ファミリーマート ワイファイの現状は?無料で使う方法と注意点

ファミリーマートの店内でWi-Fiが使えると便利ですが、「以前使えたファミリーマート ワイファイがなくなった」という話を聞いたことはありませんか。現在、どのようなフリーWi-Fiサービスが提供されているのか、また、それは無料で利用できるのか気になるところです。実は、docomoが提供するサービスに移行しており、なぜ以前のものが利用できなくなったのか、その理由を知りたい方もいるでしょう。さらに、フリーWi-Fiと聞くと、通信内容が危険ではないかという心配や、いざ使おうとした際に接続できないトラブルも考えられます。この記事では、セブンイレブンやローソンといった他のコンビニWi-Fiとの違いも比較しながら、ファミリーマートで利用できるWi-Fiの現状を詳しく解説します。

この記事を読むことで、以下の点について理解が深まります。

  • ファミリーマートで現在利用できるWi-Fiの種類と利用条件
  • 旧Wi-Fiサービス「Famima_Wi-Fi」が提供終了した背景
  • フリーWi-Fiを安全に利用するために知っておくべき注意点
  • 主要なコンビニエンスストア各社が提供するWi-Fiサービスの違い
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現在のファミリーマート ワイファイ提供状況

ワイファイ
  • 現在利用できるWi-Fiサービスは?
  • Famima_Wi-Fiはなくなったのか
  • なぜサービスが終了したのか解説
  • 現在はdocomoのWi-Fiが使える
  • 料金は無料で利用できるのか

現在利用できるWi-Fiサービスは?

ファミリーマートの店頭では、現在NTTドコモが提供する公衆Wi-Fiサービス「d Wi-Fi」を利用できます。かつて提供されていた「Famima_Wi-Fi」とは異なるサービスへと移行しているため、以前利用していた方も改めて現在のサービス内容を確認する必要があります。

このd Wi-Fiは、全国のファミリーマート店舗で広く導入されており、お買い物ついでや休憩中に気軽にインターネットへ接続する手段として活用が可能です。利用にあたっては、事前の登録が必要となりますが、一度設定を済ませれば、対応スポットでスムーズに接続できるようになります。

Famima_Wi-Fiはなくなったのか

はい、ファミリーマートが独自に提供していた無料Wi-Fiサービス「Famima_Wi-Fi」は、2022年7月31日をもってサービスを終了しています。したがって、現在店舗で「Famima_Wi-Fi」というネットワーク名(SSID)を探しても、電波を拾うことはできません。

サービス終了に伴い、「ファミリーマートWi-Fi簡単ログインアプリ」からの接続もできなくなりました。もしスマートフォンにこのアプリが残っている場合は、現在は機能しないため注意が必要です。過去に利用経験がある方ほど、この変更点を知らずに接続を試みてしまう可能性があるため、現在の正しいサービスを認識することが大切になります。

なぜサービスが終了したのか解説

「Famima_Wi-Fi」がサービスを終了した主な理由は、より高品質で広範囲なWi-Fi環境を提供しているNTTドコモの「d Wi-Fi」へサービスを一本化するためです。個別のサービスを維持するよりも、通信事業者が提供する安定したインフラを活用する方が、利用者にとってメリットが大きいと判断されたと考えられます。

d Wi-Fiは、ファミリーマートだけでなく、カフェや駅、空港など全国の様々な場所にスポットを展開しています。利用者は一度d Wi-Fiの登録を済ませれば、ファミリーマート以外の場所でも同じようにWi-Fiを使えるようになり、利便性が大きく向上します。このような利用者側のメリットを考慮し、サービスが集約された形です。

現在はdocomoのWi-Fiが使える

前述の通り、現在のファミリーマートではNTTドコモの「d Wi-Fi」が利用できます。このサービスは、ドコモの回線契約者でなくても、dアカウントを発行し、dポイントクラブ会員になることで誰でも利用資格を得られる点が大きな特徴です。

d Wi-Fiには、セキュリティ方式の異なる2種類のネットワーク名(SSID)が用意されています。

EAP方式の「0001docomo」

「0001docomo」は、IDとパスワードで認証するEAP方式を採用しており、通信がより高度に暗号化されています。個人情報やパスワードなどを入力する際は、こちらのネットワークに接続することが強く推奨されます。初回のみプロファイル設定などが必要ですが、一度設定すれば対応エリアで自動的に接続されるため便利です。

Web認証で手軽な「0000docomo」

一方、「0000docomo」は、ブラウザを立ち上げてdアカウントでログインするWeb認証方式です。設定が簡単ですぐに利用を開始できる手軽さがありますが、通信の暗号化レベルは「0001docomo」に劣ります。簡単な調べ物など、セキュリティリスクの低い用途での利用が適しています。

料金は無料で利用できるのか

d Wi-Fiは、dポイントクラブ会員であれば誰でも無料で利用することが可能です。dポイントクラブ自体も、入会金や年会費は一切かかりません。ドコモの携帯電話を契約していない方でも、無料でdアカウントを作成し、dポイントクラブに入会すれば、すぐにd Wi-Fiの利用を開始できます。

つまり、ファミリーマートの店内でWi-Fiを利用するために、直接的な費用が発生することはありません。ただし、利用登録の手続きは必要ですので、いざという時にすぐ使えるよう、あらかじめdアカウントの作成とd Wi-Fiの利用申し込みを済ませておくことをお勧めします。

ファミリーマート ワイファイ利用時の注意点

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  • フリーWi-Fiのセキュリティについて
  • 通信内容を傍受される危険性
  • 接続できないときの主な原因
  • セブンイレブンのWi-Fiと比較
  • ローソンで利用できるWi-Fiは?
  • ファミリーマート ワイファイの要点まとめ

フリーWi-Fiのセキュリティについて

ファミリーマートで利用できるd Wi-Fiを含め、公衆のフリーWi-Fiは誰でも手軽に利用できる反面、セキュリティ上のリスクが伴うことを理解しておく必要があります。特に、暗号化されていない、あるいは暗号化レベルが低いネットワークに接続する場合、注意が求められます。

悪意のある第三者が同じネットワークに接続している場合、あなたの通信内容を盗み見しようと試みる可能性があります。また、正規のアクセスポイントになりすました「偽アクセスポイント」を設置し、そこに接続した利用者の情報を盗み出す手口も存在します。フリーWi-Fiを利用する際は、常にこうしたリスクがあることを念頭に置くことが大切です。

通信内容を傍受される危険性

フリーWi-Fiの利用時に最も警戒すべきなのは、通信内容の傍受、いわゆる「盗聴」です。特にWeb認証方式のネットワーク(d Wi-Fiにおける「0000docomo」など)では、通信経路が十分に保護されていない場合があります。このようなネットワーク上で、クレジットカード番号や各種サービスのログインパスワード、個人情報などを入力すると、その情報が第三者に漏れてしまう危険性があります。

このリスクを軽減するためには、いくつかの対策が考えられます。

具体的な安全対策

個人情報などの重要なデータを送受信する際は、フリーWi-Fiの利用を避けるのが最も安全です。どうしても利用する必要がある場合は、通信全体を暗号化する「VPN(Virtual Private Network)」という技術を利用することが有効な対策となります。VPNアプリなどを経由してインターネットに接続することで、通信経路が保護され、安全性が格段に向上します。また、サイトにアクセスする際は、URLが「https」で始まっているか(SSL/TLS化されているか)を確認する習慣も、基本的ながら有効な自衛策です。

接続できないときの主な原因

d Wi-Fiにうまく接続できない場合、いくつかの原因が考えられます。慌てずに一つずつ確認してみましょう。

まず考えられるのは、d Wi-Fiの利用登録が完了していないケースです。dアカウントを持っているだけでは利用できず、別途d Wi-Fiの利用申し込み手続きが必要です。公式サイトから現在の契約状況を確認してみてください。

次に、スマートフォンのWi-Fi設定の問題も考えられます。一度Wi-Fi機能をオフにしてから再度オンにしたり、機内モードのオン・オフを試したりすることで改善する場合があります。また、過去に接続したWi-Fiのプロファイルが干渉している可能性もあるため、不要なネットワーク設定は削除しておくと良いでしょう。

その他、店舗の電波状況が悪い、あるいは毎週月曜日の午前1時から5時のメンテナンス時間帯に利用しようとしている可能性も挙げられます。

セブンイレブンのWi-Fiと比較

コンビニ各社はそれぞれ独自のWi-Fiサービスを提供しており、利用条件や方法が異なります。ファミリーマート、セブンイレブン、ローソンのサービスを比較してみましょう。尚、セブンイレブンはすでにサービス提供はしていません。

コンビニサービス名利用条件特徴
ファミリーマートd Wi-Fidポイントクラブ会員登録(無料)ドコモ提供で全国のスポットで利用可能。セキュリティの高い接続方式を選べる。
セブンイレブンセブンスポット Free Wi-Fiセブン-イレブンアプリと会員登録(無料)アプリ経由での接続が基本。以前より接続回数や時間に制限がある。
ローソンLAWSON Free Wi-FiPonta会員登録(無料)Ponta WEBへの登録とログインが必要。1日5回、各回60分まで利用可能。

このように、ファミリーマートのd Wi-Fiは、ドコモの広範なネットワークが利用できる点に強みがあります。一方で、セブンイレブンやローソンは、それぞれの会員サービスと連携した形で提供されているのが特徴です。

ローソンで利用できるWi-Fiは?

ローソンでは、「LAWSON Free Wi-Fi」というサービスが提供されています。このWi-Fiを利用するためには、Pontaカードと連携する「Ponta WEB」への会員登録が必須となります。

利用方法は、ローソン店内でネットワーク名(SSID)「LAWSON_Free_Wi-Fi」に接続し、ブラウザを立ち上げます。表示されたポータルサイトでPonta WEBに登録したIDとパスワードを入力してログインすると、インターネットが利用できるようになる仕組みです。

利用時間には制限があり、1回あたり60分、1日に5回までとなっています。ファミリーマートのd Wi-Fiと同様に無料で利用できますが、Ponta会員であることが条件となる点が異なります。

ファミリーマート ワイファイの要点まとめ

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この記事で解説したファミリーマートのWi-Fiに関する重要なポイントを以下にまとめます。

  • 旧サービス「Famima_Wi-Fi」は2022年7月末で終了した
  • 現在はドコモが提供する「d Wi-Fi」が利用可能
  • d Wi-Fiはdポイントクラブ会員であれば無料で使える
  • ドコモの携帯契約がない方でもdアカウントを作成すれば利用できる
  • 利用にはdアカウント作成とd Wi-Fiの利用申し込みが必要
  • ネットワークはセキュリティレベルの高い「0001docomo」の利用を推奨
  • Web認証方式の「0000docomo」は手軽だがセキュリティに注意
  • フリーWi-Fiは通信を傍受されるリスクが伴う
  • 個人情報やパスワードの入力は極力避けるべき
  • 安全性を高めるにはVPNの利用が効果的
  • URLが「https」で始まるサイトか確認する習慣が大切
  • 接続できない場合は利用登録やスマホの設定を見直す
  • 毎週月曜の深夜はメンテナンスで利用できないことがある
  • セブンイレブンやローソンも独自の無料Wi-Fiを提供している
  • 各コンビニでWi-Fiの利用条件や回数制限は異なる
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