ローソンでメルペイにチャージしたいけれどやり方がわからない、あるいはレジで断られてしまってできないと悩んでいませんか。手数料や小銭の扱いに関する疑問も尽きませんよね。以前はセブンイレブンでしかできなかった現金チャージですが、2025年からはローソンでも可能になり便利になりました。ただ、ATMの操作や入金単位には独特のルールがあり、私も最初は戸惑った覚えがあります。この記事では、スムーズに入金するための手順やトラブルへの対処法をわかりやすくお伝えします。

- ローソン銀行ATMを使った具体的なチャージ手順
- レジでは対応してもらえない理由と代替案
- おつりが出ない仕様や手数料に関する注意点
- 入金エラーが起きた際の原因と解決策
## ローソンでメルペイにチャージする手順と基本

まずは、ローソンで実際に現金をチャージするための基本的な流れと、知っておくべきルールについて解説します。「レジで店員さんに渡せばいいのかな?」と思っていると、実は対応してもらえないので注意が必要です。ここでは、ATMを使った正しい操作方法や、損をしないためのお金の入れ方をしっかり確認しておきましょう。
### レジでのチャージは不可!ATM限定の理由
結論から言うと、ローソンのレジではメルペイへの現金チャージはできません。
私も昔、Suicaや楽天Edyのように「レジでお願いします」と言ってお金を渡せばチャージしてもらえるものだと思い込んでいたのですが、メルペイの場合は店員さんに頼んでも「対応できません」と断られてしまいます。
これは意地悪されているわけではなく、単純にローソンのレジのシステムがメルペイの現金チャージに対応していないからです。店員さんの手を煩わせることなく、店内にある「ローソン銀行ATM」を自分で操作して入金する仕組みになっています。
ここがポイント
店員さんがいるレジカウンターではなく、ATMの機械の前に行くのがスタート地点です。混雑時にレジに並んでしまってから気づくと大変なので、最初からATMへ直行しましょう。
### 手数料は無料?いくらから入金可能か解説
銀行のATMを使うとなると「手数料がかかるんじゃないの?」と心配になる方も多いと思います。でも安心してください。
ローソン銀行ATMでのメルペイチャージは、曜日や時間帯に関わらず手数料は完全無料です。
夜間や休日に急にお金が必要になった時でも、余計なコストをかけずにチャージできるのは本当にありがたいですよね。ただし、入金できる金額の単位には決まりがあります。
入金単位のルール
- 最低入金金額:1,000円から
- 入金単位:1,000円単位(紙幣のみ)
つまり、「500円だけチャージしたい」とか「1円単位で入金したい」ということはできません。必ず1,000円札以上の紙幣を用意していく必要があります。
### 小銭やおつりは出る?硬貨利用の注意点
ここが今回一番お伝えしたい、最大の注意点です。ローソン銀行ATMでチャージする際、おつりは絶対に出ません。
ローソン銀行ATMは基本的に紙幣専用機として運用されていることが多く、硬貨を入れる場所が使えないケースがほとんどです。そして、機械の仕組み上、「投入した紙幣=全額チャージされる」という仕様になっています。
絶対にやってはいけない例
「3,000円だけチャージしたいから、5,000円札を入れて2,000円のおつりをもらおう」
結果:
5,000円全額がメルペイ残高にチャージされてしまい、おつりは1円も返ってきません。
私も一度、財布に1万円札しかなくて焦ったことがあります。もし3,000円チャージしたいなら、事前にレジで買い物をするか両替をして、必ず千円札を3枚用意してからATMに向かってくださいね。
### アプリ操作とATM画面の正確なやり方
では、実際の操作手順を見ていきましょう。画面の指示通りに進めれば難しくありませんが、いくつか迷いやすいポイントがあります。
手順1:ATMの前でアプリを準備
まず、メルカリアプリを開き、「支払い」タブから「チャージ」→「ATMチャージ」を選択します。
手順2:ATM画面の操作
ローソン銀行ATMの画面にある「スマホ取引」というボタンをタッチします。「預け入れ」ボタンではないので注意してくださいね。
手順3:QRコードの読み取り
ATM画面にQRコードが表示されるので、スマホのカメラで読み取ります。
手順4:企業番号の入力
スマホの画面に「企業番号(4桁)」が表示されます。この番号をATMのテンキーで入力してください。これは「今操作しているスマホ」と「目の前のATM」を紐付けるための大切なステップです。
手順5:現金の投入
投入口が開いたら、紙幣を入れます。前述の通り、入れたお金は全額チャージされるので、金額をよく確認してから入れましょう。
### 入金後の反映時間は?通知が遅い場合
チャージ操作が完了すると、原則として即時にメルペイ残高に反映されます。
ATMでの操作を終えてスマホを見ると、もう「チャージが完了しました」という通知が来ていることがほとんどです。銀行振込のように「翌営業日扱い」になることはないので、レジで買い物をする直前や、メルカリで欲しい商品をすぐに買いたい時でも安心して使えます。
もし通知が来なくて不安な場合は、アプリの画面を一度更新(リフレッシュ)してみるか、通信環境の良い場所に移動して確認してみてくださいね。
## ローソンでメルペイチャージができない原因と対策

「手順通りやっているはずなのにチャージできない!」「エラーが出てしまう」という場合、いくつかの原因が考えられます。ここでは、よくあるトラブルの原因と、その場ですぐにできる解決策をまとめました。焦らずに一つずつ確認していきましょう。
### 本人確認未完了だと利用できない可能性
一番多い原因がこれかもしれません。メルペイでATMチャージ(現金チャージ)を利用するには、事前に「アプリでかんたん本人確認」を完了させておく必要があります。
法律の関係で、誰のものかわからないアカウントへの資金移動は制限されているためです。もしチャージ画面に進めない場合やエラーが出る場合は、設定メニューから本人確認が「完了」になっているかチェックしてみてください。
本人確認の確認方法
マイナンバーカードや運転免許証とスマホがあれば、その場ですぐに申請できますが、審査完了まで少し時間がかかることもあります。余裕を持って済ませておくのがおすすめです。
### 1日の限度額や月間上限に関する制限
「今日は高額な買い物をしたい」という時に引っかかりやすいのが、チャージ金額の上限です。
- 1回あたりの最低入金学:1,000円
- 1日あたりの入金上限:99,000円
この「99,000円」という数字が少し中途半端に見えますが、10万円を超えると本人確認の手続きがより厳格になるため、あえてこの金額に設定されているようです。
また、注意したいのが「セブン銀行ATMでのチャージ額も合算される」という点です。例えば、午前中にセブンイレブンで5万円チャージしていた場合、その日のうちにローソンでチャージできるのは残り4万9,000円までとなります。
### メンテナンス時間やWi-Fi接続の不具合
ローソン銀行ATMは基本的に24時間365日使えますが、例外的に使えない時間帯があります。
- システムメンテナンス時:月に1回程度、深夜などに利用できない時間帯があります(例:毎月第二土曜日の夜間など)。
- Wi-Fiの問題:店内のフリーWi-Fi(Lawson Free Wi-Fi)にスマホが勝手に接続してしまい、ログイン認証をしていないために通信ができなくなっているケースです。
「QRコードを読み取ったのに次の画面に進まない」という時は、一度スマホのWi-Fiをオフにして、4Gや5G回線に切り替えてみると解決することが多いですよ。
### QRコードが読み取れない時の印刷機能
「スマホのカメラを向けているのに、ATMの画面が反射して全然QRコードを読み取ってくれない…」
これ、実は結構あるあるなんです。特に店内が明るすぎたり、スマホのカメラレンズが汚れていたりすると起こりやすいトラブルです。そんな時に神機能とも言えるのが、「QRコードの印刷ボタン」です。
困った時の裏技
ATM画面に「印字する」や「紙に出力」といったボタンがあれば押してみてください。レシートのような紙にQRコードが印刷されて出てきます。
紙に印刷されたQRコードなら光の反射がないので、驚くほどスムーズに読み取れます。後ろに人が並んでいて焦ってしまう時などは、迷わずこの機能を使うことをおすすめします。
### ローソンでメルペイチャージを活用しよう

ここまで、ローソンでのメルペイチャージについて、やり方や注意点を解説してきました。最後におさらいしておきましょう。
| 項目 | ローソン銀行ATMの特徴 |
|---|---|
| 場所 | ATM(レジは不可) |
| 手数料 | 完全無料 |
| おつり | 出ない(全額チャージ) |
| 硬貨 | 利用不可(1,000円札〜) |
近くにローソンがある方にとっては、24時間手数料無料でチャージできるのは大きなメリットです。おつりが出ない点や事前の本人確認には注意が必要ですが、慣れてしまえばとても便利な機能です。現金派の方も、ぜひこの記事を参考にスムーズなチャージを試してみてくださいね。
【重要:詐欺にご注意ください】
SNSなどで「ATMの画面のQRコードを写真を送って」と言われる詐欺が増えています。他人にQRコードを送ると、あなたが投入したお金が犯人のアカウントにチャージされてしまいます。QRコードは絶対に他人に見せたり送ったりしないでください。
※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の仕様やキャンペーン情報については、必ずメルカリおよびローソン銀行の公式サイトをご確認ください。金融サービスのご利用はご自身の判断で行ってください。

