ローソンカード解約手順!電話番号とポイントを守る統合方法も解説

「年会費がかかる前にローソンカードを解約したいけれど、手続きの方法がよくわからない」と悩んでいませんか。実は、ローソンPontaプラスなどのクレジットカードはWebやアプリからは解約できず、電話窓口での手続きが必須となっています。さらに、ただ解約するだけでは貯めたポイントがすべて無駄になってしまうリスクもあるため、事前に正しい手順を知っておくことが非常に重要です。

カード解約
  • ローソンカード解約専用の電話番号と混雑を避けるコツ
  • Webやアプリで解約手続きができない理由と対処法
  • 解約前に絶対やるべきPontaポイントの統合と移行手順
  • ETCカードや公共料金支払いでトラブルを防ぐチェック項目
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ローソンカードを解約する電話番号と手順

カード解約1

ローソンPontaプラスをはじめとするローソン銀行発行のクレジットカードを解約するには、どうしても電話での連絡が必要になります。「ネットでサクッと終わらせたい」と思う方も多いかもしれませんが、セキュリティや本人確認の観点から電話のみの受付となっているんです。ここでは、具体的な連絡先やスムーズに手続きを進めるための手順について、私自身の経験も踏まえて詳しく解説していきますね。

ローソンカード解約の電話番号と受付時間

まず結論からお伝えすると、ローソンPontaプラスの解約窓口は「ローソン銀行クレジットカードデスク」になります。お手元にカードを用意して、以下の番号に連絡しましょう。

ローソン銀行クレジットカードデスク

  • ナビダイヤル:0570-063-899
  • 受付時間:9:00 ~ 17:00(年中無休)

ここで一つ、知っておくと得する豆知識をお伝えしますね。上記のナビダイヤル(0570)は、携帯電話の「かけ放題プラン」などの対象外になることが多く、通話料が高くなってしまうことがあります。

もし、通話料を節約したい場合は、以下の番号にかけてみることをおすすめします。こちらはIP電話や海外からの発信用ですが、通常の国内通話料金(かけ放題対象など)で繋がることが多いですよ。

通話料を抑えたい場合の連絡先

050-3786-6325(有料)

Webやアプリでは解約手続きができない

私自身も最初は「今の時代、アプリから解約ボタン一つでいけるでしょ?」と思っていたのですが、残念ながらローソンカードはWeb会員ページやアプリからの解約には対応していません。

これには理由があって、本人確認を厳格に行うことで「なりすましによる勝手な解約」を防ぐセキュリティ上の目的や、解約と同時にポイントが失効してしまうリスクをオペレーター(または音声ガイダンス)がしっかり説明するためだと考えられます。

ネットでどれだけ探しても「退会ボタン」は見つかりません。無駄な時間を過ごさないためにも、割り切って電話をかける準備をしましょう。

電話が繋がらず解約できない時の対処法

「電話しても全然繋がらない!」という声をよく耳にします。特にクレジットカードのコールセンターは、時間帯によって混雑具合が極端に変わるんですよね。

私の経験上、以下の「魔の時間帯」は避けたほうが無難です。

避けるべき時間帯 理由
月曜・連休明けの午前中 週末のトラブル対応で入電が集中するため
お昼休み(12:00-13:00) 会社員の方が一斉にかける&オペレーターも休憩交代の時間
毎月10日・27日前後 支払金額の確定や引き落とし日付近で問い合わせが増える

逆に、週の半ば(水・木曜日)の午後14:30〜16:00頃は比較的繋がりやすいゴールデンタイムと言われています。もし可能なら、この時間を狙って電話してみてください。

ローソンPontaプラス解約の注意点

解約の電話をかける前に、必ず確認しておきたいのが「手持ちのカードの種類」です。実は「ローソンのカード」と言っても、発行会社が違う場合があるんです。

今回解説しているのはローソン銀行発行の「ローソンPontaプラス」ですが、もしお持ちのカードが「JMBローソンPontaカードVisa」などの場合は、発行元が「クレディセゾン」になります。

この場合、ローソン銀行に電話をしても解約できません。カードの裏面を見て、発行会社がどこになっているか必ずチェックしてくださいね。セゾンカードの場合は、セゾンのインフォメーションセンターへの連絡が必要です。

解約手数料は無料だが年会費に注意

基本的に、ローソンPontaプラスの解約自体に手数料はかかりません。無料で解約できます。ただし、年会費が発生するタイミングには注意が必要です。

もし年会費がかかるタイプの契約になっている場合、引き落とし日が過ぎてから解約しても、払った年会費は戻ってきません。「来月が更新月だ」という場合は、年会費が発生する月の前月末までに解約手続きを完了させるのが鉄則です。

ローソンカードの解約で損しないポイント

カード解約2

ここからは、手続き以上に重要な「資産」の話をします。ローソンカードを解約する際、最も気をつけなければならないのがPontaポイントの扱いです。これを知らずに解約して、「数千ポイント消えてしまった!」と後悔することだけは避けてほしいと思います。

貯まったPontaポイントは消滅する

非常に残酷な事実ですが、ローソンPontaプラスを解約すると、そのカードに紐付いているPontaポイントは即座に利用できなくなります。

クレジットカード機能とポイントカード機能が一体化しているため、カード契約を解除することは、そのPonta会員IDの無効化を意味する場合が多いからです。公式サイトのFAQでも「退会後は、たまったポイントは利用できなくなります」と明記されています。

「解約してもポイントだけ残るだろう」という思い込みは危険です。何もしなければ、そのポイントはすべて消滅してしまいます。

ポイントを無駄にしない統合等の方法

では、どうすればポイントを守れるのでしょうか?答えは簡単です。「解約する前に、別のPontaカードへポイントを移す」という作業を行えばOKです。

これを「Pontaポイントの統合・移動」と呼びます。手順は以下の通りです。

  1. 新しいPontaカードを用意する(店頭で無料配布されているカードや、Pontaアプリのデジタル会員証でOK)。
  2. 「PontaWeb」の統合・移動手続きページにアクセスする。
  3. 「移動元(解約するローソンカード)」と「移動先(これから使うカード)」のIDを入力する。
  4. ポイントが移動したことを確認してから、ローソンカードの解約電話をかける。

このひと手間をかけるだけで、今まで貯めたポイントを失わずに済みます。必ず電話をかける前にやっておきましょう。

ETCカードも解約と同時に使えなくなる

車を運転する方は特に注意が必要です。親カードであるローソンPontaプラスを解約すると、追加で発行しているETCカードもその瞬間に無効になります。

怖いのは、ETCカードの有効期限がまだ残っていても、システム上は使えなくなる点です。これを知らずに高速道路のETCレーンに突っ込むと、バーが開かずに急停車することになり、後続車に追突されるなどの大事故に繋がりかねません。

解約手続きを終えたら、その場でETCカードをハサミで裁断して処分してください。財布に残しておくと、うっかり使ってしまうリスクがあります。

ローソンWEB会員の退会とは異なる

よくある勘違いとして、「ローソンアプリを削除した」「ローソンWEB会員を退会した」から、カードも解約できていると思っているケースがあります。

これは大きな間違いです。「ローソンWEB会員」はネットサービスの会員登録であり、クレジットカードの契約とは全く別物です。

  • WEB会員を退会しても:クレジットカード契約は継続し、年会費も発生します。
  • 逆にカードを解約しても:WEB会員登録は残ります。

「アプリを消したから大丈夫」と思って放置していると、使っていないカードの年会費が引き落とされ続ける…なんてことになりかねないので注意しましょう。

公共料金などの支払い変更を忘れずに

電気代、ガス代、携帯電話料金、動画配信サービスのサブスクリプションなど、毎月の支払いをローソンカードに設定していませんか?

カードを解約すると、これらの決済も当然エラーになります。支払いが滞ると、延滞利息がかかったり、最悪の場合はサービスが止まってしまったりすることも。

クレジットカード情報の変更手続きは、反映されるまでに時間がかかることがあります。解約の電話をする2週間〜1ヶ月前には、各サービスの支払い方法変更を済ませておくのが安全です。

ローソンカードを解約する手順のまとめ

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ローソンカード(ローソンPontaプラス)の解約は、ポイントの保全や支払い変更など、電話をかける前の「準備」が何より大切です。

最後に、スムーズに解約するための重要ポイントを整理しておきますね。

  • 解約は電話のみ(0570-063-899)。Webではできない。
  • 電話をする前に、必ずPontaポイントを別のカードに統合させる。
  • ETCカードは解約と同時に使えなくなるので、即破棄する。
  • 公共料金やサブスクの支払い先変更を先に済ませる。
  • カード裏面を見て、発行会社がローソン銀行かセゾンか確認する。

これらの手順をしっかり踏めば、トラブルなくスッキリと解約することができます。まずは手元のポイントを避難させることから始めてみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の手続きや規約については、必ずローソン銀行およびPontaWebの公式サイトをご確認ください。

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