フリマアプリでの発送作業中にふと、ローソンにあるゆうパケットプラスの箱はどこで買えるのか、あるいは値段やサイズはどのくらいなのかと迷ってしまうことはありませんか。私自身も初めて利用した際は、店内の売り場を探し回ったり、買い方や再利用のルールが分からずに戸惑ったりした経験があります。この記事では、私が実際に利用して分かったポイントを交えながら、発送までの流れを分かりやすくお話しします。

- ローソン店内の具体的な売り場と購入方法
- 専用箱の正確なサイズと厚さ7cmのメリット
- 再利用するための条件と注意点
- Loppiやスマリを使った発送手順のポイント
ローソンでのゆうパケットプラス箱の売り場と買い方

まずは発送の要となる「専用箱」の入手方法についてです。ローソンの店内で見つけられずに焦ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。ここでは、スムーズに購入するためのポイントをまとめておきますね。
店内の売り場はどこ?文具棚やレジ前を確認
ローソンに入店して、真っ先にどこに向かえばよいか迷いますよね。私の経験上、ゆうパケットプラスの箱は「雑誌コーナーの近く」や「文房具棚の下段」に置かれていることが多いです。店舗によっては、レジカウンターの目の前に特設コーナーが作られていることもあります。
箱は組み立て前の平らな状態で陳列されているので、パッと見ただけでは少し見つけにくいかもしれません。もし見当たらない場合は、店員さんに「ゆうパケットプラスの箱はありますか?」と聞いてみるのが一番早いです。バックヤードから出してくれることもよくありますからね。
売り場のチェックポイント
- 雑誌コーナーのラック周辺
- 文房具売り場(特に下段)
- レジ前の特設スペース
専用箱の値段は税込65円!ポイントも使える
専用箱の値段は、全国一律で税込65円です。送料とは別にこの箱代がかかる点は覚えておきましょう。購入時は、普通の商品と同じようにレジへ持っていき会計をします。
このとき、Pontaポイントやdポイントを使って支払うことも可能ですし、もちろんポイントも貯まります。数十円の買い物ですが、チリも積もればなんとやら。ポイ活をしている私としては、忘れずにカードを提示するようにしています。
サイズや厚さは?7cmまで入るメリット
ゆうパケットプラスの最大の魅力は、なんといってもその「厚さ」にあります。具体的なサイズは以下の通りです。
| 長さ | 24cm |
|---|---|
| 幅 | 17cm |
| 厚さ | 7cm |
| 重さ | 2kg以下 |
一般的なゆうパケットやネコポスは厚さが3cm程度までなので、それに入らない「厚手の冬服」や「マグカップ」、「小型のフィギュア」などを送るときに、この7cmという厚さが絶妙に便利なんですよね。60サイズの宅配便を使うと送料が高くなってしまう微妙なサイズの荷物には、救世主のような存在です。
セブンやファミマでは買えない点に注意
ここ、意外と間違いやすいポイントです。コンビニならどこでも売っているわけではありません。ゆうパケットプラスの専用箱を取り扱っているのは、コンビニの中ではローソンだけです。
セブン-イレブンやファミリーマートで売っているのは「宅急便コンパクト」の箱なので、間違えて買わないように注意してくださいね。私も急いでいる時にうっかりセブンに入ってしまい、「あれ、ない!」となったことがあります。
購入できる場所
- ローソン
- 郵便局
- メルカリストア(オンライン)
※セブン-イレブンやファミリーマートでは購入できません。
専用箱は再利用できる?条件と注意点
実は、ゆうパケットプラスの箱は再利用が可能です。「一度使ったら終わり」だと思っている方も多いかもしれませんが、条件さえ満たせば何度でも使えます。これはお財布にも環境にも優しいですよね。
ただし、以下の状態だと再利用を断られることがあるので注意が必要です。
- 箱が大きく変形・破損している
- 水濡れなどで強度が落ちている
- 以前の伝票やバーコードが残ったままになっている
- 「ゆうパケットプラス」のロゴがガムテープ等で隠れて見えない
もし自分が購入者として荷物を受け取った際、箱がきれいな状態だったら、丁寧に開封して次の発送用に取っておくのがおすすめです。これで箱代65円が浮くのは大きいですよね。
ローソンでゆうパケットプラス箱を使う発送手順

箱を手に入れて梱包が済んだら、いよいよローソンでの発送手続きです。ここでは、実際に店舗で行う操作や注意すべきトラブルについて解説します。
ロッピーとスマリでの発送方法の違い
ローソンでの発送には、主に2つのパターンがあります。おなじみの赤い端末「Loppi(ロッピー)」を使う方法と、一部の店舗に設置されている「Smari(スマリ)」を使う方法です。
Loppiの場合:
店内のLoppi端末でQRコードを読み込み、出てきたレシート(申込券)をレジに持っていきます。レジで伝票と袋を受け取り、自分で荷物に貼り付けて店員さんに渡します。有人対応なので安心感がありますが、レジが混んでいるときは少し待ち時間が発生することもあります。
Smariの場合:
関東や関西などの都市部を中心に設置されている「スマリボックス」を使います。こちらは店員さんを介さずに発送が完結します。ボックスの画面でQRコードを読み込み、発行されたラベルを荷物に貼って、そのままボックスの投函口に入れるだけ。レジに並ぶ必要がないので、急いでいるときは本当に便利です。
発送時の梱包にガムテープは必要か
ゆうパケットプラスの箱は、組み立て式です。基本的には差し込み口をロックする構造になっていますが、輸送中に開いてしまわないよう、ガムテープでの補強は必須だと考えたほうがよいでしょう。
特に底面と天面(フタ部分)の「H貼り」をしっかりしておくと安心です。ローソンの店舗によってはテープを貸してくれることもありますが、基本的には自分で梱包を完了させてから持ち込むのがマナーです。私はいつも自宅でしっかりテープを貼ってから店舗に向かうようにしています。
厚さ7cmを超えて膨らんだ時の対処法
衣類などを詰め込みすぎると、箱の中央が膨らんでしまい、厚さが7cmを超えてしまうことがあります。これを「バルジング(膨らみ)」と呼びますが、この状態だとサイズオーバーと判定されるリスクが高まります。
もし少し膨らんでいるなと思ったら、箱の中央部分を養生テープなどで軽く押さえるように留めると、膨らみを抑えられます。ただし、無理やり押し込むと箱が破損する原因になるので、あくまで自然に収まる範囲で調整しましょう。
サイズオーバーしたら返送されるリスク
ここが一番怖いポイントです。もし集荷後の計測で「厚さ7cm超」や「重量2kg超」と判断されると、荷物は発送元(自分)に返送されてしまいます。あるいは、場合によっては自動的に「ゆうパック(60サイズ)」に切り替わり、高い送料が請求されることもあります。
ローソンのレジでは店員さんが厳密にサイズを測るわけではありません。「レジで受け取ってもらえたから大丈夫」と油断するのは禁物です。正確な計測は郵便局に到着してから行われるため、自宅を出る前に定規などでしっかり確認しておくことを強くおすすめします。
サイズオーバー時のデメリット
- 荷物が戻ってきて再発送の手間がかかる
- 購入者へのお詫びや連絡が必要になる
- 勝手にゆうパック扱いに変更され、送料が高くなる(利益が減る)
ローソンのゆうパケットプラス箱を賢く活用

ここまで、ローソンでのゆうパケットプラス箱の買い方や発送のコツを見てきました。最初は「専用箱?ちょっと面倒かも」と思うかもしれませんが、厚さ7cmというサイズ感は、使い慣れると他の配送方法には戻れないほど便利です。
最後に、スムーズな利用のためのポイントをおさらいしておきましょう。
- 箱は雑誌コーナーや文具棚の下をチェック
- 価格は65円、Pontaポイントなども利用可能
- きれいな箱は再利用してコスト削減
- 厚さ7cmの制限は厳守(膨らみに注意!)
- レジ待ちのないSmari(スマリ)も活用してみる
この記事が、あなたの発送作業の助けになれば嬉しいです。ルールを守って、賢くお得にフリマライフを楽しみましょう!

