こんにちは、「コンビニブログる」の管理人です。
ファミリーマートからヤマト運輸で荷物を送ろうとした時、「今日の集荷時間って何時までなんだろう?」「この荷物、当日に発送されるのかな?」と気になった経験はありませんか?

急いでいる時ほど、集荷のデッドラインは重要ですよね。特にメルカリなどのフリマアプリを使っていると、発送のタイミングは評価にも関わってきます。
また、伝票の書き方や着払い、クール宅急便が使えるのか、送れる荷物のサイズ制限など、細かいルールも意外と多いものです。この記事では、そうしたファミリーマートのヤマト集荷時間に関する様々な疑問や、具体的な確認方法について、詳しく掘り下げていきますね。
- 集荷時間が店舗ごとに違う理由
- 当日集荷の締め切り時間を知る確実な方法
- 「24時間発送」の本当の意味と注意点
- ファミマで利用できる発送方法と利用できないサービス
ファミリーマートのヤマト集荷時間は何時まで?

まずは、皆さんが一番気になっている「集荷時間」の核心からお話しします。当日発送のデッドラインを知るための具体的な確認方法や、なぜ時間がバラバラなのか、その理由を見ていきましょう。
集荷時間が一律ではない理由
「ファミマのヤマト集荷時間」と聞いて、多くの人が「全国一律で夕方〇時」のような答えを期待するかもしれません。でも、実は「集荷時間は店舗ごとに全く異なる」というのが唯一の正解なんです。
なぜかというと、集荷時間はファミリーマートの営業時間(24時間)とは関係なく、ヤマト運輸のドライバーさんの巡回ルートによって決まるからです。
ヤマトのドライバーさんは、契約している企業や個人宅、そしてファミマやセブンイレブンなどのコンビニを順番に回って荷物を集めますよね。そのルートは、物量や交通状況、地理的な効率を考えて最適化されています。
集荷ルートの例
- 幹線道路沿いにあるA店は、トラックが立ち寄りやすいため「15:00」
- 住宅街の奥にあるB店は、ルートの後半になるため「16:30」
- オフィス街のC店は、夕方の物量が多いため「17:00」
こんな風に、お店の立地やルートの順番によって、集荷時間が物理的に変わってくるのは当然なんですね。
集荷時間の確認方法3選
じゃあ、どうやって「利用したいお店の集荷時間」を知ればいいのか。一番確実な方法は、以下の3つかなと思います。
1. 店舗のスタッフに直接聞く(最も確実)
荷物を持ち込んだついでに、レジの店員さんに聞くのが一番早くて確実です。
この時、「集荷時間は何時ですか?」と聞くよりも、「今日のヤマトの集荷、もう終わっちゃいましたか?」とか「集荷って大体いつも何時頃ですか?」と聞く方が、よりリアルな答えが返ってきやすいですよ。毎日荷渡しをしているスタッフさんなら、大体の時間を把握していますからね。
2. 店内の掲示(張り紙)をチェック
お店によっては、親切に集荷時間を掲示してくれている場合があります。フリマアプリの発送で使うマルチコピー機の周りや、出入り口のドア、レジカウンター付近に「宅配便の集荷時間 〇時頃」といった張り紙がないか、チェックしてみてください。
3. 利用する店舗に電話で確認する
重い荷物や大きい荷物を持って行く前に知りたい場合は、お店に直接電話するのが効率的です。Googleマップなどで店舗名を検索すれば、電話番号はすぐに見つかります。この時も「今日の集荷時間」を具体的に尋ねるのがおすすめです。
非推奨:ヤマトの総合窓口への問い合せ
ヤマト運輸のサービスセンター(0570から始まる番号など)に電話しても、個別のコンビニ店舗ごとの集荷時間は、まず把握していません。「恐れ入りますが、直接店舗様にご確認ください」と案内される可能性が非常に高いので、避けた方が無難です。
24時間発送と当日集荷の違い
ここが一番の落とし穴かもしれません。ファミマの公式サイトなどを見ると「24時間いつでも発送できます」と書かれています。
この「24時間発送」という言葉、「24時間いつでも『受付手続き』ができますよ」という意味なんです。決して、「24時間いつでも『集荷』されて輸送がスタートしますよ」という意味ではありません。
例えば、あるお店の集荷時間が「毎日16:00」だったとします。
- 15:59に受付完了 → 当日の16:00の便で発送
- 16:01に受付完了 → 翌日の16:00の便で発送
たった数分の差で、荷物の到着が丸一日遅れてしまうことになります。深夜や早朝に手続きした場合も同じで、次の集荷時間(この例だと当日の16:00)まで、荷物はファミマのバックヤードで待機することになるんですね。
唯一の受付停止時間
厳密には「24時間365日」ではなく、毎週月曜日のAM2:30~AM5:00は、システムメンテナンスのため受付自体が停止します。この時間帯だけは注意が必要ですね。
集荷が1日2回ある場合も?
基本的には、ヤマトの集荷は「1日に1回(午後のことが多い)」がベースだと思います。
ただ、これも店舗の物量によります。都心部のターミナル駅の近くや、周りにネットショップの事業者が多い店舗など、極端に発送物が多いお店では、1日に2回(例:昼過ぎと夕方)集荷が来るケースもあるかもしれません。
これも結局は「店舗による」という結論になっちゃうんですけど、もし「午前中に集荷があるお店」なら、朝一で持っていけば当日便でかなり早く発送できる可能性もありますね。
メルカリ発送の注意点
メルカリやラクマなどのフリマアプリで発送する場合も、集荷のルールは全く同じです。
フリマアプリの利用者は、送料を安くすることや手続きの手軽さを重視する人が多いと思うので、「当日発送」をそこまで厳密に気にしないかもしれません。ファミマの強みである「24時間受付」を活かして、自分の好きな時間に手続きするのが便利ですよね。
ただ、「集荷時間を過ぎて発送手続きをすると、発送通知が『引受』のまま丸一日動かない」ということだけは、知っておいた方が良いかも。購入者さんから「発送通知が来たのに追跡が動かない」と問い合わせが来る可能性もゼロではないですからね。
また、一部店舗では「ファミロッカー」という非対面の発送ロッカーも導入されています。これもレジに並ばなくていいので便利ですが、集荷のタイミングはレジ受付と同じ(=ロッカーに集荷に来るヤマトのドライバー次第)です。
ファミリーマートのヤマト集荷時間と発送方法

集荷時間の仕組みがわかったところで、次にファミマで使えるヤマトの発送方法や、逆に「使えないサービス」について詳しく見ていきましょう。知らずに持って行くと二度手間になるケースもあるので、要チェックです。
ヤマトの発送方法まとめ
ファミマでは、大きく分けて4つの発送方法があります。
1. マルチコピー機利用(フリマアプリ連携)
今一番多いのがこれですよね。メルカリやPayPayフリマなどで発行されたQRコードを、店内のマルチコピー機にかざして申込券を出す方法です。レジで申込券と荷物を渡すだけでOK。(お店によっては、専用パウチと伝票を渡されて自分で貼る場合もあります)
2. 「宅急便をスマホで送る」サービス
ヤマト公式のサービスで、フリマ以外でも手書き伝票が不要になります。スマホで送り先や自分の住所を入力してQRコードを発行し、マルチコピー機で操作します。これは便利ですね。
3. ファミロッカー(設置店のみ)
一部店舗に設置されている専用ロッカーです。フリマアプリ(ラクマなど)が対応していて、QRコードをかざすとラベルが印刷され、そのままロッカーに入れて完了。非対面でレジに並ばなくていいのが魅力です。
4. 従来の手書き伝票(発払い・着払い)
もちろん、昔ながらの手書き伝票も使えます。レジで「宅急便の伝票ください(発払いか着払いか伝える)」と言ってもらい、店内の筆記台などで記入して、荷物と一緒にレジに出します。
伝票や着払いの手続き
手書き伝票の場合、レジで「発払い(送料を自分が払う)」か「着払い(送料を相手が払う)」かを伝えて、正しい伝票(色が違います)をもらう必要があります。
複写式なので、しっかり筆圧をかけて書くのがコツですね。
注意:「宅急便コンパクト」の着払いは不可
ここで重要な注意点です。通常の「宅急便」は着払いが可能ですが、小さな荷物用の「宅急便コンパクト」は、ファミマでは着払いに対応していません。
これは結構見落としがちなルールなので、コンパクトで着払いを送りたい場合は、ファミマではなくヤマトの営業所などに持ち込む必要があります。
持ち込み割引は適用される?
はい、適用されます!
ヤマト運輸には「持込割引」という制度があり、ファミマのようなコンビニや取扱店、ヤマトの営業所に荷物を直接持ち込むと、正規の宅急便運賃から1個につき100円が割り引かれます。
これは、手書き伝票や「宅急便をスマホで送る」で発送する時に自動的に適用されるので、お得ですよね。(※フリマアプリの送料は元々が特別料金なので、この割引とは別体系です)
クール宅急便は利用不可
これも非常に重要なルールです。ファミリーマートでは、クール宅急便(冷蔵・冷凍)は一切取り扱っていません。
理由はシンプルで、集荷ドライバーさんが来るまでの間、荷物を冷蔵・冷凍保管しておく専用の設備がファミマの店舗にはないからです。
生鮮食品や冷凍食品を送りたい場合は、ファミマに持って行っても100%断られてしまいます。ヤマトの営業所や、クール便対応のスーパーなどに持ち込むか、自宅への集荷を依頼してくださいね。
取り扱いサイズと制限
ファミマで受け付けてもらえる荷物には、上限があります。
ファミマでのヤマト受付上限
- サイズ:160サイズ(縦・横・高さの合計が160cm)まで
- 重量:25kgまで
ここで注意したいのが、ヤマトの宅急便サービス自体は「200サイズ」まで対応している点です。ですが、ファミマの「店頭受付ルール」として160サイズ・25kgが上限と決められています。
180サイズの荷物を持って行っても、ヤマトのサービス(宅急便)としてはOKでも、ファミマの窓口(店頭受付)でNGとなり、発送を断られてしまうので気をつけましょう。
ファミリーマート ヤマト 集荷時間の賢い使い方

最後に、これまでの情報を踏まえて、ファミリーマートのヤマト集荷時間をどう賢く使うか、私なりの結論をまとめてみます。
ケース別・最適行動
- 1. フリマアプリ利用者
- 集荷時間は気にしすぎず、ファミマの「24時間受付」のメリットを活かし、自分の都合でOK。ただし、集荷時間を過ぎると追跡番号の反映が翌日になることだけ認識しておく。
- 2. とにかく「今日中」に発送したい人
- ミッションは「当日集荷時間の確認」一択。まず店舗に電話するか直接行って「今日の集荷はまだですか?」と確認する。集荷前なら、スマホで発送準備(宅急便をスマホで送る)をしておくと、伝票を書く時間が短縮でき、ギリギリでも間に合う可能性が上がります。
- 3. クール便・大型荷物・コンパクト着払いを送りたい人
- ファミリーマートに行ってはいけません。 これらは受付対象外です。最初からヤマトの営業所を探すか、自宅集荷を依頼するのが正解です。
結論として、ファミマは「24時間受付」の店舗であり、ヤマトの集荷は「24時間体制」ではない、というギャップを理解することが一番の鍵ですね。
この記事で紹介した情報が、皆さんの発送手続きの目安になれば嬉しいです。ただし、店舗の運用が変更になる場合もありますので、最終的な集荷時間やサービス内容については、必ず利用する店舗で直接ご確認いただくようお願いしますね。

