「コンビニでヤマトの荷物を送りたいけど、集荷時間は一体何時までなんだろう?」、「今日の発送に間に合わせたいけど、締切時間を過ぎて失敗や後悔をしたくない」。このように、コンビニ ヤマトの集荷時間について、疑問や不安をお持ちではないでしょうか。
特に、急いで荷物を送りたい時、午前中に出せば当日中に届くのか、土日の扱いは平日と同じなのか気になります。また、最近利用者の多いメルカリの発送におけるやり方や、セブンイレブン、ファミリーマートといった主要コンビニごとの違い、そしてヤマト運輸を取り扱っていないローソンのような注意点まで、知りたいことは多岐にわたるはずです。
この記事では、そんな「コンビニ ヤマト 集荷時間」に関するあらゆる疑問を解消します。各コンビニチェーンの対応サービスから、当日発送の締切を逃さないための具体的なやり方、お得な割引情報まで、あなたが知りたい情報を網羅的に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- コンビニごとの集荷時間の目安と確実な確認方法
- 当日発送の締切を逃さないための具体的なポイント
- 土日祝日やメルカリ発送時における集荷の注意点
- セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの対応サービスの違い
基本解説!コンビニ ヤマトの集荷時間

- 当日発送の締切時間を知るには
- 集荷は何時まで?基本的な仕組み
- 午前中に出せば当日配送できる?
- 集荷時間を過ぎると翌日の発送に
- 土日の集荷時間に違いはあるのか
当日発送の締切時間を知るには
当日発送の締切時間を正確に知るためには、荷物を持ち込む予定のコンビニ店舗へ直接問い合わせるのが最も確実な方法です。
なぜなら、ヤマト運輸の集荷時間は、各店舗の立地やその日のドライバーの巡回ルート、周辺の交通状況によって細かく変動するからです。このため、ヤマト運輸の公式ウェブサイトやアプリ上でも、全店舗統一の締切時間は案内されていません。
例えば、オフィス街にある店舗と住宅街にある店舗では、集荷のタイミングが異なる場合があります。電話で一本「ヤマト運輸の宅急便の最終集荷は何時頃ですか?」と確認するだけで、発送計画が格段に立てやすくなります。特に急ぎの荷物を送る際は、この一手間をかけることが、確実な当日発送に繋がる鍵となります。
集荷は何時まで?基本的な仕組み
コンビニでの荷物の発送受付は、店舗が営業している限り24時間365日可能です。しかし、実際にヤマト運輸のドライバーが荷物を回収に来る「集荷」は、1日に1回から2回、特定の時間帯に行われるのが基本的な仕組みです。
コンビニはあくまで荷物を預かる「受付窓口」の役割を担っており、ドライバーが定期的に各店舗を巡回して荷物を集めています。この集荷時間は店舗によって異なりますが、多くの場合は午前中(10時~11時頃)と午後(15時~17時頃)に設定されている傾向があります。
したがって、深夜や早朝に荷物を預けたとしても、ドライバーが来る次の集荷時間まで、その荷物はコンビニのバックヤードで保管されることになります。荷物の追跡サービスでステータスが「荷物受付」のまま変わらないのはこのためです。
午前中に出せば当日配送できる?
午前中の集荷時間までに荷物を発送すれば、届け先のエリアによっては当日中に配送される可能性があります。
ヤマト運輸の配送網は非常に効率的に組まれており、午前中に集荷された荷物は、その日の早い段階で地域の集配拠点(ベース)に運ばれ、方面別の幹線輸送便に載せられやすくなります。
ただし、これはあくまで同一地域内や近隣県への配送など、物理的な距離が近い場合に限られることが多いです。例えば、関東エリア内での発送・配達であれば当日配送の可能性はありますが、関東から関西へといった長距離の配送では、午前中に出しても到着は原則として翌日以降となります。もし当日配送の確実性を少しでも高めたいのであれば、コンビニではなくヤマト運輸の営業所へ直接持ち込む方が、より遅い時間まで当日発送の便に間に合う可能性があります。
集荷時間を過ぎると翌日の発送に
はい、その通りです。店舗で定められた最終の集荷時間を1分でも過ぎて預けられた荷物は、原則として翌日の発送扱いとなります。
これは、集荷担当のドライバーが一度店舗を離れてしまうと、その日にその店舗へ再び集荷に戻ることは基本的にないためです。集荷時間を過ぎた荷物は、翌日の最初の集荷便が来るまで店舗で保管され、そこから初めて配送プロセスがスタートします。
具体例を挙げると、最終集荷が16時の店舗で17時に荷物を預けたとします。この場合、荷物の追跡情報を確認しても、翌日の午前中に次の集荷ドライバーが荷物をピックアップするまで、ステータスは「荷物受付」のまま更新されません。発送日から到着日までのリードタイムを計算する際は、この集荷時間のタイムラグを考慮に入れることが大切です。
土日の集荷時間に違いはあるのか
基本的に、多くのコンビニ店舗では平日と土日祝日で集荷時間に大きな違いを設けていません。
ヤマト運輸の配送サービスは年中無休で稼働しており、それに伴いコンビニからの集荷業務も365日体制で行われているのが一般的です。日曜日や祝日だからといって集荷が休みになることはなく、平日に荷物を出すのと同じ感覚で利用することができます。
ただし、注意点として、店舗によっては休日の周辺道路の混雑状況などを考慮して、集荷時間が平日と若干前後する可能性は否定できません。特にゴールデンウィークやお盆、年末年始などの大型連休中は、通常とは異なるスケジュールになることも考えられます。もし重要な荷物を休日に発送する場合は、念のため店舗に集荷時間を確認しておくと、より安心して利用できるでしょう。
コンビニ ヤマトの集荷時間とサービス詳細

- セブンイレブンの集荷時間と特徴
- ファミリーマートの集荷時間と特徴
- ローソンはヤマト非対応なので注意
- スマホで簡単!伝票なしのやり方
- メルカリ発送も集荷時間は同じ?
セブンイレブンの集荷時間と特徴
セブンイレブンはヤマト運輸と提携しており、全国の多くの店舗で宅急便の発送・受け取りサービスを提供しています。集荷時間は店舗によって異なりますが、午前と午後の1日2回設定されていることが多いです。
セブンイレブンから発送できるサービスは、通常の「宅急便(発払い・着払い)」や小さな荷物向けの「宅急便コンパクト(発払いのみ)」が中心です。ゴルフ・スキー・空港宅急便も利用できますが、クール宅急便や、160サイズを超える荷物、30kg以上の荷物は取り扱っていません。
支払い方法は現金、クレジットカードのほか、電子マネーのnanacoも利用可能です。伝票は店内に用意されているものに手書きで記入するか、後述する「宅急便をスマホで送る」サービスを利用して、レジで送り状を発行することもできます。
サービス名 | セブンイレブンでの取り扱い | 備考 |
宅急便(発払い・着払い) | ◯ | 160サイズ、25kgまで |
宅急便コンパクト(発払い) | ◯ | 専用BOX(別売)が必要 |
宅急便コンパクト(着払い) | × | 利用不可 |
クール宅急便 | × | 利用不可 |
ゴルフ/スキー/空港宅急便 | ◯ | 往復宅急便も利用可能 |
ネコポス | ◯ | フリマアプリ等の提携サービスのみ |
ファミリーマートの集荷時間と特徴
ファミリーマートもヤマト運輸と提携しており、セブンイレブンとほぼ同様のサービスを提供しています。集荷時間も店舗ごとに異なりますが、1日1〜2回が目安となります。
ファミリーマートの大きな特徴は、店内に設置されているマルチコピー機を利用した発送手続きができる点です。「宅急便をスマホで送る」サービスと連携し、事前に作成したQRコードをマルチコピー機にかざすことで、申込券が発行され、レジでスムーズに手続きが完了します。
なお、以前は可能だったTポイントなどの共通ポイントの付与・利用サービスや、スキー宅急便の取り扱いは、制度変更やサービス見直しにより現在は終了しています。利用可能なサービスや条件は変更されることがあるため、発送前に公式サイトなどで確認すると良いでしょう。
マルチコピー機での発送手順
- ヤマト運輸のサイト等で発送情報を入力し、QRコードを準備します。
- ファミリーマート店内のマルチコピー機で「荷物の発送」を選択します。
- 画面の案内に従ってQRコードをかざします。
- 内容を確認し、「Mコピーサービス申込券」を発行します。
- 申込券と荷物を30分以内にレジへ持ち込み、会計と手続きをします。
- レジで受け取った伝票と専用袋を自分で荷物に貼り付け、店員に預けて完了です。
ローソンはヤマト非対応なので注意
ここで非常に重要な注意点があります。ローソン(およびナチュラルローソン、ローソンストア100)では、ヤマト運輸の宅急便を発送することはできません。
これは、ローソンがヤマト運輸ではなく日本郵便と提携しているためです。ローソンの店頭では、日本郵便の「ゆうパック」の発送を受け付けています。もしヤマト運輸の宅急便で荷物を送りたい場合は、セブンイレブンやファミリーマート、デイリーヤマザキなど、ヤマト運輸と提携している他のコンビニを利用する必要があります。
逆に、ゆうパックや「ゆうゆうメルカリ便」などを送りたい場合には、ローソンやミニストップが便利です。また、ローソン店内に設置されているポストからは、レターパックやクリックポストといった郵便サービスの荷物を投函することも可能です。どの配送サービスを利用したいかによって、行くべきコンビニが異なることを覚えておきましょう。
スマホで簡単!伝票なしのやり方
現在では、ヤマト運輸の公式サービスや各種フリマアプリを利用することで、スマホだけで配送手続きが完結し、手書きの伝票なしで荷物を発送できます。
この仕組みは、事前にスマートフォンアプリやウェブサイトで届け先や依頼主の情報を入力し、発行されたQRコードをコンビニのレジや専用端末で読み取らせることで、配送用のラベルが自動的に印刷されるというものです。
例えば、ファミリーマートではマルチコピー機を、セブンイレブンではレジのバーコードリーダーを使ってQRコードを読み取ります。この方法のメリットは、手書きによる伝票の書き間違いを防げること、住所などの個人情報を店員に見られずに済むこと、そして「デジタル割」として60円の運賃割引が適用されることなどが挙げられます。時間短縮とコスト削減の両方に繋がる、非常に便利なやり方です。
メルカリ発送も集荷時間は同じ?
はい、フリマアプリ「メルカリ」の配送サービス「らくらくメルカリ便」をコンビニから発送する場合も、集荷時間は通常の宅急便と同様のスケジュールに準じます。
「らくらくメルカリ便」は、メルカリがヤマト運輸の配送網を活用して提供しているサービスです。そのため、コンビニでの集荷プロセスは、一般の宅急便の荷物と全く同じ流れになります。セブンイレブンやファミリーマートから発送する際は、その店舗のヤマト運輸の集荷時間に間に合うかどうかで、いつ発送されるかが決まります。
なお、メルカリにはもう一つ「ゆうゆうメルカリ便」という日本郵便を利用した配送方法もあります。こちらはローソンやミニストップから発送することになり、集荷の仕組みや時間も日本郵便の基準に準じるため、混同しないよう注意が必要です。
賢く使うコンビニ ヤマトの集荷時間

この記事で解説してきた、コンビニ ヤマトの集荷時間に関する重要なポイントを以下にまとめます。
- コンビニのヤマト集荷時間は全国一律ではなく店舗ごとに異なる
- 最も確実な集荷時間の確認方法は店舗への直接の電話問い合わせ
- 荷物の受付は24時間可能だが実際に発送されるのは集荷タイミング
- 集荷は1日に1回または2回、午前と午後に設定されていることが多い
- 最終集荷時刻を過ぎて預けた荷物は翌日の集荷で発送される
- 土日や祝日でも集荷スケジュールに大きな変更はないのが一般的
- 当日配送は届け先の距離が近い場合に限り可能性がある
- セブンイレブンとファミリーマートがヤマト運輸の主要提携コンビニ
- ローソンではヤマト運輸の宅急便は発送できずゆうパックの扱い
- ヤマトで送りたい荷物を誤ってローソンに持ち込まないよう注意
- 「宅急便をスマホで送る」を使えば伝票不要で発送できる
- スマホ発送は手書きの手間が省けデジタル割で60円お得になる
- メルカリの「らくらくメルカリ便」の集荷も通常の宅急便と同じ
- 持込割引として運賃が100円安くなるメリットがある
- クール便や160サイズ超の荷物はコンビニから発送できない