セブンイレブン揚げ鶏はまずい？カロリーやななチキとの違いを解説

セブンイレブンのレジ横にあるホットスナックコーナーを通ると、ついつい目移りしてしまいますよね。特に揚げ鶏のジューシーな香りに誘われて、ランチやお酒のお供に購入される方も多いのではないでしょうか。でも、実際に手に取る前に気になるのがカロリーや糖質といった栄養面のことや、ななチキとの違いは何なのかという点だと思います。中にはまずいとか油っぽいなんていう評判を聞いて、購入をためらってしまうこともあるかもしれません。また、最近の値上げで値段がどう変わったのか、自宅で美味しく食べるためのレシピはあるのかなど、知りたいことは尽きません。

• 揚げ鶏のカロリーや糖質を知りダイエットに活かせる
• ななチキとの明確な違いや味の特徴を理解できる
• 口コミの真相と美味しく食べるためのコツがわかる
• 今すぐ試したくなる簡単なアレンジレシピを習得できる

## セブンイレブンの揚げ鶏を完全解説！カロリーや評判

ここでは、セブンイレブンの定番ホットスナックである揚げ鶏について、その基本スペックから気になる噂までを徹底的に掘り下げていきます。ダイエット中の方もそうでない方も、購入前に知っておきたい情報が満載ですよ。

### ダイエットに最適？揚げ鶏のカロリーと糖質

揚げ物というと「太る」「カロリーが高い」というイメージが先行しがちですが、実は揚げ鶏はダイエット中の方にこそおすすめしたい優秀なホットスナックなんです。

私もカロリーコントロールをしている時期によくお世話になっているのですが、その数値を見てみると驚かれるかもしれません。一般的なおにぎり1個が約180kcalと言われていますが、揚げ鶏のカロリーはそれよりも低いんです。さらに注目すべきは糖質の低さですね。

もちろん、食べ過ぎればカロリーオーバーになりますが、ランチのメインおかずや小腹満たしとして選ぶなら、非常に合理的な選択肢だと私は思います。

### 揚げ鶏とななチキの違いは？味や部位を比較

レジ横のケースでいつも隣り合っている「揚げ鶏」と「ななチキ」。「どっちを選べばいいの？」と迷ってしまうこと、ありますよね。実はこの2つ、コンセプトから使用部位まで明確に違うんです。

最大の違いは食感と味付けにあります。

• 揚げ鶏：「サイ（上もも肉）」を使用。筋肉量が少なく脂肪分が適度にあるため、ふっくらとして柔らかいのが特徴です。味付けはシンプルな和風の塩味で、衣は薄くパリッとしています。素揚げに近い感覚ですね。
• ななチキ：「ドラム（下もも肉）」を使用。筋肉質で弾力があり、噛みごたえがあります。11種類のスパイス＆ハーブを使ったフライドチキンらしい濃い味付けで、衣も厚めでサクッとしています。

カロリー面では両者に大きな差はありませんが、食べた時の「重さ」はななチキの方が強く感じるかもしれません。その日の気分や合わせる飲み物によって使い分けるのが正解かなと思います。

### 揚げ鶏はまずい？油っぽいという口コミの真実

ネットで検索していると、「揚げ鶏 まずい」「油っぽい」といったネガティブなキーワードを見かけることがあります。これ、実は商品そのものの味というよりも、食べるタイミングや個人の好みに大きく左右されているんです。

まず「油っぽい」という意見についてですが、これはコンビニホットスナックの宿命とも言える「経時劣化」が主な原因と考えられます。揚げてから時間が経過すると、どうしても衣が水分を吸ってしまい、油が回ってべちゃっとしてしまうんですね。

一方で、揚げたての状態や、トースターで適切に温め直した（リベイクした）揚げ鶏は、皮がパリパリで中はジューシー。「神レベル」と絶賛するファンも多いんですよ。また、塩味のみのシンプルな味付けなので、スパイスたっぷりのチキンに慣れている方からは「味が薄い」「パンチ不足」と感じられることもあるかもしれません。

### 揚げ鶏の値段と値上げの推移について

長年セブンイレブンを利用していると、値段の変化にも敏感になりますよね。現在の揚げ鶏の価格は、税抜223円（税込240.84円）となっています。

少し前までは180円台やそれ以下で購入できていた時期もありましたが、昨今の原材料費高騰や物流コストの上昇、円安などの影響を受けて、段階的に価格改定が行われてきました。

競合他社のチキンと比較しても、決して高すぎる価格設定ではなく、品質を維持するための適正価格として受け入れられている印象です。

### 原材料と添加物から見る揚げ鶏の安全性

毎日食べるものだからこそ、何で作られているのかは気になりますよね。揚げ鶏の原産国は、主にタイやベトナムです。これは日本のコンビニチキンとしては標準的なサプライチェーンと言えます。

添加物に関しては、衣のサクサク感を維持するための加工デンプンや、肉の保水性を高めてプリッとした食感を出すためのリン酸塩、pH調整剤などが使用されています。

「添加物は絶対に避けたい」という方には少し気になるポイントかもしれませんが、これらは食品衛生法に基づいて安全性が確認された範囲で使用されています。企業の努力として、揚げ油のトランス脂肪酸低減などにも取り組んでいるようですね。

## セブンイレブンの揚げ鶏を美味しく食べる裏技レシピ

揚げ鶏はそのまま食べてももちろん美味しいですが、実は「下処理済みの調理素材」としてもめちゃくちゃ優秀なんです。ここでは、私が実際に家でやってみて美味しかった、簡単すぎるアレンジレシピをご紹介します。

### 簡単アレンジ！揚げ鶏で作る親子丼

これ、本当に時短になるので忙しい日の夕食におすすめです。生肉から火を通す必要がないので、失敗知らずで作れちゃいます。

作り方は驚くほどシンプルです。

1. 小鍋に麺つゆと薄切りにした玉ねぎを入れて煮立たせます。
2. 一口大にカットした揚げ鶏（冷めている場合は少し温めてから）を投入します。
3. 溶き卵を回し入れて、お好みの固さになるまで火を通せば完成！

衣が麺つゆを吸って、まるでカツ丼のようなコクとボリューム感が出るのがポイントです。三つ葉や小ネギを散らせば、コンビニ商品を使ったとは思えない立派な一品になりますよ。

### さっぱり美味しい揚げ鶏の油淋鶏風レシピ

揚げ鶏の「唐揚げに近い」という特性を最大限に活かしたのが、この油淋鶏（ユーリンチー）風アレンジです。

揚げ鶏をトースターでカリッと温め直してカットし、その上から特製の香味ソースをかけるだけ。ソースは、刻みネギ、生姜（チューブでOK）、お酢、醤油、砂糖、ごま油を混ぜ合わせれば本格的な味になります。

### 炊飯器に入れるだけ！揚げ鶏の炊き込みご飯

これはちょっと勇気がいるかもしれませんが、一度やるとハマる「放り込みレシピ」です。カオマンガイ（シンガポールチキンライス）風の炊き込みご飯が簡単に作れます。

研いだお米に通常の水加減をし、鶏ガラスープの素と少量の醤油を入れます。そこに揚げ鶏を丸ごとドーンと乗せて炊飯スイッチを押すだけ。

炊き上がったら鶏肉をしゃもじで崩しながらご飯と混ぜ合わせます。鶏肉から出た旨味と脂、そして衣の油分がお米一粒一粒をコーティングして、パラッとしたプロっぽい仕上がりになるんです。舞茸や塩昆布を一緒に入れて炊くと、さらに旨味が増して美味しいですよ。

### 揚げ鶏が売ってない時の対処法と揚げたて時間

「せっかく買いに行ったのにケースの中に揚げ鶏がない！」なんてこと、ありますよね。でも諦めて帰るのは早いです。

実は、ケースに並んでいなくても、店員さんに声をかければその場で揚げてくれる店舗がほとんどなんです。「揚げ鶏をお願いしたいんですけど、今から揚げてもらえますか？」と聞いてみましょう。所要時間は大体5〜10分程度です。

### 今日の食事にセブンイレブンの揚げ鶏をプラス

セブンイレブンの揚げ鶏について、スペックから裏技レシピまでご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

単なるホットスナックとしてだけでなく、高タンパクで低糖質な「優秀なおかず」として活用できるポテンシャルを秘めています。「今日は料理するのが面倒だな」という日や、「あと一品欲しいな」という時に、ぜひ揚げ鶏を上手に取り入れてみてください。そのまま食べるもよし、アレンジするもよし。自分なりの楽しみ方を見つけていただければ嬉しいです。