、簡易的なアイスペールとして食卓にそのまま出せるのが便利ですね。
キャンプに便利な板氷は売ってる?
アウトドアや釣りに行く際、「クーラーボックスを冷やす氷が欲しい」と思うことってありますよね。そんな時に活躍するのが「ロックアイス®板氷」です。
1.7kgというずっしりした重量で、価格は税込約376円。大きなブロック状の氷なので、砕かれた氷に比べて表面積が小さく、物理的にも非常に溶けにくいのが特徴です。クーラーボックスの保冷剤として使いつつ、現地に着いたら割って飲み物に入れるという「二毛作」的な使い方ができるのが最強のメリットかなと思います。
コンビニの氷はどっちが得か比較
家の近くに複数のコンビニがある場合、「結局どこで買うのが一番お得なの?」と気になりますよね。主要3社の商品を比べてみました。
| 商品タイプ | セブンイレブン | ローソン | ファミマ |
|---|---|---|---|
| グラス氷 | 200g / 約135円 | 210g / 約138円 | 200g / 約138円 |
| 袋入り氷 | 1.1kg / 約289円 | 1.1kg / 約297円 | 1.1kg / 約268円〜 |
| 板氷 | 1.7kg / 約376円 | 1.7kg / 約302円 | 店舗による |
こうして見ると、袋入り氷に関してはファミリーマートが安値圏にあることが多いようですね。一方で、グラス氷に関しては価格差はほとんどなく、ローソンがわずかに容量が多い(210g)といった微差です。ただ、時期やキャンペーンによって変動するので、あくまで目安として捉えてくださいね。
ローソンとセブンの氷の違い検証
さらに踏み込んで見てみると、セブンイレブンとローソンでは戦略に少し違いがあるようです。
セブンイレブンは、「ロックアイス®」ブランドで知られる小久保製氷冷蔵とのパートナーシップを前面に押し出していて、「ブランドへの信頼感」や「品質」を重視している印象です。一方、ローソンは板氷が約302円と安く設定されていたり、ニチレイブランドを扱っていたりと、「実用性」や「コストパフォーマンス」に強いラインナップになっています。
選び方のコツ
- とにかく美味しいお酒を飲みたい時 → セブンイレブン
- キャンプで大量に安く氷が必要な時 → ローソン
セブンイレブンの氷が溶けない理由と活用術

ここからは、セブンイレブンの氷がなぜあんなに透明で溶けにくいのか、その「質」の部分と、それを活かしたライフハックについて深掘りしていきます。
なぜ溶けない?透明な氷の製造元
家の製氷機で作った氷って、どうしても白く濁ってしまいますよね。でもセブンイレブンの氷はガラスみたいに透明です。これには製造元の小久保製氷冷蔵株式会社(KOKUBO)が持つ高い技術が関係しています。
最大の秘密は「時間をかけてゆっくり凍らせる」こと。家庭の冷凍庫がマイナス20度くらいで急激に凍らせるのに対し、ロックアイスはマイナス10度くらいの温度で、長時間かけてじっくり凍らせます。さらに、水を撹拌(かくはん)して空気を抜きながら凍らせることで、不純物や気泡を徹底的に追い出しているんです。
気泡が入っていない「純氷」は密度が高いため、熱が伝わりにくく、結果として非常に溶けにくい氷になります。これが、いつまでも冷たいドリンクを楽しめる理由なんですね。
お店で作るスムージーの氷の秘密
最近よく見かけるようになった、お店のマシンで作る「スムージー」にも氷の技術が活かされています。
スムージーのカップに入っている四角いキューブ、あれ実はただの氷じゃないんです。豆乳やフルーツ、ヨーグルトなどを凍らせた「味付きのアイスキューブ」なんですよ。普通の氷だと溶けると味が薄まって水っぽくなってしまいますが、このアイスキューブなら溶ければ溶けるほど味が濃厚になるという仕組みです。「氷=味が薄まる」という弱点を克服した、すごいアイデアですよね。
人気のスイーツかき氷の魅力とは
夏場に検索が増えるのが、「ティラミス氷」や「キャラメル氷」といったスイーツ系のかき氷です。
これらは、昔ながらのガリガリしたかき氷とは全く別物です。微細に削られた氷と、濃厚なソースやクリームが層になっていて、ケーキのような満足感がありながらカロリーは控えめ。氷の結晶構造をコントロールして、フルーツそのもののような「ねっとり」した食感を出している「まるで〇〇シリーズ」なんかも、製氷技術の進化を感じさせますね。
料理やそうめんへの氷レシピ活用
実はこの「溶けにくくて不純物がない氷」、料理に使うと劇的に味が変わるのをご存知でしたか?私が特におすすめしたいのが「天ぷらの衣作り」と「麺の冷やし」です。
プロ級の活用術
- 天ぷら: 衣を作る水にセブンの氷を入れることで、温度をキンキンに下げます。こうするとグルテンができにくくなり、お店のようなサクサクの衣に仕上がります。水道水のカルキ臭がないのもメリットです。
- そうめん・うどん: 茹で上がった麺を、セブンの氷をたっぷり入れた氷水で一気に締めます。温度が低いので麺がキュッと引き締まり、強烈なコシが生まれます。
質で選ぶならセブンイレブンの氷
いろいろと比較してきましたが、セブンイレブンの氷の最大の魅力は、やはり「圧倒的な品質への信頼感」にあるのかなと思います。
もちろん、大量に使うなら他社の安い氷も魅力的ですが、「今夜はちょっといいウイスキーをロックで飲みたい」とか「来客用に美味しいアイスコーヒーを出したい」というシーンでは、無味無臭で美しく、なかなか溶けないセブンイレブンのロックアイスがベストな選択肢になるはずです。
注意点
氷が美味しいからといって、バリバリ噛み砕いて食べるのは歯を痛める原因になるので注意してくださいね。もし無性に氷が食べたくなって止まらない場合は「氷食症(ひょうしょくしょう)」という貧血のサインかもしれないので、気になる方は専門医に相談してみてください。
ぜひ皆さんも、利用シーンに合わせて賢くコンビニの氷を使い分けてみてくださいね。

