大阪・関西万博の閉幕をして情報が無くなってきている中、せっかくなのであえて閉幕後に情報を残しておくために公開。ネットでの購入が主流とはいえ、クレジットカードを使いたくない場合や、スマホの操作に少し不安がある場合、やはり身近なファミリーマートで現金を使って紙のチケットを購入できるのは非常に安心感がありますよね。ただ、コンビニで購入した場合の入場方法や、事前の来場日時予約が必要なのか、あるいは予約なしでも当日そのまま入れるのかといった細かいルールは意外と複雑で分かりにくいものです。また、万が一都合が悪くなった場合の払い戻しやキャンセルが可能かどうかも、購入前に必ず確認しておきたいポイントかと思います。今回は、実際にファミマの店舗で発券する手順から、購入後の注意点までを詳しく掘り下げていきます。

- マルチコピー機を使った具体的なチケット購入手順と発券手数料の有無
- 「予約なし」で購入したチケットの入場制限や会場での引き換えルール
- 万博IDの登録方法と、紙チケットを紐づけてパビリオン予約をする裏技
- 購入後の払い戻しルールの詳細と、余ってしまったチケットの対処法
ファミリーマートの万博チケット購入方法と使い方

まずは、実際に店舗でチケットを手に入れるための具体的な手順と、そのチケットを使って会場に入るまでの流れを見ていきましょう。ネットが苦手でも、いつものコンビニなら安心して操作できますね。
マルチコピー機での買い方と発券手数料の詳細
ファミリーマートでチケットを購入する場合、店内にある緑色の端末「マルチコピー機」を操作することになります。私自身もよく利用しますが、トップ画面にはたくさんのボタンが並んでいるので、最初は「どれを押せばいいの?」と迷ってしまうかもしれません。
基本的な流れとしては、トップメニューから「チケット」を選択し、そこから「EXPO 2025 大阪・関西万博」のボタンを探してタッチします。その後、画面の案内に従って希望の券種を選んでいきますが、この時に氏名や電話番号の入力が求められます。後ろに人が並んでいると少し焦ってしまいますが、落ち着いて入力すれば大丈夫です。
購入のステップ
- マルチコピー機の「チケット」を選択
- 「大阪・関西万博」の専用ボタンまたは検索からイベントを選択
- 「日時指定」か「日時指定なし」かを選択(ここは超重要です!)
- 個人情報を入力し、「Mコピーサービス申込券」を出力
- 30分以内にレジへ持って行き、代金を支払う
レジで支払いを済ませると、その場でチケットが発券されます。ちなみに、発券手数料についてはイベントごとに異なりますが、今回は国家的なプロジェクトということもあり、通常のコンサートチケットのような高額な手数料は掛からないケースが多いようですが、最終画面でしっかり金額を確認してくださいね。
クレジットカードなしでも可能な現金払い対応
ネットの公式サイトで購入しようとすると、どうしてもクレジットカード情報の入力を求められがちです。「ネットにカード番号を入れるのは怖い」とか、「そもそもカードを持っていない」という学生さんにとっては、これが大きなハードルになりますよね。
その点、ファミリーマートでの購入を選ぶ最大のメリットは、「決済手段の豊富さ」にあります。レジでの支払いになるので、現金はもちろん、FamiPayや各種電子マネー、QRコード決済も利用可能です。例えば、友達同士でお金を出し合って「割り勘」で買う場合や、お給料日前で現金で払いたい場合など、私たちの生活スタイルに合わせて支払い方法を選べるのは本当に助かります。
領収書ももらえます
仕事の関係や経費でチケットを購入したい場合も、レジならその場で領収書が発行されるのでスムーズです。法人利用の方にもファミマ購入はおすすめですね。
紙チケットのQRコード有無と入場ゲート通過
ここが一番勘違いしやすいポイントなのですが、コンビニで発券されるチケットには、大きく分けて「そのまま入れるタイプ」と「引き換えが必要なタイプ」の2種類が存在することをご存じでしょうか?これを知らずに会場に行くと、炎天下の中で思わぬ行列に並ぶことになりかねません。
| チケット種別 | QRコード | 入場ゲートでの挙動 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 日時指定引換券
(QRあり) |
あり | 直接入場OK | 指定された日時に限り、そのままゲートを通れます。一番スムーズなタイプです。 |
| 日時指定引換券
(QRなし) |
なし | 入場不可 | 会場の引換所で、入場券への交換が必要です。手間がかかるので要注意! |
| 予約可能引換券
(期間券) |
なし | 入場不可 | 事前のWeb予約か、当日の引き換え手続きが必須です。 |
「チケットを持っているから大丈夫!」と思ってゲートに向かったら、「これは引換券ですので、あちらの列に並んでください」と言われてしまう……なんて事態は絶対に避けたいですよね。お手元のチケットにQRコード(二次元コード)がついているか、必ず事前にチェックしてください。
予約なしで行く場合の入場制限と注意点
「いつ行くか決めていないけど、とりあえずチケットだけ買っておこう」という方も多いと思います。この場合、「日時指定なし(期間券)」を購入することになりますが、ここには大きな落とし穴があります。
それは、「予約なしだと、午前11時以降しか入れない場合がある」というルールです。混雑緩和のため、朝一番の入場は事前予約をしている人が優先される仕組みになっています。もし、予約なしで朝9時に会場に到着してしまうと、入場できるまでの約2時間、ゲートの前で待ちぼうけを食らう可能性があります。
朝イチ入場を狙うなら
予約なしのチケットでも、後からWebで日付指定(来場予約)をすれば朝から入場可能です。「とりあえず買って、後で日付を決める」のが賢い攻略法ですよ。
当日券として使う際の会場引き換えの必要性
もし、事前にWeb予約をせずに「当日券」のような感覚でファミマのチケットを使う場合は、会場のゲート前にある「引換所」や端末での手続きが必要になることがあります。
特にQRコードが付いていないチケットの場合、物理的な交換作業が発生します。万博会場は非常に広いですし、悪天候の日などはこの「ひと手間」がかなりストレスになります。できることなら、事前にスマホやPCから来場日時を予約し、スムーズに入場できる状態にしておくことを強くおすすめします。
ファミリーマートの万博チケット払い戻しと特典

次に、購入後に「行けなくなってしまった」場合のトラブル対処法や、ファミマならではの万博の楽しみ方について解説します。高い買い物ですから、リスク管理もしっかりしておきましょう。
購入後の払い戻しやキャンセル不可の原則
非常に残念な話ですが、ファミリーマートで購入した万博チケットは、原則として「払い戻し・キャンセル」ができません。これは万博に限らず、多くのイベントチケットで共通のルールですが、万博のように期間が半年間もあると、その間に転勤や病気など、予期せぬ事情が発生するリスクも高いですよね。
「間違って違う種類を買ってしまった」という場合も、レジで一度代金を支払った後は返金対応ができないケースがほとんどです。
例外的なケース
台風や地震などで万博自体が「中止」になった場合など、主催者側の都合によるトラブルがあった場合に限り、払い戻しが行われる可能性があります。自己都合では返ってこないと思っておきましょう。
万博ID登録の手順とパビリオン予約のメリット
「紙のチケットを買ったから、デジタルなんて関係ない」と思っていませんか?実は、万博を120%楽しむためには、紙チケット購入者であっても「万博ID」の登録がほぼ必須なんです。
人気のパビリオンやイベントの観覧予約は、すべてこの「万博ID」を通して行われます。ファミマで買ったチケットも、以下の手順でデジタルのIDと紐づけることができます。
- 万博公式サイトへアクセスし、「万博ID」を新規登録(メアドが必要です)
- マイページにログインし、「チケットを追加」を選択
- 紙チケットに記載されている「チケットID(識別番号)」を手入力
これを済ませておけば、紙チケットを持ったまま、スマホで人気パビリオンの抽選や予約に参加できるようになります。アナログで購入して、デジタルで活用する。これが最強の攻略法ですね。
未使用で余ったチケットの救済措置とリスク
会期末が近づくと、「買ったけど行けなかったチケット」が手元に残ってしまう人が続出するかもしれません。過去の事例や現状の情報を総合すると、閉幕直前には「未使用チケットの救済措置」が取られる可能性があります。
例えば、未使用のチケットを会場に持ち込めば当日券として振替ができる等の対応です。しかし、これには「特定のゲート限定」や「午後からの入場限定」といった厳しい条件が付くことが予想されますし、あくまで「救済」であり、確約された権利ではありません。「最後に使えばいいや」と楽観視せず、計画的に使い切るのが一番です。
店舗限定のミャクミャクグッズやコラボ食品
チケット購入のついでにぜひチェックしてほしいのが、ファミリーマート限定の万博コラボ商品です。公式キャラクターの「ミャクミャク」をデザインした商品が、実はかなり充実しているんです。
特に関西地方の店舗では、「ミャクミャク今川焼き」のようなユニークなスイーツや、オリジナルのお弁当などが展開されています。また、ファミマのアパレルブランド「コンビニエンスウェア」からも、万博カラーを取り入れた限定アイテムが登場しており、これらを身に着けて会場に行けば気分も上がりますよね。
お土産にも最適
会場内のショップは激混みが予想されます。お土産の一部は、帰りのファミマでゆっくり選ぶというのも賢い選択かもしれません。
ファミリーマートの万博チケット活用総まとめ

今回は「ファミリーマート 万博チケット」をテーマに、購入から入場、トラブル対応まで詳しく解説してきました。最後に要点を振り返っておきましょう。
- ファミマ購入なら現金や電子マネーが使えて便利。
- 「予約なし」チケットは、朝イチ入場ができない「11時制限」に注意。
- 紙チケットを買っても、パビリオン予約のために「万博ID」との紐づけを推奨。
- 原則払い戻しは不可。未使用チケットの取り扱いは慎重に。
ファミマでのチケット購入は、私たちにとって一番身近で安心できる「万博への入り口」です。しかし、その手軽さの裏にある「予約の仕組み」や「入場ルール」を正しく理解していないと、当日現地で慌てることになってしまいます。ぜひこの記事を参考に、事前の準備を万端にして、2025年の未来社会体験を思い切り楽しんでくださいね!
※本記事の情報は執筆時点の調査に基づく一般的な内容です。万博の運営ルールやチケットの仕様は変更される可能性がありますので、必ず大阪・関西万博公式サイトにて最新情報をご確認ください。

