最近、SNSやネットニュースで「セブンイレブンのメロンパンが進化している」という話題を目にしたことはありませんか。実は今、一部の店舗限定で、工場で作られた袋入りのパンではなく、お店のキッチンで仕上げる「焼きたて」のメロンパンが登場しているんです。「いつ買えるのか」「どこの店舗にあるのか」と気になって検索している方も多いのではないでしょうか。

私自身、コンビニのパンと言えば手軽に買える袋入りのイメージが強かったので、初めてこの情報を知ったときは驚きました。でも、実際に購入してみると、バターの香りが漂う本格的なクオリティに感動したのを覚えています。ただ、持ち帰るとどうしても冷めてしまうため、「冷めてしまった場合どうすればよいのか」や、自宅で美味しく食べるための「温め方」、さらには気になる「カロリー」や保存のための「冷凍」方法など、知っておきたいポイントがたくさんあります。
この記事では、そんな話題のメロンパンについて、私が実際に調べた情報や体験をもとに詳しく解説していきます。
- 2025年に向けた販売店舗の拡大状況と探し方
- レジでの注文方法や焼き上がりまでの待ち時間
- 冷めても劇的に美味しくなる自宅でのリベイク手順
- 気になるカロリーや冷凍保存のコツ
セブンイレブンの焼きたてメロンパン販売店と買い方

まずは、一番気になる「どこで買えるのか」という情報と、実際に店舗で購入する際の流れについて解説します。まだ全国どこのセブンイレブンでも買えるわけではないので、探す際の参考にしてみてくださいね。
2025年最新!販売店舗の拡大計画
「近所のセブンイレブンに行ってみたけど売っていなかった……」という経験をされた方もいるかもしれません。実はこの「お店で焼いたメロンパン」、正式には「セブンカフェ ベーカリー」というシリーズで展開されており、現在はまだ導入店舗を順次拡大している最中なんです。
2024年の秋頃までは約1,000店舗ほどでしたが、2025年3月までには約3,000店舗へ拡大する計画が進められています。これはセブンイレブン全店舗の約15%にあたる規模ですので、都市部を中心に「買える店」がどんどん増えていくはずです。
導入が進んでいる主なエリア
北海道、東京都(世田谷区や練馬区など)、大阪府、九州地方などの主要都市圏から優先的に導入されています。山陰地方などでも2025年6月から販売開始という情報もあり、全国的に広がりを見せています。
値段や注文方法は?レジでの購入ガイド
このメロンパンは、通常のパン売り場ではなく、レジ横のホットスナックコーナー(揚げ物などがある場所)や専用のケースに並んでいます。商品名は「お店で焼いたふんわりメロンパン」などで、価格は税込で約161円です。袋入りのメロンパンと比べても20円くらいの差なので、焼きたてという価値を考えるとかなりお得感がありますよね。
注文方法はとても簡単です。レジのスタッフさんに口頭で「メロンパンください」と伝えるか、売り場にある商品カードをレジに持っていくだけでOKです。
待ち時間は長い?提供までの流れを解説
ここが通常のパン購入と大きく違う点ですが、この商品は注文を受けてから店内の専用オーブンで仕上げ焼き(リベイク)を行います。
そのため、注文後に約2分程度の待ち時間が発生します。「温めますか?」と聞かれるわけではなく、調理工程として必須なので、急いでいる時などは少し注意が必要です。スタッフさんがオーブンにセットして、焼き上がるのを店内で待つことになります。
混雑時の注意点
お昼時などの混雑した時間帯だと、レジが混み合っていて頼むのに少し気が引けたり、オーブンがいっぱいで「今すぐには出せない」と言われたりすることもあります。時間に余裕がある時の「プチ贅沢」として楽しむのがおすすめです。
買えない地域も?販売エリアの確認方法
先ほどお伝えした通り、まだ全店舗には導入されていません。「買えない地域」にお住まいの方にとってはもどかしい状況ですが、セブンイレブンはドミナント戦略(特定の地域に集中して出店する方式)が得意なので、近隣の店舗で導入が始まれば、その周辺のお店でも一気に取り扱いが始まる可能性があります。
確実な確認方法は、セブンイレブンの公式サイトの店舗検索を活用するか、または店舗の入り口に「焼きたてパン」ののぼり旗があるかチェックすることです。アプリなどで新店情報をチェックするのも良いでしょう。
まずいという評判は?口コミの真実
ネットで検索すると、予測変換に「まずい」といったネガティブな言葉が出てきて不安になることがあるかもしれません。実際に口コミを詳しく見てみると、味そのものが悪いというよりは、「冷めて食感が落ちていた」「期待していたほど温かくなかった」という、状態に関する不満が主な原因のようです。
本来、このメロンパンは外側のクッキー生地がサクサク、中はふんわりとした食感のコントラストが売りです。しかし、持ち帰る間に冷めて湿気を含んでしまうと、その良さが半減してしまいます。逆に言えば、食べる直前に適切な方法で温め直せば、評価はガラリと変わります。
セブンイレブンの焼きたてメロンパン温め方とカロリー

ここからは、持ち帰ったメロンパンを自宅で最高に美味しく食べるためのテクニックと、気になる栄養面について深掘りしていきます。これを知っているだけで、満足度が数倍変わりますよ。
家で美味しい!電子レンジでの温め方
冷めてしまったメロンパンを復活させるには、「電子レンジ」と「トースター」のダブル使いが最強です。レンジだけだとフニャフニャになり、トースターだけだと中が温まる前に外が焦げてしまいます。
おすすめのリベイク手順
- 電子レンジで温める
500Wまたは600Wで約20〜30秒加熱します。これで中のパン生地が水分を含んでふっくらします。
- トースターで焼く
予熱したトースター(1000W程度)で約2〜3分焼きます。焦げるのが心配な場合はアルミホイルを被せましょう。これで外側のクッキー生地の水分を飛ばします。
冷めたパンが復活するリベイクのコツ
上記の加熱工程の後に、実はもう一つ、最も重要な「隠し工程」があります。それは、焼いた後に常温で1〜2分放置することです。
「えっ、熱いうちに食べないの?」と思われるかもしれませんが、加熱直後のクッキー生地はまだ柔らかい状態です。少し冷ますことで、砂糖やバターが再び固まり、お店で買った時のような「ザクザク食感」が劇的に復活します。この「待ち」の時間こそが、美味しく食べるための最大のコツなんです。
カロリーや糖質は?栄養成分を徹底分析
美味しいものはカロリーが気になりますよね。公式情報によると、「お店で焼いたふんわりメロンパン」のカロリーは311kcalです。
| 項目 | 数値(目安) |
|---|---|
| 熱量(エネルギー) | 311kcal |
| タンパク質 | 5.7g |
| 脂質 | 10.3g |
| 炭水化物 | 49.5g |
| 糖質 | 48.2g |
一般的な袋入りのメロンパンが350〜400kcal程度あることを考えると、意外にもカロリーは控えめです。サイズが少し小ぶりなことや、ふんわりと空気を含んだ軽い仕上がりになっていることが理由と考えられます。「ダイエット中だけどメロンパンが食べたい!」という時には、袋入りよりもこちらを選ぶのが賢い選択かもしれません。
冷凍保存の方法と解凍テクニック
「せっかく見つけたからまとめ買いしたい」という場合は、冷凍保存も可能です。1個ずつラップで密閉してフリーザーバッグに入れれば、乾燥を防いで保存できます。
解凍して食べる際は、自然解凍してからトースターで焼くのがベストですが、急ぐ場合は「ラップのままレンジで20秒ほど解凍」してから「トースターでリベイク」という手順でも美味しくいただけます。冷凍ストックしておけば、いつでも自宅で焼きたて気分が味わえますね。
冷たく食べるメロンパンとの違いとは
検索していると「冷たく食べるメロンパン」という商品も見かけると思いますが、これは全くの別物なので注意が必要です。
「冷たく食べるメロンパン」は冷凍コーナー(アイス売り場)にあるスイーツで、中にクリームが入っており、凍ったままや半解凍で食べるのが前提の商品です。これをトースターで焼いてしまうとクリームが溶け出して大変なことになります。「お店で焼いたメロンパン」はレジ横、「冷たく食べるメロンパン」はアイス売り場、と覚えておけば間違いありません。
セブンイレブンの焼きたてメロンパン総まとめ

最後に、今回ご紹介した「セブンイレブン メロパン 焼きたて」に関する情報をまとめます。
- 2025年3月までに約3,000店舗へ拡大予定。レジ横をチェック!
- 注文してから焼くため約2分待つが、その分香りも味も本格的。
- 冷めても「レンジ+トースター+少し放置」でザクザク食感が復活。
- カロリーは311kcalと、袋入りメロンパンより少しヘルシー。
160円ほどで味わえる、コンビニとは思えないクオリティの焼きたてパン。もし見かけたら、ぜひ一度試してみてください。コーヒーとの相性も抜群ですよ!

