セブンイレブンでホットコーヒーを買いたいけれど、最近の値上げで値段がいくらになったのか気になっている方も多いのではないでしょうか。また、レジでの頼み方やマシンの操作に不安を感じたり、RとLで量はどのくらい違うのか、カロリーは気にする必要があるのかなど、知りたいことは尽きませんね。毎日のように利用するコンビニだからこそ、損をしない買い方や自分好みの味を見つけるための情報をしっかり押さえておきたいものです。

- 値上げ後の最新価格とメニューの種類がわかる
- RサイズとLサイズの実測容量やお得感がわかる
- マシンの正しい使い方や濃さ調整の方法がわかる
- お得なクーポンの活用法や他社との違いがわかる
2025年版セブンイレブンのホットコーヒーの値段と量

ここでは、価格改定後の最新の値段やメニューのラインナップ、そして実際にカップにどれくらいの量が入っているのかといった基本的な情報から、気になる成分や味の評判までを詳しく掘り下げていきます。
値上げされた価格とメニューの種類一覧
2025年の7月に実施された価格改定によって、私たちが普段親しんでいるセブンカフェの価格体系は大きく変わりました。長年「100円コーヒー」として愛されてきたレギュラーサイズも、原材料費の高騰や円安の影響を受けて値上げされています。
現在販売されているホットメニューの価格をまとめてみました。
| メニュー名 | サイズ | 税込価格 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ホットコーヒー | R | 140.40円 | スタンダードな一杯 |
| ホットコーヒー | L | 220.32円 | たっぷり飲みたい時に |
| ブルーマウンテンブレンド | R | 220.32円 | 高級豆を使用したプレミアム |
| ホットカフェラテ | R | 198.72円 | ミルクの甘みが特徴 |
| ホットカフェラテ | L | 280.80円 | 満足感のある大容量 |
※価格は軽減税率8%適用時のものです。店舗や地域によって取り扱いがない場合や価格が異なる可能性があります。
特筆すべきは、Lサイズの値上げ幅がRサイズよりも大きいという点ですね。以前は「迷ったらLサイズ」がお得なイメージでしたが、現在はRサイズとの価格差が80円に広がっています。また、プレミアムラインである「ブルーマウンテンブレンド」のRサイズが、通常のLサイズと同じ価格設定になっているのも面白いポイントです。「量を飲むか、質を楽しむか」という選択を迫られる価格設定になっていると言えるでしょう。
RとLの量は何mlか実測値を検証
「RサイズとLサイズ、結局どっちがお得なの?」というのは、私も含めて多くの人が抱く疑問だと思います。公式サイトには「カップの大きさ」はあっても具体的な注出量は明記されていないことが多いので、一般的な実測データを元に検証してみました。
一般的に言われているセブンカフェのホットコーヒーの量は以下の通りです。
- R(レギュラー)サイズ:約150ml〜160ml
- L(ラージ)サイズ:約235ml〜260ml
これを1mlあたりの単価で計算してみると、Rサイズは約0.88円、Lサイズは約0.85円となります。計算上はLサイズの方がわずかに割安ではありますが、以前ほどの圧倒的なお得感は薄れているのが正直なところです。
選ぶ基準のヒント
・短時間の休憩や、冷める前に飲みきりたいなら「Rサイズ」
・長時間作業のお供や、ドライブで移動中に飲むなら「Lサイズ」
無理にLサイズを選んで最後が冷めてしまうよりは、その時のシチュエーションに合わせて選ぶのが一番賢い買い方かもしれませんね。
気になるカロリーやカフェインの成分
健康を意識している方にとって、カロリーやカフェイン量は無視できないポイントです。特にダイエット中や、夜遅い時間に飲む場合は気になりますよね。
まずカロリーについてですが、ブラックのホットコーヒーであれば、Rサイズで約7kcal、Lサイズでも約9kcalと、ほぼゼロに近い低カロリーです。糖質も非常に少ないため、糖質制限中の方でも安心して飲むことができます。
注意点:カフェラテの場合
カフェラテは濃厚なミルクを使用しているため、Rサイズで約80kcal、Lサイズだと約120kcal程度になります。ブラックと同じ感覚で何杯も飲むと、意外とカロリー摂取量が増えてしまうので注意が必要です。
次にカフェイン量ですが、Rサイズで約98mg、Lサイズでは約150mg〜160ml程度含まれていると言われています。Lサイズのカフェイン量はエナジードリンク1本分を上回ることもあるため、眠気覚ましには最適ですが、カフェインに敏感な方や妊婦さんは摂取量に気をつけた方が良いでしょう。
また、最近では「水素焙煎」などの技術を用いた低カフェインコーヒー(カフェインレスに近い商品)を導入している店舗もあるので、カフェインを控えたい方はそちらを探してみるのもおすすめです。
まずいという評判の理由と味の特徴
ネットで検索していると「セブン コーヒー まずい」といったサジェストワードを見かけることがあります。好みの問題と言ってしまえばそれまでですが、なぜそう感じる人がいるのか、私なりに分析してみました。
セブンイレブンのコーヒーは、主にウォッシュド(水洗式)の豆を多く使い、「香り」と「キレのある酸味」を重視したブレンドになっています。そのため、昔ながらの喫茶店のような「深煎りの苦いコーヒー」が好きな方にとっては、少し酸味が強く感じられたり、「薄い」と感じられたりすることがあるようです。
美味しくないと感じる時の原因
・店舗の回転率が悪く、豆が古くなっている可能性
・マシンの清掃が行き届いておらず、雑味が混じっている可能性
・タッチパネルで「軽め」を選んでしまい、好みの濃さと合わなかった場合
逆に言えば、すっきりとした後味や華やかな香りが好きな方にとっては、非常に評価が高いのも事実です。最近では焙煎方法を進化させてコクを深める工夫もされているので、一度「濃いめ」設定で試してみると印象が変わるかもしれません。
アプリのクーポンを使ってお得に飲む
1杯140円になったとはいえ、毎日飲むと月額でそれなりの出費になります。そこで活用したいのが、セブンイレブン公式アプリです。
アプリ会員になっていると、不定期ですが「コーヒー無料クーポン」や「数十円引きクーポン」が配信されることがあります。また、「コーヒーを10杯買うと1杯無料」といったキャンペーンが実施される時期もあり、ヘビーユーザーにとっては見逃せない特典です。
さらに、朝の時間帯にパンとセットで買うと割引になる「朝セブン」や、新作スイーツとの同時購入で値引きされるセット割なども頻繁に行われています。レジに並ぶ前に、一度アプリを開いて「使えるクーポンがないか」を確認する癖をつけるだけで、年間で考えると大きな節約になりますよ。
セブンイレブンのホットコーヒーの買い方とマシンの操作

ここからは、実際に店舗に行ってからコーヒーを手に入れるまでの手順を解説します。特に初めて利用する方や、新しいマシンに戸惑っている方に向けて、わかりやすくガイドします。
レジでの頼み方とカップを受け取る手順
セブンイレブンでホットコーヒーを買う手順はとてもシンプルです。アイスコーヒーのように冷凍ケースから氷入りのカップを持っていく必要はありません。
基本的には、直接レジカウンターに行って店員さんに口頭で注文します。
「ホットコーヒーのレギュラー(R)ください」
「ホットコーヒーのラージ(L)お願いします」
このように伝えて会計を済ませると、店員さんがホット専用の紙カップ(茶色っぽいカップ)を手渡してくれます。あとはそのカップを持って、レジ横や店内の一角にあるコーヒーマシンのコーナーへ移動するだけです。
2種類のマシンの違いと正しい選び方
現在、セブンイレブンの店舗には大きく分けて2種類のマシンが設置されていることが多いです。これを間違えると「カフェラテが作れない!」「使い方がわからない!」と焦ることになるので注意が必要です。
| 特徴 | タッチパネル式(黒) | ボタン式(白/シルバー) |
|---|---|---|
| 見た目 | 黒くてスタイリッシュ、大きな画面あり | 物理ボタンがたくさん並んでいる |
| 得意分野 | ブラックコーヒー専用 | カフェラテも作れる |
| 機能 | 濃さの調整が可能 | ミルクメニュー対応 |
一番のポイントは、新しいタッチパネル式の黒いマシンではカフェラテが作れないという点です(一部例外があるかもしれませんが、基本仕様として)。カフェラテのカップを買ったのに、おしゃれな黒いマシンの前に立ってしまうと、ミルクが出てこなくて途方に暮れることになります。
「ブラックなら黒いマシン」「ラテなら白いボタンのマシン」と覚えておくとスムーズです。
タッチパネル式で濃さを調整する方法
黒いタッチパネル式のマシンを使う最大のメリットは、「濃さ」を自分好みに選べることです。
カップをセットすると、センサーが自動でサイズ(RかLか)を検知してくれます。その後、画面に以下の3つの選択肢が表示されます。
- 軽め:すっきりゴクゴク飲みたい時に。アメリカンに近い感覚。
- ふつう:セブンカフェが推奨する黄金比のバランス。
- 濃いめ:苦味とコクをしっかり感じたい時に。眠気覚ましや甘いものと合わせるのに最適。
この機能は豆の量を変えているのではなく、お湯の注ぎ方や蒸らし時間を制御して味わいを変えているそうです。その日の気分に合わせてタップして選ぶだけで、同じ豆でも違った表情を楽しめるのが嬉しいですね。
カフェラテを作る時の重要な注意点
先ほども触れましたが、カフェラテを作る際はマシン選びが命です。必ず「ミルクの抽出口があるボタン式のマシン」を選んでください。
そして、操作する際にもう一つ注意点があります。ボタン式のマシンにはたくさんのボタンが並んでいるため、「ホット」と「アイス」、「R」と「L」を押し間違えないようにすることです。
よくある失敗
ホットラテのカップをセットしたのに、間違えて「ホットコーヒー(ブラック)」のボタンを押してしまった……。これだとミルクが入らず、ただのコーヒーになってしまいます。ボタンを押す前には、必ず「カフェラテ」の表記があるか指差し確認しましょう。
他社のコンビニコーヒーと比較した違い
最後に、他社のコンビニコーヒーと比べてセブンカフェにはどんな特徴があるのかを整理してみます。
- セブンイレブン:香りとキレ重視。酸味と苦味のバランスが良い優等生タイプ。全国どこでも同じ味が楽しめる安定感が強み。
- ファミリーマート:最近評価が急上昇中。「モカブレンド」など甘い香りとフルーティーさを重視しており、女性人気も高い。
- ローソン:手渡しサービス(一部店舗)や、カフェラテのミルクの美味しさに定評あり。メニューのバリエーションが豊富。
もし「セブンのコーヒーはちょっと酸っぱいな」と感じたら、コク重視のファミマのモカや、マイルドなローソンを試してみるのも良いでしょう。逆に、朝の目覚めにシャキッとしたキレが欲しい時は、セブンイレブンが一番だと私は思います。
2025年のセブンイレブンのホットコーヒーまとめ

今回は、2025年現在のセブンイレブンホットコーヒーについて、価格や量、買い方のポイントまで幅広く解説してきました。
値上げはありましたが、それでも淹れたての本格的なコーヒーが140円から楽しめるのは、依然として素晴らしいコストパフォーマンスだと思います。タッチパネルでの「濃さ調整」や、アプリクーポンの活用など、知っているだけでより美味しく、お得に楽しめる要素がたくさんあります。
ぜひ明日の朝は、自分好みの「濃さ」を見つけたり、アプリをチェックしてからお店に行ってみてください。いつもの一杯が、ちょっと特別なものに変わるかもしれませんよ。
※本記事の情報は執筆時点のものです。正確な価格や栄養成分については、必ずセブンイレブンの公式サイトや店頭でご確認ください。

